カテゴリ:アンサンブル
山氏@安芸が所属している”Men's Vocal Ensemble 寺漢”の演奏会に行ってきた。
2007年11月末に団を立ち上げて1年ちょっとでの初の定演。昨年は宝塚や地元の アンコンやコンクールでステージで場数を踏まれ、満を持しての演奏会。皆さんの活力には ただただ頭が下がるばかり。 会場は日本福音ルーテル教会。複合ビルの中に作られたコンクリート打ちっぱなしの近代的 な内装の教会。なんか響きが良さそう(^-^)ワクワク(^-^)中央少し前よりに席を確保して 開演を待つ。 1ステは現代作曲家の作品から3曲。 1曲目:「深き淵より」アルヴォ・ペルト(エストニア)教会後方の聖歌隊席からの演奏。 オルガンと重々しいベースパートから曲が始まる。”深い淵の底から、主よ、あなたを 呼びます。”それに他のパートが重なっていく。いい響きを期待していたけど残念ながら 会場の残響は殆ど無く、個々の声がハッキリ聴こえてくる。なかなか厳しい環境のよう。 2曲目は下に降りてきての演奏。ローリゼン「めでたし、いと優しきマリア」 ベースがずっと同じ音を長く伸ばしている上を他パートがハモったりぶつかったりとローリ ゼンの雰囲気を醸し出してくる。 3曲目はミシュキニス「主に向かって新しい歌を歌え」これは昨年のコンクールでも歌われ ていたようで、かなり歌いこなしている感を感じた。 どれも難しい曲を良く歌われている。みなさんの熱意に拍手! 2ステは木下牧子さんのアカペラから「恋のない日」「ロマンチストの豚」「夢みたものは」 の3曲。「恋の・・」は出だしの重厚な和音と繊細に移り変わるハーモニーを十分堪能させて 頂いた。 休憩を挟み3ステはエストニアの現代作曲家マキ女史による「ラップランドの歌」「壊れた 櫂」の2曲。自分にとってはとても難解な曲。とても難しいです。(^^;) 最後のステージはチェロとコントラバスを加えてメンデルスゾーン。「Adspice Domine」 1から5曲目まで、全体合唱やソロ、小アンサンブル、といった構成で変化があり楽しい。 さすがに十数人の男声が声を張ると楽器は掻き消されてしまいますね。(^^;) アンコールはメンデルスゾーンのアカペラ曲。きれいなハモリで、とてもリラックスして 聴く事ができました。やっぱり自分にはこんな曲が合ってるのかなぁ。 とても難しい曲をよく歌われてるなぁと感心してしまう。好きこそものの上手なれではない ですが、これまでとは一味違う男声合唱が皆さん好きなんでしょうね。これからも新しい曲に 挑戦され、新風を吹き込んでもらいたいです。 みなさんお疲れ様でした。きっと今日は美味しいお酒を飲まれていることでしょう。 山氏@安芸さんチケットありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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