中国青海地震、救援活動本格化
4月15日時事通信北京発 中国西部・青海省の玉樹チベット族自治州玉樹県で4月14日に発生した地震で、青海省は4月15日、死者617人、行方不明が313人に上ると発表しました。 国家地震災害緊急救援隊のほかに、各地から軍や武装警察部隊、医療要員らが続々と被災地に入って、生き埋めとなっている住民の救出活動を1万人規模で展開しています。 国営中央テレビによると、温家宝首相は4月15日夕方、専用機で玉樹県に到着して、被災地の状況と救援活動を視察しました。4月14日に被災地入りした回良玉副首相が救援現場で陣頭指揮を執り、被災者の大多数を占めるチベット族住民を気遣って、通訳を介し励ます姿も国営中央テレビは報じています。 負傷者は9110人に上り、このうち重傷者は970人、症状が深刻な負傷者は、医療設備の整った省都の西寧や四川省成都に航空機などで搬送、治療活動も本格化しています。 また1万5000戸の家屋が倒壊し、約10万人が避難生活を余儀なくされています、ただ、海抜が約4400メートルの山岳地帯のため、救援物資の到着に時間がかかり、テント屋救援物資が行き届いていません、地元当局は防寒対策を講じるなど被災者が不満をため込まないように神経を使っています。 大規模な地震(マグニチュードM7以上)が、世界各地で頻発している上に、アイスランドと日本の鹿児島県にある桜島で火山活動が活発になって噴火が起こっています、もしかしたら地球が、どんな事でも出来ると思い込んでいる人類の行動に対して鉄槌を下しているのかもしれないですね。