世界のお酒～なんかビミョー～

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  スコットランド（終わり）

  滞在４日目は、気になってるけど行ってない所散策＆買い物をしました。聖ジャイルズ大聖堂旧市街のメインストリート、ロイヤルマイルに建つ、とっても立派な教会。大きくてきれいなステンドグラスや大きな石のケルト十字、なんだかよくわからないけど（英語書きの説明が読めない）神々しい天井の小部屋とか、じっくり見れたので大満足！撮影が有料だったのでパンフレットを買いましたが、結果、撮影料を払った方が安上がりでした…。ま、お布施ということで。お祭り期間中なのか、外は露店やパフォーマーがたくさん！観光客もたくさん。この教会周辺が一番混んでいたと思います。グラスマーケット（旧市街）小さな雑貨屋やら飲食店が通りの左右に並んでて、お腹の空くイイ匂いが充満してます。そして平日の昼下がりなのに人が多いです。ほぼ全員観光客？ウェーヴァリー駅の陸橋から見上げた旧市街（現地時間２０：３０過ぎの光景。北なので日没が遅い）エジンバラ城だけではなく、旧市街全体がかなり高い位置にあります。城が死火山の上に建ってるということは、その城下町である旧市街は中腹あたりなんでしょうか？そして新市街がつくられた理由ですが、現地の日本人添乗員さんの話によると、“（災害か何かが起きて）難民がエジンバラに集まり過ぎて不衛生だったから”ということだそうです。当時、ウェーヴァリー駅がある辺りは湖（川？）で、そこへ流していた生活排水の量が難民が避難してきたことによって増え、旧市街の低い地区に住んでいた住民は悪臭に悩まされてたんだとか。私達は行きませんでしたが、当時をたどるミステリーツアーでは、その難民達が暮らしていた旧市街地下の地中街(？)に入れるんだとか。ちなみに、その街へ入ると、見える人には見えるヒトがいるそうです…。最終日はあいにくの雨。朝から発つ夕方まで降りどおしでした。前日がずっと晴れていたから、その反動かもしれませんねぇ。しかたがないので、近場で地元の味を堪能する事にしました。ローズストリートにある、アボッツフォードバー２Fのレストランフロアの真ん中にある小さな円になってるカウンターがオシャレです。１Fのバーは、早くもビールをあおってるお客さんでイッパイでした。昼食＝ビールとつまみ、なんでしょうねぇ。アボッツフォード風ビーフステーキパイ肉をデミグラスソースで煮込んでそれをパイ生地でフタしたものが本来のスタイルらしいのですが、こちらは一口大の肉の上にパイが乗ってます。そして、付け合わせのブロッコリーとピーマンとニンジン、そしてジャガイモ。ジャガイモはこの茹でたものかチップスを選べます。煮込んでいるからか、外国物ビーフのわりには柔らかく、デミグラスソースの塩加減と言い風味と言い、優しい味付けで日本人好み。地元の人には物足りないんじゃ？と思っていましたが、一番乗りの私達が出る頃は満席でした。（でも量は地元人向きだと思います。）雨のローズストリート（新市街）雨降ってるのに、何も外でビール飲まなくったって…なお客さんのいる小さな飲食店とか、本屋やＣＤショップなんかも並んでいて賑やかでした。ウェーヴァリー駅日本で言うエキナカがあって大きな駅です。電車を使わなかったので定かではないですが、あちらの駅は駅構内なら無賃で入れる造りになっているようです。インヴァネスの駅もそうだったんですが、改札が見当たらないんですよ。雰囲気のある駅舎ですよね。夜はライトアップされるんですが、照明が足りないのか、なんだかホラーでしたけど…。そういえば…Ｊ・Ｋ・ローリングが『ハリーポッター』執筆に利用していたというカフェ、行くの忘れました。『忠犬ハチ公』のスコットランド版、ボビーの像は想像していたより小さいです。欄干の上にちょこんと座ってるだけなので、像として独立して置かれている渋谷のハチ公像の方が大きいと思います。スコットランド料理と言えば？のハギスですが、画像はデジカメの電池切れで撮ってませんが、エジンバラ城そばのレストランで、マッシュポテトとそれに似た何かのペーストが添えられた小さなハギスを食べました。土屋守氏は「ハギスはウィスキー以外とは合いそうにない」と某サイト内でおっしゃっていましたが、赤ワインで十分でしたよ、私は。きっと、オシャレ～なレストランだったので、クセが抑えられてたんでしょう。スパイスの効いた柔らかいハンバーグとしか思えませんでしたから。「イギリスの料理はマズい」と言われてますが、街で出る魚料理はサーモンと何かの白身魚くらいで、あとは肉、肉、肉！だからでしょうか？それか、野菜料理が無いからですかね？スーパーにある野菜と言ったら、パック詰めされて「あとはドレッシングをかけるだけ」な葉物サラダと、店の奥で調理された茹で野菜と豆のサラダくらいで、日本のスーパーのように丸ごと棚に並べられた八百屋的光景はありませんでした。北すぎて作れないのか、食べる習慣が無いのか。その代わりでしょうか？果物は八百屋的光景で並んでいました。そんな食事情なので、きっと太って帰ってくるんだろうと思いきや・・・痩せて帰ってきました！！実は、毎回の朝食を食べ過ぎるためお腹が減らず、市内循環バスのフリーチケットをフル活用して暗くなるまでフラフラ歩き回っていたので、滞在中は一日二食だったんです。（今は元に戻っちゃいましたけどねぇ…）街自体が世界遺産に登録されているだけあって、どこもかしこもシャッターチャンス、行って良かったと思ってます。また行く機会があるとしたら、やっぱり夏に行きたいです！（夏でも夜の冷え込みはハンパないので）

