カテゴリ:サムライ・ブルー
◆明暗を分けた北京五輪サッカーの男女の結果であった◆
男子五輪は、ナイジェリアとは明らかに実力差があった。アメリカとも自力に差があった。 シドニー五輪の二の舞を受けるだろうと予想していたが、そのとおりとなった。 シドニーとの違いは、アメリカは日本をそれほど恐れていなかったこと。シドニー五輪は、後の日韓W杯の主力メンバーが主体で、ゴールデンエイジの全盛期直前、全盛期は日韓W杯の前年のコンフェデだろうか。 それにしても、今日は「なでしこジャパン」を褒めたい。 格上のノルウェーを相手に、前半1点を先制され、すぐに同点に追いついた。 後半の立ち上がり、ノルウェーは暈にかかって、攻めあがり、一気に日本をつぶしに掛かった。 これに良く耐えた「なでしこ」は、裏を付いたカウンター攻撃の速攻で、逆転~そして追加、また澤の追加で、4対1とリード。 「なでしこ」の良さは、上背が10cm以上の大型の相手に対して、1対1では、ボールをキープして負けないこと。相手ゴール前では、シンプルなパスで素早い攻撃をし、相手のディフェンスの守りに入る前にシュートに持ち込むことができた。 綺麗なシュートは、前半同点のシュートと5点目のシュートのみ、あとはお世辞にも素晴らしいとは言えない。泥臭いが確実にゴールに入るシュート。これこそが日本代表に求められているサッカーなのだ。 5対1、世界ランク5位に対し10位の「なでしこ」は、気力で相手を上回った。リードされ、焦るノルウェーには、危険を冒した隙だらけのディフェンス、もろくなったノルウェーよりも、ここぞという時に確実に得点をあげた「なでしこ」を褒めたい。 大量リードした「なでしこ」は、守備も見違えるまでに良くなった。余裕が生まれたのだ。 男子サッカーには、「なでしこジャパン」の爪の垢でも飲ませてやりたい・・・(笑)。 男子の本当にやりたいサッカーを、すべてにおいて「なでしこジャパン」が、お手本を見せてくれた。 昨日は水泳の2連覇世界新の「北島」を今日は、手放しで「なでしこジャパン」を褒めようではないか。 強豪ノルウェーに完勝の「なでしこジャパン」よ。 「決勝トーナメント出場、おめでとう!」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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