電気ストーブの事故に注意を 5年間で102人が死亡
独立行政法人の製品評価技術基盤機構(NITE)は11月25日、電気ストーブによる火災などの事故が2005~2009年度の5年間に999件発生し、うち91件で計102人が死亡して33人が重傷を負ったと発表しました。 12~1月に半数近い477件が発生しているため、注意を呼びかけています。 NITEのまとめでは、死者102人のうち、47人が80歳以上、25人が70代で、70歳以上の高齢者が7割を占めています。 事故の約3割は誤った使い方によるもので、寝返りして布団が製品に当たるなど可燃物の接触による事故が219件、洗濯物の乾燥に使用し衣類などが製品上に落下した火災が35件発生、死亡事故の判明している原因はすべて不注意でした、換気や給油が不要な手軽さから、就寝時や外出中に使用して、被害が拡大したとみられています。 NITEが行った再現実験では、ストーブに触れてから、洗濯物は2分45秒後、ふとんは16分30秒後に着火しています。 一方、製品起因とみられる事故も4割近い383件ありました、うち253件はハロゲンヒーターの不備で、リコール対象の製品も多いそうです。 私の住んでいる家もガスが通っていないので、冬の暖房には電気ストーブを使っています、ただこれだけ事故が多く発生しているとなると、就寝時や外出時には、絶対に電気ストーブを使わないようにして、その上で十分な注意を払っていかないと駄目だなと思います。