  2009年08月27日

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  スコットランド（続き）

  本当に続きは２１日にアップするつもりだったんですが…スミマセン。カールトン・ヒルに建つナショナルモニュメントホリールードハウス宮殿を見学した後、市内観光中に何度か見かけて気になっていたので来てみました。ナポレオン戦争での戦没者慰霊碑だそうで、ギリシャのパルテノン神殿を模しているそうです。…なんでパルテノン神殿？丘なだけあって見晴らしが良く、３６０度見渡せます。アーサーズ・シート前日にパンプスで登った丘…と思っていたら！一番下の段までですが、高所恐怖症なのに良く登った！と自分で自分をほめた瞬間。アーサーズシートも、それはそれは素晴らしい景色が広がってました。（決死の撮影）画像の左側は、エジンバラ大学やゴルフ場だと思います。滞在３日目は、日帰り観光バスに乗ってハイランド地方へ行ってきました。右も左も山岳地帯。ときどき小さな町や牧場がありました。ネッシーで有名なネス湖のほとりに建つアーカート城雨脚が強くなってきました…。アーカート城全貌とにかく、スコットランドの天気はコロコロ変わるんです。たったの３０分後にはこれですよ！？それにしても、ネッシーいないし～。休憩で寄ったインヴァネスの駅駅の向こう側にあるショッピングモールへ行こうとホームを迂回しようとしたとき、地元のおじさんに「そっちは行き止まりだよ！向こうへはホームを通らないと行けないよ！」的な事をジェスチャー交じりに教えてもらいました。（英語ができなくても何とかなる！と思った瞬間）さらに南下してエジンバラへ戻る途中、「あの雲の下、絶対雨降ってるよね。」的な空や、「なんであんな遠くに家建ってんの？」的広大な農耕地を見たりして、日本とのスケールの違いを実感しました。“予め画像のサイズを下げれば、もっとたくさんアルバムに登録できる”という事に今更気づいたので、次回も『スコットランド（続き）』になります。では～。

  2009年08月24日

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  こんなもの売ってました

  大変ご無沙汰しております。ネタが見つかっても、文章にするとなると難しいですねぇ…ずぅっと長いこと現実逃避してました。スミマセン。私、先週夏休みをいただき、スコットランドへ行ってきました。　　なぜスコットランド？　　勉強を兼ねて蒸留所めぐり？　　答え：ただの観光です。長期休暇なので、さすがに申し訳なく（自慢も兼ねて）、こんなお土産を買ってみました。ファッジ　300ｇ（シングルモルトスコッチ・エドラダワー入り）ファッジFUDGEとはあちらの代表的お菓子で、砂糖、バター、クリームなどで作る、生キャラメルのようなものです。材料を見ただけで想像つくかと思いますが、かなり甘いです。そして香りもタップリで、専門店のそばを通ると、店は向こう側なのに漂ってくるほどです。（ドアが開いてたからかも？）他には、グレンファークラス、グレンゴイン、トバモリー、なぜかジャックダニエルもあったんですが、独断でエドラダワーにしました。（ほんとは全部買って食べ比べしたかったんですけど、荷物の重量制限を超えそうだったので止めました）で、このエドラダワー入りのファッジですが、ちょっと香りが酒粕っぽいんですよ。エドラダワーが入ってるからでしょうか？そもそも私はエドラダワーを飲んだことが無いのでよく分かりませんが…。ファッジ以外に、トマーチン入りのスコッチケーキ、ボウモア入りやマッカラン入りのジャムとハチミツ（シロップ？）もありましたよ。このファッジ同様、パッケージデザインはみんなウィスキーのラベルと同じなので、より感じが出てます。せめて写真だけでも撮りたかったんですけど、撮る勇気が出なくて…。その代わり、その他の写真はドッサリ撮ってきましたので、一部をご紹介します。ちなみに、ネッシーで有名なネス湖へ行く日帰り観光バスでベンネヴィス蒸留所の前を通ったんですが、超高速だったため写真を撮り逃しました。（基本アクセルは踏みっぱなしの様子）ホテルの朝食はビュッフェなので、毎回食べ過ぎてました。パテみたいなのが、スコットランド名物『ハギス』の朝食用。本当はヒツジの肉や内臓のミンチを使いますが、これは豚です。黒いのは血も混ぜて作るんだとか…なので、とってもスパイシーです。（辛くはない）エジンバラ城からの眺望。エジンバラ城は死火山の上、断崖絶壁の上に建っています。石垣は天然ものです。(笑)城内にナゼかもみじが植わってました。もみじって普通に世界各国に植わってるんですか？今回の旅の目的、『ミリタリー・タトゥー』は、地元スコットランドの軍楽隊や世界各国の軍楽隊によるパフォーマンスが見れる、超人気イベントです。ホリールードハウス宮殿。エリザベス女王様がスコットランドを訪れた時は、この宮殿をお使いになるんだとか。なので、ご滞在中は宮殿内を見学できません。だから中を見学できてラッキー！でした。宮殿に隣接する教会跡。市民の暴動により壊されたものを一度修復、その後暴風で屋根が飛ばされて…「この方がイイよ！」ってノリなんでしょうか？改めて屋根を葺くこともなく、このまんまなんだそうです。「今日ハコレ以上画像アップデキナイヨ！」とフォト管理画面に言われてしまったので、明日またご紹介します。では～～～。

  2009年08月20日

• アハ体験

  　今さらでなんですが、月一の社内試飲会で、書かれているコメントを見ながら味見をして「ていうか、これ…どっかで嗅いだ事あるぞ…？」などとやっている時、ものすごく脳が動いているのを感じます。『ガリレオ』の湯川センセイがところ構わず計算式を書きなぐっている様というか、『ドラえもん』でドラえもん達がタイムマシンに乗ってどこかへ移動している時のギューン感というか、そんな感覚です。そんな、カリカリ！　ギューーーーンッ！の果て、やっとのことで脳が“これ”を探し当てた時、ものすごい達成感、爽快感でたされます。脳科学者の茂木先生いわく、このスッキリ爽やか～な感覚は、頭がよくなった時の感覚なんだとか。私の場合ですが、逆にいつまで経っても見つからないと、突然パソコンのモニタの電源が切れたように“プツッ”と我に返り、脱力感に襲われます。どんな風味だったかも忘れてしまいます。ならば、これは…アホになった時の感覚なんですかねぇ

  2008年12月17日

• 今さら気づいたこと

  今朝見ていたテレビの番組司会者が、不安そうに昨夜の為替『1ドル＝99円！！』について話しているのを見て、世間と私の感覚のズレに気付きました。輸入品を扱う会社にとって、円高＝商品を安く仕入れられるチャンスですので、このところのドル安は、洋酒の輸入・卸会社に勤める私にとってもニヤニヤの種です。半年くらい前のユーロ安には相当ドキドキしました。お得意様に「納価下がる？」とのお問い合わせをいただきました。結果…値上げ。(悪いのは原油が値上げされたからです)ですが、日本の貿易は黒字。輸入額(＝仕入額)よりも輸出額(＝売上額)が上回ってますから、円高になると相手国の買いが渋って輸出額が伸び悩み、＝損と感じるのが一般的なんですねぇ。このドル安、いつまで続くんでしょう…。

