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1912年に北大西洋で沈没して海底に眠るタイタニック号の船体が、新種のバクテリアによる崩壊の危機に直面していることが、カナダの微生物学者らの研究で確認されました。
このまま放置すれば、残がいは近い将来、食い尽くされてしまうそうです。 微生物学専門誌の12月号に発表された論文によると、バクテリアは約20年前、海底の残がいから垂れ下がるつらら状のさび部分から採取されました、当初は発見したカナダ・ダルハウジー大学の研究者らのイニシャルから「BH1T」と呼ばれていましたが、その後「ハロモナス・タイタニカ」と名付けられました。 研究者らによると、このバクテリアは金属を食べて破壊する性質があります。1995年当時、タイタニックの余命は30年前後と予想されていましたが、実際にはこれをはるかにしのぐペースで破壊が進んでいるらしいです。 ただ、この過程を観察することにより、バクテリアの研究が進むという側面もあります、研究者らは、タイタニックの保存を重視するか、科学を優先させるかの決断を迫られています。 タイタニック号が北大西洋で沈没して約100年になりますが、よもやその残骸に金属を食べて破壊するバクテリアがついていて、食べつくされるかもしれないという状況になっているとは、思ってもいませんでした、このニュースを知って驚いています。 金属を破壊するバクテリアの研究と、タイタニック号の保存、どちらを優先させるかという決断は非常に難しいなと思いますが、何とか両立させていく事は出来ないのでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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