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立山カルデラ砂防博物館(富山県立山町)は11月30日、富山県の北アルプス立山連峰・雄山(3003メートル)の東にある御前沢雪渓に、氷河が存在する可能性が高いと発表しました。
氷河が確認されれば、日本初となります。 標高が高い山の谷や沢で、夏でも雪が解けずに残る地域を雪渓と呼んでいます、氷河は雪渓の下にある巨大な氷の塊(氷体)が1年以上、継続的に流動するものと定義されています。 立山カルデラ砂防博物館の福井幸太郎さん(37)らは今年8月末、長さ約700メートル、幅約200メートルある御前沢雪渓の11地点にドリルで穴を開けて、長さ約3メートルの棒を挿入、約1カ月後、全地球測位システム(GPS)を使って棒の移動距離を調べた結果、最大で30センチ動いていました。 また、GPSで別の1地点を5日連続で観測した結果、3.2センチの移動が確認されました、いずれの場合もGPSの誤差などでは説明不能だそうです。 福井さんは「1年以上の継続的な流動にはまだ調査が不十分だが、可能性が高いことが分かった。今後さらに時間をかけ、流動メカニズムなどを解明したい」と話しています。 今まで日本には氷河は存在しないということになっていて、仮に存在するとすれば、日本アルプスか富士山くらいだろうと言われていましたが、どうやら北アルプスに氷河が存在するみたいなので、今まで言われてきたことも一応当たっていたということのようです。 日本列島の地理条件からすれば、氷河が存在してもおかしくないのになと思っていたので、今回の発見は素直にすごいことだなと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010年11月30日 21時22分19秒
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