  2008年03月14日

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  チョイ役

  最近のテレビCM、ドラマ仕立てでシリーズ化してるものが多いですよね。特にお気に入りのものは、別バージョンを初めて見た時は見入っちゃいます。昨日見た、あるCMに見慣れたものが一瞬映ったんです。しかも数時間後の別番組の間にもそのCMが流れ、確かに私の見慣れたアレが映っていたんです。←アレ＝これ。エギュベル(写真はアプリコットブランデーです)です。(株)平和さんリリースのパチンコ台「CRルパン三世　ルピナスタワーのダイヤを狙え！」の「大作戦編」というCMにチョットだけ映ってます。実写で、サラリーマン3人組の前でバーテンさんがシェーカーを振ってるという構成です。私は昨日このバージョンを初めて見たんですが、いつから流れてたんだろう？こんなふうに思いもよらないところで自社取り扱い商品を目にするのも、嬉しいもんです。エギュベルがどんな感じで映っているのか、どんなパチンコなのか気になる方は、(株)平和さんのサイトへ。エギュベルがほしい方は、ぜひ弊社の楽天店へお越しくださいませ。

  2008年03月10日

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  ニヤニヤする時

  我が社のワインも、ネットで検索するとヒットするようになりました。定番でとってくださる小売店さん、その小売店さんを通してオンメニューしてくださる飲食店さんも増えました。そんな、棚に並べられた我がワイン達を見かけるとニヤニヤしちゃいます。と言いつつ、実際に見かけたのは少ないんです、私。なので、しょっちゅううろついている横浜(駅周辺)にクイーンズ伊勢丹横浜店さん(ジョイナスB1。いつもお世話になっております)がオープンした時は、誰に言われるでもなく行って、ワインを見る振りして店内をジロジロ…どんな人がうちのワインを買っていくか見たかったんですそれ以来ご無沙汰だったんですが、先日久々にニヤニヤしましたよ。うちのヒットアイテムオリオルロッセールがありました。よくうろついているハズなのに、いつの間に!?って感じでした。その現場は横浜駅東口地下街PORTAにある、輸入食品を扱っているPocket　Mart(ポケットマート)さん。どうぞ宜しくお願い致します。スペイン生まれ。大切に大切に育てられた箱入り(※)スパークリングワイン。グランレゼルヴァとロゼの３兄弟です。※実物は、木箱とか紙箱には入ってません

  2007年11月21日

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  こんな飲み方もいいなぁ

  ご無沙汰しております。逃避して長いこと旅に出ておりました。先日、友達から「花火しない？」とのお誘いがあり、喜んでリクエストのあったスパークリングのロゼを持って、目的地の海へ行きました。なかなかメンバーが集まらず、だんだん天気が悪くなって花火は中止になったのですが、手土産はちゃ～んと飲みましたよ。うっかりツマミを持っていくのを忘れてしまったのですが、場所柄か、くっちゃべったりボーッとしているうちに完飲。こんな、何をするでもなく浜辺で飲むというのが私は初なのですが、地元民の友達は「え、やらない？よくやるよ」と。・・・自転車で行ける距離だもんねぇよくある風景の犬の散歩はもちろんのこと、何をするでもなく一人ボーッとしに行くこともよくあるんだとか。その衝動のタイミングが仲間と合えば連れ立って、時にはお酒を持って浜へ。なんかいいなぁ←羨ましがる私。完飲し、雨が降り始めて寒くなったので、予約してあるお店へ向かうことに。その時私は気付きました・・・髪も顔も、全てベタベタ！！ 潮風、恐るべし・・・！！！！↑逗子海岸当初の予定では、沈む夕日を見ながら飲むんだったそうで・・・でも、たまにはこんなのも良いんじゃないですか？

  2007年07月24日

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  気になるパターン

  しばらく見積りに載り続け、いつの間にか売り切れ、今度は再入荷したとたん売り切れ・入荷待ちが出るほどブレイクしちゃった商品。たぶん、ちょうど持っていたのがウチくらいだった・どこかの評論家が絶賛した、などの理由かと思うんですけど、どんなターニングポイントだったんだろうかと妄想が広がります。気になって仕方ないパターンでもう一つ。在庫の問い合わせは数えきれないくらい（←オーバーに例えています）受けるので、その商品名や相手が誰か等はすぐに忘れてしまうのですが、再入荷の時期・前回の入荷数やその卸価格という風に色々聞かれた場合は別です。逆に、複数の相手から同じ商品のことを細かく聞かれると、その商品のことが気になって仕方ないんです。『大きな企て事が動いている！？』とか（笑）この場合は、その商品を探している人（店）は極小数で、もの凄く欲しいがためにあちこちの酒屋に問合せをし、その問合せを受けた酒屋が更にあちこちの卸に問合せをする・・・といった図式なんだろうと思います。その図式の最後になるというのは、なかなか嬉しいもんです。あっちのデータ、こっちのデータ、とマウスを持つ手に熱が入ります。けど、たいがいは再入荷の予定が無いアイテムなんですよ←ヘンドリックスジンキュウリとバラのエッセンスが配合されているというジン。かれこれ半年近く入ってきておらず、いつ再入荷するかも分かりません。ホントに品薄のようで、先日は某有名料理学校と思われるところからの問合せを受けました。・・・儲け損ねた気分デス

