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時事通信 北京発
12月13日付の中国英字紙チャイナ・デーリーなどによると、中国陝西省の西安市郊外でこのほど、2400年以上前のスープとみられる液体が入った青銅製の鼎(かなえ)が見つかりました、保存状態はほぼ完全だったそうです。 今回発見された鼎(かなえ)は高さが約20センチで、戦国時代(紀元前403~紀元前221年)の墓から発見されました。 鼎(かなえ)のふたを開けると青銅の酸化のため緑色に濁っている液体が入っていて、鶏のような鳥類の骨も10本以上漬かっていました。 液体が本物のスープか確かめるとともに材料を特定するため、さらなる分析が行われる見通しです。 発掘関係者は、鼎(かなえ)で肉を煮て、死者とともに葬られたとみています。 考古学者らはぶどう酒とみられる無臭の液体が入った青銅製の容器も発掘しました、墓は地主階級の一員か軍将校のものとみられるとしています。 専門家は、スープが気化せず発見されたのは、鼎や墓が十分に密閉され乾燥を防いだためだと分析、スープの成分などをさらに調べて、戦国時代の食習慣研究に役立てる考えです。 西安はかつて1100年以上にわたり中国古代の王朝の都でした、近郊にある秦の始皇帝の陵墓からは兵士や馬をかたどった有名な「兵馬俑」が発掘されています。 保存状態がほぼ完全な、2400年以上前のスープとみられる液体が入った青銅製の鼎(かなえ)が見つかったらしいですが、2400年以上前の人々がどういう風な料理を食べていたのかなと想像してみるのも、なかなか面白いものです。 それにしても2400年以上前のスープというのは、一体どんな味がするのでしょうか? もし食べられる機会があるのなら、是非とも食べてみたいなと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010年12月15日 20時36分23秒
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