カテゴリ:アンサンブル
朝起きてパソコンをチェックしていて、たまたまコレを発見した。へっ?タリススコラーズが2千円?しかも今日3時から。
だめもとで会場に電話を入れてみると、あっさりとOK。ちょうらっきぃ。 「全席自由で駐車場も限りあるのでお早めに」とのことだったのでお早めに出発。 道中もお早目のスピードで移動したら、2時間半もお早めについてしまった。 まだ、誰も並んでないし。(^^;)早すぎた。 取り置きチケットをゲットして、時間があるのでお向かいの平山郁夫美術館を見学。 館内を一回りして見学は終了。早っ! コンサート会場入り口をチェックしてみると1組が順番待ちをされてる。いい席を取るために さっそく並び2番目をゲット。(^-^)v 待っている間、リハを終えたタリススコラーズの人たちがフツーに外に出てきて、芝生の 真ん中で日向ぼっこ。誰も気に留めてない...。すごくリラックスされてる。余裕じゃね。 開場して真ん中の真ん中席をゲット。客席は奥行きは短く、幅と高さがあるホール。 ベルカントホールという名前からして何か響きの良さそうなところ。 実はこのホールチェックも今回の目的の一つ。残響2秒がどんなものか...。 いよいよ開演。まずはパレストリーナ"Surge illuminare"という曲。SSATBBTASSの 2部合唱構成10人が織り成すハーモニーは凄いの一言。みんな頭声で統一されていて、響き が揃ってるのでハーモニーが溶け込みやすい。フレーズ終わりのハモってすぅっとフェード アウトする時などは鳥肌モノ。全員のハモリがそのまま一糸乱れずスゥっと消えていく。 世界の技を聴かせていただきました。 ベースでさえ胸に落とさず上で響かせている。自分としてはもうちょっと低音成分がほしい トコだけど。 その後も曲によって並びをクルクル変えられる。曲による胃パート別配列の他に声質で 決められている部分もあるのかなと感じられた。ソプラノ系4人の組み合わせは殆どが、 木管系の柔らかな声の2人と金属系の固めの声の2人がセットで歌われているみたい。 その方がまとまりやすいのかな。 アルトは一人カウンターテナーで歌われてたね。みごとに溶け込んでました。 まあ、どんな並びでも皆さん凄い。 休憩後のミゼレレもどこで歌うかリハで苦労されたのでしょうか。セカンドコーラスが2階席 出口の外で歌われてた。う~ん、それは.ちょっと...。会場後ろでも良いのでは(^^;) アンコールはなにやらとても重々しい曲でしたね。クルゥ~チィ フィ~クスとかって。 曲の最後のベースはローCだったかも。これも頭の響き成分の声で歌われてました。 よく出すよね。いやぁ、まいった。 はぁ~。世界の響きは凄かったです。座った席は直接音が強く、残響はあまり感じられ なかった。後ろや2階席の方がよかったかな?というわけで期待していたホールの2秒残響は 自分的にはハズレな感じで、ソコだけがちょっとザンネン。 帰りはタリスのローマライブのCDを聴きながら高速に乗って家路に。 割引も効いて1750円也。 朝、急に思い立ってもこうして聴けるなんて超ラッキー(^-^)贅沢な一日でした。 家に帰ると、家内が出張先から送っていた北の味覚諸々が届いていて、これまた贅沢な 夕食となった。 こんな贅沢三昧な一日って、もう二度とないだろうなぁ。 十分堪能しました。(^-^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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