  2007年03月12日

• 見た目がイマイチ

  ・・・どころではない、液体に浮遊･沈殿しているオリ（澱）というモノ。冬場のオリーブオイルとか、お酒だと濃ぃ～赤ワインにありますよね？実はウィスキーにもあるんですよ。正体は原料に由来する成分で、タンパク質や脂質やポリフェノール、お酒に関しては酵母（こうぼ）や酒石（しゅせき）なども当てはまるようです。ポリフェノール：光合成によってできる植物の色素や苦味の成分であり、ほとんどの植物に含有されている。タンニンやカテキン、イソフラボンなどの植物成分の総称酵母（イースト）：単細胞性菌類の総称。発酵によりアルコールを生じ、食品の加工に古くから利用されている。自然環境では果汁や樹液の溜まるところに多産する酒石：果実や酒類に含まれる有機化合物･酒石酸の結晶。ワイン樽内の沈澱から発見されたのが名前の由来である酒石酸は、酸味料などとして食品に添加することが認められているオリーブオイルは果肉から搾り取った果汁の表面に自然に浮いてくるのだそうで、加熱などの工程は不要なようです。なんだかポリフェノールが多そうだし、油分が自然なかんじがしますね～。だから人気なのかな？赤ワイン（赤ほどではありませんが白も）＝ポリフェノール！ってくらい定着してますよね。本来、これらオリは取り除いて熟成させるそうですが、旨み成分を含んでいることがわかったので、最近ではあえてそのまま熟成させているワインもあり、その製法をシュールリー（sur lie)と言うそうです。直訳すると、オリの（lie）上で（sur）...まんまですねウイスキーもワイン同様酵母を使います。それに樽からタンニンなどが染み出てきますから、オリが出るのは普通なんです。特にバーボンはオリが出やすいようなのですが、原料の半分以上がコーンなので、モルトがメインのスコッチと比べると若干油分が多いのかもしれないですねでも、ビンに詰める際に原酒を０度くらいにまで冷やし、発生したオリを取り除いて出荷するので澄んでいるのだそうです。この作業を冷却濾過（チルフィルターChillfilter）と言うそうです。ですが、近頃はワインと同じような理由で無濾過タイプのものが注目を集めているようです。ですので、冬場にウィスキーが濁っていたらビンごとお湯に浸けて温めてみてください。澄んできますよ。それでもダメなら購入店へご連絡を。（お得意様へ：こういった商品へは赤伝処理、または代品をお送り致しますのでご連絡ください）

  2007年02月09日

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  ちょっとだけ違う

  覚えたそばから忘れていく私にとって、全く同じ商品なのに微量な容量/度数違いという違いは厄介なもので…。特殊仕様品を別にしても、なんだかスコッチウイスキーは多い気がします。どうやら、その違いの理由は正規品/並行品の違いに関係しているようで、正規品は７００ML/４０°のタイプが主流。でも、同じ銘柄でも熟成年数によっては７５０MLだったり４３°だったりします。飲み手側からしたら、７００ML/４０°より７５０ML/４３°の方がお得な感じがして嬉しいんだけど、逆にチョット少ないとプレミア感が出て欲しくなる…そういった日本人の価値観に因るのかなぁと考えます。その点、ワインはほぼ７５０MLなので助かってます形はバラバラ（値段もバラバラ）だけど、どれも７５０MLなワイン達↓でも発送時の梱包や棚への陳列は、ちょっとしたパズル状態…

  2007年01月24日

• クリスマス、その後

  カン・ビン・ペットボトルのゴミの日の集積所は「飲んでますかー？」なんて聞く必要ナシ。いつもイッパイです。ほとんどがカンやペットボトルなのですが、先日はクリスマスでしたし、もしかしたら普段と顔ぶれが違うのかな～？なんて思いながら、私もゴミを捨ててきました。今日の横浜は昨日の台風のような大雨とはうって変わって、晴れ。漁ろうものなら、スポットライトを浴びたかのように目立ってしまうのでサーっと見回しただけ。なのでシャンパン(？)らしきビンは１本だけしか発見できず。意外に少ない…みんなパーティしてませんよ…（ToT）よく考えてみると、あたり一帯はワンルームのマンションばかり。ワンルームでパーティは開きづらいでしょうから、皆さんドコかへ出かけたのでしょう。では、次の変わり目のお正月休み明けはっ？！…たぶん結果は同じだろうし、恥ずかしいので、もうチェックはしません。(-.-;クリスマスが終わるまでのこの時季、スーパーなどではクリスマス用品とお正月用品の両方が並んでますよね。お祭り大好きの日本ならでは。そういえば、先日お雛様のＣＭを見ました。お祭り好きの……生ゴミよりマシとは言え、ゴミを写すワケにはいきませんから、代わりにキレイに晴れた空を。↓お昼過ぎでもコートを着ないとブルブルしちゃうのに、今日は全く平気でした。まるで春のよう♪

  2006年12月27日

• オトナちっく

  いつだったか覚えていないのですが、「サンプルが欲しい」との電話が。よく話を聞いてみると、その電話はアニメの製作会社からで、秋に始まるアニメの資料としてエギュベル ジンが欲しいのだとか。「おぉっ！！なんかスゴイ！！o(>_

  2006年12月19日

• えぇっ？！

  植物系リキュールの材料がどんなものか調べていて、「あ～アレのことだったのか！」とか、その逆の驚きがあったので、そんなモノを集めてみました。・アニス＝セリ目セリ科の植物。ギリシアやエジプトといった地中海東部地域原産アニシードはこのアニスの果実ですが、スターアニス(八角)はシキミ目シキミ科のトウシキミという植物の果実なので別物なのだそうです。味や香りが似ているからスターアニスになったとか？・コリアンダー＝シャンツァイ(中国)、パクチー(タイ)タイのトムヤンクン、ベトナムの生春巻きやフォーに入っているアレです。その個性的な香りゆえ、日本人の間では好き嫌いがハッキリ分かれますよね。そいえば、植物系リキュールも好き嫌いがハッキリ分かれますよね？・杜松(の実)＝マツ目ヒノキ科の針葉樹ネット検索をして出てきた画像を見ると、「あ～盆栽の松ね？」と思ったのですが、いわゆる日本の松(アカマツ･クロマツ)はマツ目マツ科。実際はちょっと違うんですね。造園業の友達にジンを飲ませて、「ネズって知ってる？『杜』と『松』でネズだから、松の仲間だと思うんだけど…」と聞いたら「知らない」と返ってきたのですが、「なんか松っぽい香りするねぇ」とも。…松って芳香性でしたっけ？・フェンネル＝ういきょう若葉や種子には、消化防止･消臭･肥満防止の効果があるとか！o(^▽^)o果実は『太田胃散』に使われています。・リコリス＝かんぞう根が甘いので甘味料に使われています。女性ホルモンを含んでいて、炎症を抑える効果もアリ。これも『太田胃散』に使われています。◎(株)太田胃散商品名だけでなく、社名が太田胃散だったんですね。知りませんでした。

