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近所のいっこ上の男のコは、小さい頃から容姿端麗性格温厚文武両道。末は医者か 弁護士先生かとの期待を一身に集めて大きくなった。高校では進学クラスに在籍し、 東大阪大楽々合格だと太鼓判をおされていた。 その彼は、大学の一次試験(センター)の当日、当時付き合ってた彼女といっしょに 試験会場の反対の方角に向かう電車に飛び乗った。 結局一次を受けなかった彼は国立大学を受験することができず、田舎の小さな私立 大学に進んだ。彼の逃避行は伝説として今も母校で語られている。 *** あのときの彼は何を思い何から逃げようとしたのかしら。 おないの女子達は「かけおちよ」と盛り上がったけれど、彼女がいようがいまいが 彼には関係なかったのじゃないかと、私は思ったし今も思う。 『教師びんびん物語』を見ていて久しぶりに思い出した話である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年12月06日 13時59分07秒
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