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カテゴリ:文化財保護課
こんにちは。
お茶好き&歴史好き&焼物好きの薺(なずな)です 今回は、世にも珍しい鳥が遊ぶ塔の話を。
【近江うし丸 顔出し看板】
以前ご紹介した道の駅 竜王かがみの里から 200メートルほどのところ かつてあった西光寺というお寺の鎌倉時代後期の宝篋印塔が遺されています (現在は鏡神社に属しています。)
【鏡神社宝篋印塔】
このスタイルの塔は、
呉越王銭弘俶(929~988)が建てた八万四千塔(銭弘俶塔)をルーツにするもので
日本では鎌倉時代中期以降、盛んにつくられるようになりました
で、数ある宝篋印塔の中で、非常に珍しいところがここ
塔身に注目 【世にも珍しい宝篋印塔のフクロウ】
このフクロウは、宝篋印塔の原形とされる
中国の銭弘俶塔に直接的に由来し、
現存するものとしては
旧妙真寺宝篋印塔(北村美術館)と旧西光寺(鏡神社)くらいなのです.....。
ほ~ めっちゃ稀少やん!!!!!!
しかも可愛いし!!!!!!!
ん、なに
重要文化財だそうです.......
ん~、納得
で、よくよく見てみると基礎にも鳥が.....
【基礎の孔雀文】
孔雀さんが彫り込まれています。
へぇ~ 可愛らしいなぁ~
旧西光寺宝篋印塔は、
世にも珍しい、鳥遊ぶ塔なのです
おつくりになった方、鳥がお好きだったのでしょうねぇ。
鳥好きの方、必見ですよっ
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最終更新日
2012.06.04 08:04:47
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