  2006年11月30日

• ジャパニーズ

  香草･薬草などを使ったリキュールはとても多く、いくつもの材料を組み合わせて造られたものがほとんどで、材料が一つだけというのはあまり見かけません。もともとリキュールは健康維持の秘訣とされていた蒸留酒に、更なる効果を求めて薬草の成分を併せるというアイデアから生まれた薬酒が始まりだそうなので、この植物系リキュールの多さには納得ですが、色々混ぜているからか、どれも似たような味･香りに感じます(-_-;なので、直球で、しかも和な雰囲気の植物系リキュールを探してみました。●ハッカ（ペパーミント）変種が出来やすく、６００種を超えると言われているほど多種多様なハーブ。色んな植物系リキュールに使われていて、単独モノも多いです。※あの『ペパーミントＧＥＴ』は数種のペパーミントを配合しているとか●ニッキ（シナモン）こちらも色んな植物系リキュールに使われていますが、ペパーミントほど単独モノは出てません。日本でも馴染みのある材料なので、ネット検索をすると日本産リキュールがいくつか見つかりました。・カラキのお酒（沖縄・龍泉酒造／カラキ：沖縄の言葉で「ニッキ」）・魅惑のシナモン（鹿児島・山元酒造）　　…など。●ショウガ（ジンジャー）熱帯地方に分布しているそうで、ヨーロッパでは珍しいのか、少ないです。・雷来(ライライ)（奈良・今西酒造）・アヴァタヒチ ジンジャーリキュール（タヒチ・タヒチモーレア）・ドーバー和酒　生姜（日本・ドーバー酒造）　　…など。●シソ中国原産でシソ科シソ属、変種・品種がとても多いそうです。シソ科ハッカ属のハッカと遠からず近からずな関係だからか、日本のメーカーのものしか見当たらないです。（シソ焼酎美味しいですよねぇ(*^-^*)）●サンショウ日本を含む東アジアが原産でムクロジ目ミカン科、英名をJapanese Pepperと言うそうですが、コショウはコショウ目コショウ科なので、どうやら別物のようです。（ウナギの蒲焼みたいに、ブリの照り焼きにかけても美味しいと思います）どれも日本ではお馴染みなので、ホワイトリカーに漬けて造った個人の方のレシピを見かけました。ど～しても飲みたい(>_

  2006年11月21日

• タルタル

  前回『～カスク』というものを挙げましたが、今回は『～フィニッシュ』を。この(ウッド)フィニッシュというのは、通常の熟成の後で別の樽に移し変えて仕上げの熟成を施したもので、通常は数ヶ月～１年だそうです。そして、このパイオニアがグレンモーレンジ。・シェリー・ポート(ポルトガル産酒精強化ワイン)・マディラ(ポルトガル領マディラ島産酒精強化ワイン)・バーガンディ(ブルゴーニュ)とあります。そのグレンモーレンジの上を行くのが、アラン。・クリームシェリー(甘口ワインを加えたシェリー)　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↑樽々。・ポート・マルサラ(シチリア島産酒精強化ワイン)・ボルドー・ソーテルヌ・ブルゴーニュ・トレッビアーノ・モンテプルチアーノ・レパント(スペイン産ブランデー)・コニャック・ラム弊社取り扱い中の物とオフィシャルサイトで販売中の物を合わせて、なんと１１種類！こうなると、ウィスキーに限らず、色んなお酒を知っていないと楽しめなさそうな気が…(+_+)ありとあらゆるお酒を飲み尽くして行き着くのがシングルモルトなんでしょうか？？

  2006年10月26日

• タル

  私の中の（ヨカラヌ）モノが、だいぶ長いことさすらっておりました。申し訳ございませんm(_ _)m弊社の見積書を見て気になった事、それは、スコッチウィスキー（特にシングルモルト）に『～カスク』『～フィニッシュ』と付いたアイテムが多いことです。カスクとはウィスキーを熟成させる樽のことで、例えば『バーボンカスク』はバーボンの熟成に使われた樽のことだそうです。現在のスコッチの熟成に使われる樽の殆どが、このバーボンカスクなのだそうです。なぜかと言うと、バーボンで使う樽は新樽のみとアメリカのアルコール法に定められているので、大量に余ってしまうからだとか…アルコール法、ちょっと地球に優しくないような気が(-_-;そして、大きさは『バレル』と呼ばれる１８０Ｌの容量なのだそうですが…２Ｌのペットボトル９０本分と言い換えても、イメージが湧きません。『バーボンカスク』の他に、『シェリー（スペインの酒精強化ワイン）カスク』も多いです。イギリスはシェリー消費国のトップクラスだそうで、昔は樽ごと輸送していて国内にシェリーの空き樽が余っていたことから、シェリーカスクものが根付いたようです。あと、『シングルカスク』と言うのもあります。これは、一つの樽の原酒のみという意味だそうです。瓶詰めは、１０年なら１０年物のAの樽から詰めていき、無くなったらBの樽、Cの樽…というわけではないようで、AもBもCも、１０年なら１０年物の樽全部の中身を混ぜて風味を均一にしてから詰めるのが通常なのだそうです。なので、「通常物とシングルカスクとを飲み比べて、アツく語ってください」というような、コアなファン向けの仕様かな？と思いました。同じく、コアなファン向け仕様？と思ってしまったのが、『カスクストレングス』です。これは、度数調整をせずに瓶詰めしたものだそうでチョー刺激的！ですが、原酒に近い本来の風味が楽しめるとあって人気です。皆さん、肝臓を大切に(^-^)/

  2006年10月19日

• 詰め替えゲンキン

  自社の見積書に載っているのに、お客様からのお問合せを受けて初めてその用語(品名？)の存在を知る、と言う事が多々あります。(＾＾;そんな用語の一つ、『詰め替え防止キャップ』について－。弊社ではNR(Non Refillable)と備考欄に表示しています。小さな穴がいくつか空いている中蓋の事で、注ぎ難くなっています（ポッカレモンを使う時のように振りながら注ぎます）。空いたボトルに別のお酒を入れて売る悪徳業者への対策として付けられたそうですが、そうしないと商品を市場に送れないという背景から、“治安の悪い国の商品”というイメージがあるようです。そして、それらの理由からか、あまり見かけません。『玉付き』というものも同じ理由ですが、私は見たことが無いので、ラムネのビンを想像してしまいます。フッと目にとまった切手貼り↓。本当は上の透明なフタを外して水を入れるのですが、おおちゃくして中のピンポン玉を指で押してできたフタとの僅かな隙間へ水を垂らし入れてます。これも『玉付き』？※訂正前回スパークリングワインのコルクの事を書きましたが、違っていました。強い力で押しすぼめて栓をするため、その反動で弾力のある軟らかい層はもとに戻り、弾力のない硬い層が戻りにくいためにあんな形になるそうで、もとは真っ直ぐです（双方の性質をうまく利用する事で、しっかり栓ができるんですね）。ごめんなさい。

