カテゴリ:つれづれ
週末に行った温泉は、知る人ぞ知る秘湯。
特に岩風呂が有名で、底からぷくぷくと源泉が湧き出ている。 基本は混浴なのだけど、女性時間を狙ってトライ! 10月末でも標高1千メートルをこえるので、結構寒い。 5分ほど斜面を登ってお湯小屋に到着。 更衣室にはストーブが入っていて、ここで着替えて、まずは温かいお湯につかる。 そして、いよいよ、岩風呂へ。 神棚があってお線香も供えられていて、なんだかものものしい雰囲気である。 肝心の岩風呂は・・・狭い! ちょうどオバサマ方が4名様ご入浴中でもう隙間もないくらい。 おそるおそる、「ご一緒していいでしょうか」と声を掛けると、もう出るから、と譲ってくださいました。 この岩風呂は、19度。 つ、つ、つめたーい。 そろそろそろそろ、肩まで浸かったところで、別のオバサマお二人が。 早速ご挨拶。しゃべらないのが気まずくなるような狭さなのである。 おひとりは肝臓がお悪いらしく、玉川温泉をはじめいろんな温泉に行ったけどここが一番、と毎月通っているらしい。 もうお一方は、だんな様が通風で数年前から通っているそうで。 で、「おじょうちゃんはお若いようだけど、どこか悪いの」と聞かれてしまいました・・・。 おじょうちゃんて。 久々に言われたわ。 なんとか10分はいって、上がり湯で温まって下山。 冷たいお湯に入ったのに、なんだか体がポカポカ。 血行がよくなるからかしらね。 入れ替わりに、男性時間となり、オットが岩風呂へ。 帰ったオットは一言、「苦行のようやった」って。 なんでも狭いところに4人で入り、隣のオジイチャンは目を閉じて念仏唱え続けていたとか。ひえ~。 食事時に辺りを見回すと、推定平均年齢70歳。 我々は一番の若手であった。 日本のリゾート地の近い将来像がここにある・・・。 でも、湿っぽさなんてこれっぽちもない。 一人で湯治に来ているらしい人もいたけど、大抵はグループや夫婦連れ。 ビールやお酒を飲んでる人もいて、とっても楽しそうな雰囲気である。 宿は古い。 お料理は普通。 ここまでは、よくある旅館である。 というか、同じ料金なら平均以下かもしれない。 でも、本物のお湯がある! それが人を呼ぶのだ。 苦行だ、といったオットも私も、すっかりこのお湯にやられていまい、今度は自炊部で連泊したいと思っている・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 2, 2005 01:46:05 AM
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