先日バニラが「お母さん、何でもいいからノートちょうだい!線が入ってても入ってなくてもいいから!(^^)」と言い出した。ノートの在庫はたくさんあるから「いいよ~!」と言いかけて、はっ!(@@)と気付く。
国語や算数で使うんだったら「何でもいい」なんて言い方しないだろう。お絵かきするなら真っ白な『じゆうちょう』を持ってるだろうし。何だか嫌な予感・・・(--)。
「何に使うの?」と聞いてみたら、
「怨みノート作ろうと思って!(^^)」
「怨みノート!?(-△-;)」
そのとき、私の頭をよぎったもの
「そ、それはアレ?デスノートみたいに死んで欲しいなぁと思う人がどういう風に死ぬかを書くわけ?(^^;)」
「ううん!私にいじわるした人のことを、どんないじわるしたか忘れないように書いとくの!(^^)」
うわ。怖ぇ!
なんだか執念深いよバニラ(-▽-;)と私が内心おびえて(笑)いると、
「あのね、お母さんは私が『死ね』とか『殺す』とかいう言葉使うと「やめなさい」って怒るでしょ?でも口に出さないでノートに書くんならいいでしょ!?」とバニラ。
なるほど(@@)。
実は最近バニラたちの小学校は言葉遣いや態度がとても荒れているらしい。
ショコラの担任の先生によると、1年生でもTVやゲームが生活の中心になってて、本を読んだり(読んでもらったり)することが減ったり、言葉での丁寧なコミュニケーションが減ったりで、語彙が貧困になっているらしい。
だから例えば、お友達が通路にいて通れない場合、「そこにいると通れないからどいて」と言えば済むところを、「うざい!死ね!!」と言って突き飛ばすことになるらしい(ーー;)。
(まだ1年生なのに・・・(T△T)
学校がそんな感じだから当然バニラも影響を受けて、家での言葉がそりゃもうひどいのだ。
なので「そんな悪い言葉をつかっちゃだめだよ」「言霊っていって言葉には力があるんだよ」等厳しく注意をしてるので、バニラも一応気をつけてるんだよね。
それでも「書くのもどうよ?(ーー;)」と思ったので、
「却下!そんなことに使われるの嫌だからノートはやれないよ(-△-;)」
と言ったらぶーぶー文句を言いつつも、とりあえず素直に引き下がってくれた。
が、しかし。
その後、とあるイベントでバニラは参加賞をもらった。
とっても可愛いキャラクターがついたファンシーなノートだ。
「よかったね~!可愛いノートもらって!(^▽^)」と私が声を掛けたら、
「うん!私これを怨みノートにする!!(^ー^)」とバニラ。
ひぃ~!!まだやる気だったのか!!(><;)
しかも今度はバニラのノートだから、バニラがどう使おうとなんだか文句つけにくい。
いや、でも待てよ。
バニラも学校でいろいろ嫌な事があってストレス抱えて帰って来てるんだと思う。
それはときには『殺したい!』『死んで欲しい!』という言葉でしか表現(発散)出来ないこともあるんじゃないだろうか??
しつけも大切だけど、バニラの思いを飲み込ませてばかりでストレスを溜め込むのもよくないだろう。いつか爆発しちゃったらどうする!?
ノートに書くことで吐き出すことが出来るなら、易いもんじゃないか・・・!
「ねぇお母さん、いいでしょ?このノートを怨みノートにしても!」
「・・・しょうがないな~。バニラのノートだから好きに使いなよ。ただ、もしよかったらおもしろそうだから(←監視目的だと思われないよう)書いたらお母さんにも見せてくれない!?(^^;)」
「いいよ~!(^^)」
というわけで、バニラの怨みノートが誕生<核爆。
ちなみにどんなことが書いてあるかというと・・・こんなこと書いてありました(--)。
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1い MT (←クラスの男子の名前)
ピアニカではらをなぐり、すぐ(ぶっころす。)など(ぶんなぐってやろっかv)などのことばをつかい、けしごむをとり、ペットボトルのふたをぬすんだつみでしけいにします♪v
2い HT
「●●●●」(←名前に関連したからかい言葉)や「●●●●●●●●」とばかにしたが、たすけてくれるのでとくべつに3いにし、ろうや50年間にします。さいごにひとこと。「かんしゃしろ」
3い ショコラ (←ひ、ひどい!!(>△<。)
とにかく、ひごろのおこないがわるいので2いです。なぜかというと3いはTくんなのだ。「いいきみ」
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・・・こんな調子で現在5位まで書かれてます(--;)。
なんだかな~と思わないでもないけどね。
ま、大目に見てやるかってことで(--)。