  2006年09月21日

• ワインコルク

  私は中身にしか興味がナイので即ポイッなのですが（取っておきたいと思うほど高価なものを飲んだ事がないから、とも言えますが）、ネット検索をしてみたところ、意外に再利用法があるものなんですね。箸置きや鍋敷き、リース、ワインコルクボード（専用のフレームが売られているようです）など、アイデア雑貨がヒットしました。なかなかオシャレな感じだったので「やってみよっかな～(^‐^)」なんて思ってしまいました。（でも、たぶんやらないと思います…）コルクで造った『コルク人形』なるアート(すごくカワイイ！)や、『ワインコルク感謝祭』という催しがあることも分かりました。そういえば、スパークリングワインのコルクはスカートの様に下が広がっていますが、アレはガス圧で抜けない為なんだそうです。さらに、広がっている部分は栓をしやすいように若干軟らかい素材になっているんだとか。モルティーいちおかサンと同じく、先週の金曜日に『試飲会』があると思い込み、画像を用意せずにいたら…アララ？楽天店のディスプレイを借りました。↓

  2006年09月11日

• ロウキャップ

  バーボンやブランデーに多く見られる封の仕方なんですが、密閉具合からして中身の品質がキッチリ保たれてそうだし、手間がかかっていて高そうに見えるのでポイント高いですよね。各社こだわりがあるようで、無駄な部分の蝋をカットしてビンの先に少しだけ残しているものや、たっぷりつけて垂らしておくもの（垂らし方にも職人さんのこだわりがあるようです）があります。ですが、熱に弱いので、夏はキャップとしての勤めを果たせない場合が多いのです。溶けて層が薄くなったところから中身が噴いちゃって、よく返品されます(T-T)で、これどうやって開けると思います？ワインの場合は、そのまま栓抜きの針先を刺してコルクごと引き抜くというワイルドな手段もアリらしいのですが、バーボンのような、ロウのすぐ下がコルクでない場合はどうするのか…。刃を熱したナイフで切り込みを入れるとか、ライターなどで軽く熱して軟らかくなったら剥がす、などの方法があるようです。なんだか面倒くさそう…(+_+)ですが、飲兵衛サン達は大好物のために今宵も頑張るのです！ノアーズミル　↑面倒くさがりな人でも開けやすい工夫がされているボトルを発見しました。ピョッと出ているベロ(？)を引っ張れば、蝋が切れて栓が抜ける、と。嬉しいですネ(*^-^*)

  2006年08月31日

• 飲んで酔って、観て酔って？

  お酒を飲んでいる時といえば、気の合う仲間とワイワイやっていたり、お気に入りのお酒と独り向き合っていたり、色々あるかと思いますが、そのお酒のボトルに興味をもったことはありますか？愛好家の心をくすぐるようなウンチクがラベルに書いてあったりするから、今やフツーな日本の食卓にも顔を出すようになったワインの党員の中には「肴はボトル～♪」なんてツワモノがいるかもしれませんね。そんなワインと比べるとマイナーな、『グラッパ』ってご存知ですか？ワインを造る際に出るブドウの搾りカスで造られたイタリア産蒸留酒で、要するにブランデーなんです。（フランス産は『マール』と言うそうです）“搾りカス”っていうのが印象悪いですよね(~-~;)ですが、“出涸らし”って程でもないようで、ワイン用として搾った後の二番(？)搾汁以降のものが使われているようですよ。そのグラッパ、ボトルがと～ってもステキなものが多いんです。特に、ボッテガ。（グラッパ部門はアレキサンダーというブランド名のようです）まさに芸術品！これなら、肴なんていらないかも…？弊社にあったカタログに挟まっていた『別紙』をパシャリ。限定品だったんでしょうか、このハートちゃん（『Cuore』）はサイトには載っていませんが、平和を謳う人(？)の細工とか、凄い！の一言⇒ちなみに、弊社ではこのボッテガのレモンリキュール（もちろんグラッパベースなので、レモンにはない華やかさがほんのり）を扱っております～m(_ _)m

  2006年08月23日

• 異常気象

  今年もボジョレーヌーボーのお知らせをお得意様にお出ししました。今年もブドウの出来が良いようなので、飲ん兵衛さん、もう少しの辛抱ですよ。(^-^)で、「毎年毎年『良い』って言うけど、ホントなの？」とお思いの方、そうですねぇ。このボジョレーヌーボーに使われているブドウ品種、ガメは割と暑さに強いようで、ここ最近の熱波による猛暑でも枯れず、代わりに早く熟すのだそうです。畑の広さにもよりますが、一日で全部は収穫できないでしょう。日一日経つごとに甘味･旨みを増し、超完熟したブドウで造られたヌーボーは濃厚＝ウマイ！となるわけです。ですが、いくら暑さに強いといっても、このまま気温が上昇していったら木が枯れしてしまうだろうし、水撒き用の水が無くなるだろうし…。(@_@)これからも美味しいヌーボーを飲むため現状を打破する策はないのでしょうか？熱波に襲われていた先月中頃のフランスの気温は30度後半にまで上がったそうですが、ボージョレに近いリヨンの7～8月の平均最高/最低気温 ： 26.8度/15.4度暑さに弱いピノノワールを栽培しているブルゴーニュ北部に近いディジョンの7～8月の平均最高/最低気温 ： 22.5度/16.5度ブルゴーニュと言えば高級ワインの一つですが…大丈夫なのかなぁ。↑ワケあって安く手に入った、昨年の自社のボジョレーヌーボー。まだ持っています。新酒なんて軽めのものを、あんな秋真っ盛りに飲んだら物足りなく感じても仕方がないと思うんです。きっと今ならピッタリなハズ。楽しみです(^o^)※ホントは「ボージョレ」って伸ばさないんですよ。伸ばしたくなっちゃうけど…

