滋賀県では7月1日を「びわ湖の日」と定めて、琵琶湖を「きれいにしよう」「豊かに取り戻そう」「もっと関わろう」の3本柱で様々な事業展開を行っています。
この「びわ湖の日」の事業展開は、琵琶湖の水を利用している下流域の住民の皆さんにも幅広く情報発信し、参加を呼びかけるなど、県内のみならず、県外への発信にも努めています。
ちなみに、琵琶湖から県外(下流域)へどのように水が流れ出ているかというと・・・
「琵琶湖」から流れ出る唯一の河川である瀬田川は中流部では宇治川と呼ばれ、京都府・大阪府境界付近で桂川、木津川と合流した後は淀川となり、大阪湾へと流れ注ぎます。下流域約1,450万人の方の水源となっているのですね。
そこで・・・
琵琶湖の水がどのように下流域へ流れ出ているか、実際に見てみようと思い、宇治川、木津川、桂川が合流する三川合流地点まで足を伸ばしてみました。
今回訪問したのはお隣の京都府八幡市です。
この御幸橋の下を木津川が、そしてすぐ近くには宇治川も流れており、二つの川の間には背割堤という1キロを超える堤防があります。
春には桜が満開というこの背割堤を最後まで進むと・・・
写真からは分かりにくいのですが、正面奥で宇治川、木津川が合流しているのです。
ちなみに、ここにはこんな標識もありました。
実際には桂川と合流するのは少し先で、さらに先へと進むと・・・
にににん!
こんなものが!
あぜ道を先に進むと・・・
先ほどの木津川と宇治川が合流した川と、画面奥に見える桂川とが合流して、こちらで三川合流となるのです。
ここの傍の道路標識をみると・・・
看板には淀川の名称が!
ここから約35キロ先の大阪湾までつながっているのですね。
琵琶湖の水がどのように下流域につながっているのか、実際にこのように見に行ってみるのも面白いものですね。上流に住む者として下流域のことを思い、きれいに水を使おうと改めて感じました。
今回は下流域の視点で触れましたが、「びわ湖の日」の県内での事業展開については、以前にこのブログでも触れていますので、こちらも是非ご覧くださいね。
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http://plaza.rakuten.co.jp/biwaburo/diary/201406270001/
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