テーマ:今日の出来事(292567)
カテゴリ:つれづれ
ついに、買ってしまいました。
マイ・バヨリン! これまでは先生に貸していただいたサイレント・ヴァイオリンを使っていました。 何度かレッスンを受けて、これからも続けていきたいな、と思ったので、いつまでも先生のをお借りしているのも…と思い、買おうかと。 そのときは、サイレントが念頭にありました。 都会のマンションだし。 でも、ほら、発表会とかにはサイレントじゃダメよね、そうなると普通のヴァイオリンもいるわよね、と、余計な心配がふくらみ・・・。 そんなアホな私の考えに先生はスパッと答えを出してくれました。 「普通のヴァイオリンに消音機をつける」 なるほど!そういう手があったか。 金曜日、先生の懇意にしている楽器屋さんに連れて行ってもらいました。 私のイメージしていた楽器屋さんとは全く違う、サロンのようなお店。 お店というよりも、工房、といったほうが近いかな。 職人さんがいて修理などもしてくれる。 店内はアンティークの家具が置かれ、重厚な雰囲気。 いたるところにヴァイオリンをはじめ、チェロやコントラバスといった弦楽器があって。 軽いものは天井から吊るされ、重いものは床に置かれ・・・。 もちろん、流れるのはクラッシック。 スピーカーも立派なのがおいてありました。 こういうお店は、いきなり行ってもダメみたい。 新しい楽器を買うときには、アポを取って、要望にあう楽器を用意しておいてもらうのです。 初心者の私のためには、2台ご用意くださっていました。 選んでいい、といわれても、私には全くわからず・・・。 先生に弾いてもらったのだけど、音色の違いはあっても、どっちがいいか、わからないわけです。 結局、先生がおすすめ下さった「音が響きすぎず疲れない」方を選びました。 お店の人も、「実はこちらのほうが原価高いんです」って。 今回は、先生のご紹介もあり、弓やケース、その他必要なもの一式でいくら、というようにかなりお安くわけていただくことが出来ました。 ああ、一人で見知らぬ楽器屋に乗り込む、なんてことしなくてよかったわ。 マイ・バヨリン選びはあっさりと終わったのだけど、その後、イタリアから帰ったばかりという社長に製作者の話を聞いたり、バロック棒という弓を見せていただいたり(この弓1本で、私のバヨリンセット1式が買える)、そのバロック棒での先生の演奏をきかせていただいたり、有名演奏家のDVDを見せていただいたりととっても優雅な時間を過ごしました。 今回、社長が会った製作者の方は、1年に4台しか製作しないらしい。 (普通は10台くらいは作るそうです。) 世界中からその作品は引く手あまたで、数年待ちが当然とのこと。 社長によると、それも彼の戦略、とのことだけど・・・。 このお店でも注文があるらしいけれど、1台400万円だとか。 それもプロではなくアマチュア演奏家から・・・。 すごい話ですね。 当然ながら私以外は、みなさんとても詳しくて、そういうお話をそばで聞いているのも楽しかった。 この週末、早速弾いているのですが、サイレントと比べて軽くてオドロキ。 あと、音がやっぱり大きいので、自分でもびくびくしちゃうような。 思い切って弓をひけないかんじかな。 そして何よりも感じるのは、楽器というものの美しさ。 これはサイレントでは感じられなかったことです。 木の肌はつやつや、ボディの曲線がなんとも言えず優美。 もちろん、初心者の私が使うものですから知れているのですけれど…。 マイ・バヨリンが泣かないよう、しっかり練習しなきゃ~。 バヨリンに興味ある方、素敵な先生、ご紹介します! まずはレンタルで、1ヶ月集中コースで1曲弾けるようになりますよ~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 16, 2005 08:30:06 PM
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