  2006年08月14日

• ビミョーな報告

  以前ネタにした誤字ラベルのシェリー、エミリオルスタウのプエルト　フィノを試飲してみました。シェリーは飲んだことはあるのですが、試飲は初です。ではでは。色：薄い、黄色のような黄緑色のような色香り：コショウがかかったプレッツェル、フロールの香りはキツくない味：甘くはないけど酸味も強く感じない、穏やか、コクはないけど薄いのとは違う２回（２日間）も試したのに、メモに書いてあるのはこれだけです…(*_*)正直に言って、試飲というのはもどかしい作業ですね。特に香りの表現！「あれ～？このニオイどっかで嗅いだことあるぞ…アレでもない……コレでもない…。」頭の中が、ドラえもんがタイムマシンに乗ってタイムトンネルを移動してるときのようです。（脳が活性化してると実感する時です）ちなみに、オフィシャルサイトではこのような説明になっています。↓The flagship of the House of Lustau; a dry elegant Sherry, light and smooth with just a hint of the sea and attractive fruit. Very fresh, with a slight taste of tangy yeast. The pronounced flor bouquet is due to Puerto Fino's double maturation under fresh flor. 私が感じた『プレッツェル臭』は、「a hint of the sea」や「a slight taste of tangy yeast」が表している香りでしょうか?味は「light and smooth」でいいんでしょうか？しかし…『コショウ臭』は？「The pronounced flor bouquet」とありますが、フロールは…感じなかったワケではないですけど…タイムトンネルに置いてきましたッ(>_

  2006年08月01日

• キレイ？

  カルヴァドス(リンゴで造ったブランデー)やオードヴィー(ブドウ、リンゴ以外のフルーツで造ったブランデー)などは、ビンの中に果実が入っているタイプのものがあるのですが、ビンの中の模型の帆掛け舟同様、どうやって入れるのか不思議ですよね。どうやら、底が抜けたビンに実を入れ、後で底を接合するというのが一般的なようですが、まだ小さいうちに枝ごとビンへ差し込んで、中で生長させる方法もあるのだとか。(詳しくはコチラ)そうなると、風に煽られたり、生長しきれずに途中で実が落ちたりすることもあるんじゃないでしょうか？根気のいる作業なのでしょう。感心します。でも、気になる事が…。実が育つまでのあいだ、ビンも中の実も風雨にさらされているので、だいぶ汚れているはず。けれど、特に汚れは見当たらず…どうなってるんでしょうか？←G.E.マスネのオードヴィー、ポワールウィリアムス(果実入り)ビンが落ちないように、ビニール袋か何かで枝に固定してあり、まるで『ビンの成る木』です。「－the bottle and the pear are washed and cleaned－」とあるので、ちゃんと洗ってからお酒を詰めているようなんですが、どうやって洗っているんでしょう？洗浄作業風景が見れないものかと、別のメーカーのサイトも覗いてみたのですが、ビンの中に果実が入っているもの自体が珍しいようで、洗浄作業となると…。洗浄作業の様子が知りたいなんて、マニア過ぎます？(^-^;)

  2006年07月20日

• 通関・検査

  輸入する時は、『何』が『いくら』で『どれだけ』入ってくるか等の申告書を税関へ提出し、認可されて税金を払えば“輸入”となるのです（この事務手続きを通関と言うそうです）が、お酒の場合は食品衛生法により、原材料や製造工程の説明書も提出しなければならないとか。その書類の審査に通らなかった貨物は、検疫所で検査を受ける事になるのですが、その検査はいくつかあるようです。命令検査：輸出国の事情、食品の特性、同種食品の不適格事例から、食品衛生法不適格の蓋然性が高いと判断される食品などについて、厚生労働大臣の命により行われる検査。合格するまで、その貨物の輸入手続は進められない指導検査：輸入者の食品衛生安全確保義務責任の観点から、初回輸入時や定期的輸入時に必要な項目について、検査を行うよう輸入者を指導（行政指導）するもの行政検査：初回輸入食品や食品衛生法に不適格な食品（規格基準に合致しない食品、輸送途中で事故が発生した食品など）の確認検査モニタリング：輸入食品全体の衛生上の状況を把握すると共に、円滑な輸入流通を目的としている検査。試験検体の採取は行われるものの、検査結果を待たずに輸入手続を進める事ができるモニタリング以外の検査を受ける場合、合格するまで輸入手続きができず、不合格になった場合は廃棄、または輸出国へ積み戻されてしまうのだそうです。なんだか切ないですねぇ…(・_；)その検査に無事合格すると、倉庫からこのような(↓)報告書がFAXでくるのですが、たま～に見本として検疫所行きになるものがあります。“見本”ということで、ちょっと二ヤリとする一瞬。…喜んでる場合じゃない？

  2006年07月13日

• 誤字

  先日、社販でエミリオルスタウのシェリーを買いました。商品説明がラベルに書いてあったので、インターネット辞書で訳に挑戦。（というほどの文章量ではないのですが）しかし、ある単語がエラーになってしまい、代わりに似たような、というか１文字抜けてるんですけど…。オフィシャルサイトに載っている方は合っているので、ただの印刷ミスなのですが、原版を印刷するだけだと思っていたので、なんだか不思議。原版が間違っていることに最近気付いて直した…ワケないですよね。エミリオルスタウのソレラ レゼルバというシリーズの１つ、プエルトフィノ。→「Dry,elegant and distintive」とありますが、正しくは『～distinctive』。「ドライ、エレガントで個性的」といったところなんでしょうか。「～a hint of the sea～」とサイトの商品説明に書かれているので、潮の香りがするようです。モルトだとよくありますが、シェリーでは珍しい(？)ですよね。ただ、私がその特徴に気付くかどうか…(-_-;)

