滋賀県人権啓発キャラクターの「ジンケンダー」なのだ
8月23日に彦根市の稲枝中学校で行われた、「じんけんオープンスクールwith滋賀レイクスターズ」の様子を、皆さんに紹介するのだ!
夏休みも終わりに近づく暑い中、彦根市立稲枝中学校と南中学校のバスケットボール部の生徒さん約80名が参加してくれました。
前半は、プロバスケットボールチーム 滋賀レイクスターズの選手たちによるバスケットボール教室
左から、加納選手、横江選手、鈴木選手なのだ~
憧れの選手たちから直接、ドリブル・パス・シュートの実技指導を受けたよ。
まるでボールを操っているようなボールの扱いなど、プロの技を肌で感じながら、何度も何度も挑戦
そして、パスは相手がとりやすい位置に出す。ドリブルのときはボールに集中するのではなく、胸を前に向けて相手の動きを見ながら!など、相手をよく見て考えることも大切なのだと、選手たちの言葉から教わったのだ
バスケットボール以外の、人と人との関わりでも、そういった気持ちで相手を思いやって向き合えたらステキなのだ
続いて、勝ち抜きフリースロー対決!
見事勝ち抜いた人も他の人も、多くの視線が集まる緊張の中、みんなよく頑張ったのだ
さて、後半は、法務省の人権イメージキャラクターの「人KENまもるくん」と「人KENあゆみちゃん」、人権擁護委員さんによる人権教室
「誰もが幸せになる権利をもっている。」「もし辛いことがあったときは、一人で抱え込まずに周りを信じて相談してほしい。」とお話しされました
友だちや身近な大人に相談できなくても、人権擁護委員など、色々と相談できるところがあることを教えてもらったのだ
詳しくは、「相談機関について」を見てね。
それと、オリンピックを例に、スポーツと人権の関わりについても学んだのだ。
世間では2020年の東京オリンピック・パラリンピックで湧いているけど、オリンピック憲章には『人権』についての規定があることを、皆さんは知っていましたか
オリンピック憲章の「オリンピズムの根本原則」には、次のように謳われているのだ。
「スポーツを行うことは『人権』の一つである。すべての個人はいかなる種類の差別もなく、オリンピック精神によりスポーツを行う機会を与えられなければならず、それには、友情、連帯そしてフェアプレーの精神に基づく相互理解が求められる。」
「オリンピズムの目標は、スポーツを人類の調和のとれた発達に役立てることにあり、その目的は、人間の尊厳保持に重きを置く、平和な社会を推進することにある。」
このように、スポーツは人と人とを繋ぎ、人権尊重の精神にも通じているのだ
スポーツをがんばっている人たちにも、人権をグッと身近に感じてもらえたかな
最後は、選手による人権トーク。
チームスポーツであるバスケットボールで、重要なコミュニケーション。コミュニケーションをとる上で大事にしていることは?との質問に、
「コート内ではもちろん、コート外のプライベートでもコミュニケーションをとること。」
「外国人選手とは、片言でも、少しずつでもよいからコミュニケーションをとること。」
「相手のことを思って行動すること。相手がどういうプレーをしたいか等、考えたりすることが大切。」と答えてくれたのだ
ぼくも、選手たちのお話を聞いて、「お互いを理解し合うこと、尊重し合うことを大切にしていきたい」と思ったのだー!
それでは、今日はこの辺で!またね~
※ジンケンダーって? 詳しくは「ジンケンダーについて」を見てね。