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こんにちは。 お茶好き&歴史好き&焼物好きの薺(なずな)です。 最近では、「お買い物にはエコバック!!」 結構定着してきたかなぁと感じます。 その中で、「へぇ~、こんなのも出てきたかぁ」 と驚いたのがこれ!! 「大津袋エコバック」だそうです。 【ペットボトル用の大津袋はこんな感じです】 エコの上に、滋賀県民としてはほうっておけないネーミング!! 大津ってあの大津 そう、関係有るんですよね。 大アリです
では、大津袋とは何ぞや 教科書的にいうと、 棗を濃茶の時に用いる場合、仕覆にする袋のことです。 【こんな感じ】 簡素ではあるけれども、ころんとした棗がコンパクトにおさまっています。 結んで飛び出した耳がカワイクないですか この大津袋、実は茶の世界の超有名人の奥様が考案されたらしいです。 そう、利休さんの奥様である宗恩さんです。 宗恩さんは、千鳥の香炉をリサイズしたり、新たな袱紗さばきを考案するなど 利休さんの新しい茶湯を支えた方としても知られます その宗恩さんが、大津の米袋の美しさに感じて考案したというのがこれ 大津袋なんですって あ~、なんともいえず美しい.... 機能美ってやつですね。 米袋を仕覆にするセンスは凄い
それはそうと、どうして大津の米袋が宗恩さんの目に留まったのでしょうか
天正10(1582)年以降、天下を握った秀吉さんが整備したのが大津港でした。 東日本の年貢米をはじめとした物資の大半が大津港を経由することになりました。 江戸時代前期後半(17世紀後半)には 大坂が「天下の台所」と呼ばれ米価を決めていましたが、 それ以前に米価を決めていたのは....
なんと大津だったのです 【石場の常夜燈】 天正6(1578)年に利休さんと結婚した宗恩さんは ほどなく堺から京都へ出てきたのではないかと思われます。 大津から京都へ持ち込まれる米袋を頻繁に目にしていたのでしょうねぇ~ 皆さんも、港町大津ゆかりの
おしゃれな大津袋のエコバックしてみます (教育委員会 文化財保護課)
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