  2006年07月05日

• 飲んじゃダメ？（未完結長編）

  いつからか、「裏ラベルに製菓用に限ると書いてある」というお問合せをいただくようになったのですが、ショージキ申し上げますと、なぜなのかワカリマセン。(←出たいつだったか、どこかのなにかのシリーズが入荷する際、そのシリーズについての表が回ってきたのですが、英語(？)だったのでよく分からず次の人へ。あとから「アルコールが高いから、裏ラベルを変える」と情報が。「なんでアルコールが高いといけないんだろ？(スピリタスはどうなるんだ？)」とは思ったものの、そのままお客様にお伝えしていました。でも、ど～しても引っかかるので、“アルコールが高いから－”をヒントに調べてみました。なんと、アルコールはアルコールでも、毒物のメチルアルコール（メタノール）だったんです！「うちヤバいもの卸してるよーー！！(((*_*)))」とビビりながら調べたのですが、メチルアルコールというのは果物などの皮に含まれているペクチンが分解されてできるそうで、皮ごと使って造るお酒はメチルアルコールを含んでしまうとの事。そして、日本はメチルアルコール含有量の上限が欧米諸国より低く、検査が厳しいそうです。　メチルアルコール含有量最高限度：食品衛生法上では1000ｍｇ/ｌ（国税庁のホームページより）　検査体制：ブランデーを除き、特段の事情がない限り初回の輸入のみメチルアルコールが含有されていない旨の検査または確認を行い、2回目以降の輸入については6ケ月以上期間が空いていてもメチルアルコールの検査等は実施していない。ブランデーについては未だメチルアルコールが検出されることがあり、その原因がその製造の過程において生成されることが判明していたことから、今後とも検査が必要と考えているが、この場合でも全てのブランデーについてではなく、過去においてメチルアルコールに関し違反があったものについてのみ検査を実施し、違反がなければ6ケ月間は何回同じブランデーを輸入しても、その検査成績を有効とし、輸入手続きの簡素化を図っている。（ＯＴＯのホームページより）ＯＴＯというのは、Office of Trade and investment Ombudsman＝市場開放問題苦情処理体制という内閣府が事務局となっている公の機関で、国内外の企業からの輸入などに関する苦情に対処しているのだとか。ＯＴＯ…初めて知りました。(-.-)メチルアルコール含有量上限は、要するに1Lあたり1ｇなんですね。他国の上限を調べることができなかったので何とも言えませんが、致死量は100％メチルアルコールで30ｍｌ～100ｍｌだとか。メチルアルコールというのは水に溶けやすい性質で、粉末の状態で見る事はあまり無いそうなので、グラムで表すなら30ｍｌ＝30ｇ？日本のメチルアルコール上限が1000ｍｇ/ｌだから……算数苦手(((*_*)))“ブランデーについては未だ－”と書いてあるということは、最近ではメチルアルコールはあまり検出されないものなんですね。それが、あのシリーズでは見付かったので断り書きをしたのでしょうか？しかし…なぜ製菓用限定？こんな(↓)ラベル見た事ありませんか？マールやグラッパなどのブランデー系に見られるようです。あ、弊社では(有)ウィックさん輸入の洋酒を扱っております。お問合せお待ちしております～m(_ _)m

  2006年06月23日

• なにげに増えてる

  ある日、お得意様からお電話をいただきました。「ヴェルサント ラ ブランシュのラベルの…あのヒゲみたいなマークが増えてるみたいなんですけど…。」…ヒゲ！！じつは、私もあのマークを「ヒゲ？」と思っていました～(^-^)マークが増えてるなんて初耳だったので周りに聞いてみたんですが、反応ナシ…あれ？そのお得意様にお送りしたものと同じ入庫番号のものは全部出ている…アレ？…みんな気付いてない？！そう思って今回のネタにしましたが、　　気付いていらした方、さすが！　　私と同じく初耳な方、今すぐチェックしてみてください。　　「ヴェルサント？」な方、とにかくそういうことですので。ちなみに、アレを『ヒゲ』と仮定し、何というヒゲなのか調べてみたら…『コールマン型(※１)』のハの字具合と、『カイゼル型(※２)』のはねっ返り具合が似てるのですが、ピッタリのが見付かりませんでした。でも、おかげで少しヒゲに詳しくなっちゃいました。※１＝１９３０年代に活躍した映画俳優ロナルドコールマンのあのヒゲ※２＝いわゆる軍人ヒゲ。ドイツ皇帝ウィルヘルム２世のあのヒゲ今日の画像は、ヒゲが生え揃っていない(？)『ヴェルサント ラ ブランシュ』。首かけ付き。

  2006年06月14日

• 並行品

  どちらかと言うと印象が悪いですよね。ニセモノ？と捉えてる方もいらっしゃるかと思います。ですが、その並行品を扱っている我々からすると、そんな物を売ったら捕まってしまいますので、怖くて出来ません。(((*_*)))私としては、正規品→海外メーカーと直接取引きをしている日本国内の業者が輸入・販売している商品並行品→海外メーカーと直接取引きをしている日本国外の業者から、日本国内の業者が輸入・販売している商品と捉えています。念のため調べてみましたが、合っているようです。そして、なぜ印象が悪いのか…さらに調べてみました。ですが、ココには書ききれないほどのデータなので省略しますと、商標権の問題が絡んでくるようで、それが司法の場においても判断が難しいため、その商標権を侵害している並行輸入が後を絶たないのだそうです。中身を入れ替える、ラベルを張り替えるというのは分かりやすい例ですが、私が見たサイトにのっていた判決例ですと、メーカーから製造の許諾を受けた会社の製品でも、契約内容に生産地域の指定があったら、その地域以外で造ったものは偽物となるそうです。理由は、メーカー側による品質の管理が出来ないから。内緒でつくられてた製品にまで、メーカーは責任とりたくないですよね。今回の画像は、いずれもデカイパー社のブルーベリーのリキュール。左がデカイパーU.S.Aのもの（ブルースベリーシュナップス）。右は本国のもの。そして、メルシャンさんのスタイリッシュなビン形のものと、同じデカイパーのブルーベリーでも３つも～！味の違いは…ワカリマセン。(>_

  2006年06月05日

• よろしくお願いします。

  初めまして！ハ●ラと申します。今日から私が勤めている（株）リラックスで扱っている商品の、何ともビミョーな物事について書いていきたいと思います。ネタの性質上、更新速度もビミョーだと思いますので御了承ください。２年くらい前のこと、『ガリアーノ』というリキュールが入荷しました。「ラベルの違うものが混じっていたので、別入番をとりました」と、倉庫から連絡が。ためしに画像を送ってもらった（←）ところ…違いがよく分かりませんでしたっ。(>_

  2006年05月25日

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