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カテゴリ:ほほほのおと。
井原線ウォーク、もう25年になる。
途中、コロナ禍で休止を余儀なくされたのにここまでよく続けられたと思う。協力していただいた参加会員の皆さんのおかげです。 シルバー世代の多い会員さんで初期にご参加いただいていた方々が「もう歩けんけぇ」とリタイヤされる方が多くなった。でもそういう方にこそ日々少しでも歩いて健康寿命を延ばしてほしいと思い「読んで楽しめる井原線ウォーク」「日々の歩数で愉しめるエアウォーク」のガイドブックをお届けしたい。 ほほほ=歩歩歩⇒歩け歩け歩こう運動 歩いていれば自分のことは自分でできる。特別な事はいらない。屋外を歩くのは恥ずかしい、寒い、危ないという方はお家の中で歩いてもいい。テレビを見ながら足踏みでもいい。歩け歩け歩こうよ。コース表に歩数を書き込んでコース完歩の達成感を感じてほしい。 ほほほこらむ 2024.1.16 先日、ふれて楽しむ野外彫刻ウォークを企画し「ユニバーサル・ウォーキング」という思考でくらしていてふと図書館で目に付いたのが、村上隆氏の「文化財の未来図 ―〈ものつくり文化〉をつなぐ」(岩波新書)という本だ。 ユニバーサル・ウォーキングは、誰でもみんなが楽しみながら文化財を鑑賞できるウォーキングにすればいいんだ。 視覚障害者にも楽しんでもらえる芸術鑑賞をテーマとしてあれからずっと考えていた。平櫛田中美術館で観るだけの鑑賞に.物足りなさを感じた。美術品に限らず文化財は見るだけで感動するだろうか? 感動してもらうヒントはこの本にあった。「複製」だ。複製ならさわれる。「レプリカ」や「模写の点描」をふれたりさわったりできれば作家の創作の意図やノミの彫りの技を肌で感じることができる。説明も「点字」が添えてあれば視覚障害者だけでも楽しめる。さわって鑑賞できれば見常者ももっと深く五感による作品鑑賞ができる。 本物はさわっちゃいけないが数点のさわれる文化財や芸術がある美術館、博物館、資料館になったら魅力が倍加するんじゃないかと思う。 ほほほこらむ 2024.2.27 読書も井原線ウォークのためにある。この「ふるさとの思い出 写真集 明治 大正 昭和 井原・後月」(井原史談会 編 岸加四郎 著)は、井原の文化財委員や井原史談会会長として「井原市史」編纂に尽力された岸先生がまとめられた写真集。カラー写真でないのが残念だが、当時の風景とその時代の趣きが呼び起こされる。 井原線ウォークの参考になる貴重な資料だ。 ユニバーサル・ウォーキングは郷土史の掘り起こしとその見せ方に尽きる。 歴史を学び、ひとつひとつの史跡や風景をいろんな視点から見直し、発信し、解説する。参加した人の感想を聞きつつそれを学びとして視点の多様性を蓄積していく。 五感をフル動員したフィールドワークこそがユニバーサル・ウォーキングの土台になる。 底なし沼のような膨大な知的空間が広がっていく。 ほほほこらむ 2024.3.2 「井原線ウォークdeまちおこし」を探求して25年になる。 最近、ウォーク企画がマンネリになってきている。 ・月1回でいいの? ・毎年同じ企画の繰り返し? ・周知方法が非効率? ・決定した企画に柔軟性がなくなってきていないか? ・単視眼的になってないか? ・ひとりでやるには身体が持たないんじゃない? 25周年という節目のウォーク3回は、なんとか済ませたが、1回目はユニバーサル・ウォーキングという新しい試みは良かったが、残り2回は例年通りの企画に雨にも降られ散々だった。 打開策は、 ひとりでガンバルのをやめる。 マンネリ企画をやめる。 「ほほほのおと。」をまずは1冊発行する。 ほほほこらむ 2024.4.26 「ほほほのおと。」を編纂するにあたって、まずは今まで実施したウォークを現在から2013年まで書き出した。コロナや豪雨災害で休止した期間があったが105回のウォークになった。この作業はこの2~3倍はあるので「ほほほのおと。」枠組みを大雑破にグループ分けして検索できる形を整える。 ・自然探訪シリーズ ・お花見シリーズ ・野鳥観察シリーズ ・山城探検シリーズ ・歴史探訪シリーズ ・廃線跡シリーズ ・古道探訪シリーズ ・寺社探訪シリーズ ・人物ゆかりの地シリーズ ・工場見学シリーズ ・産業見学シリーズ ・芸術鑑賞シリーズ ・工房探訪シリーズ ・お祭りイベントシリーズ ・収穫体験シリーズ ・酒蔵探訪シリーズ ・うまいもんシリーズ ・タウンウォッチングシリーズ 現在書き出したのここ11年間の井原線ウォークだから基本、月1回だが。これより古くなると月2、月3回開催していた。これからが記憶も薄れてくるし大変だ。 井原線ウォークの集大成としてのウォーキングガイドブックの編纂はこれからの私のライフワークだ。 ほほほこらむ 2024.5.6 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.06.03 23:52:36
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