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2015.08.01
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こんにちは♪
平和祈念館です。

今回は、平和祈念館で戦後70年特別企画として実施している
「平和の学校・あかり」ピーススクールの取組についてご紹介します。

「平和の学校・あかり」ピーススクールは、6月~1月にかけて月1回、
子どもたちが平和について学ぶ機会を提供し、平和への願いを深めて
もらうとともに、子どもたちの創造力、表現力を高めてもらうことを
ねらいとしています。

7月は、「滋賀戦跡めぐり」として、滋賀県の代表的な戦争遺跡である
八日市の掩体壕(えんたいごう)や米原の蒸気機関車避難壕を見学しました。

まず最初に訪れたのは、東近江市の八日市地区にある飛行機(戦闘機)を
隠すための施設「掩体壕(えんたいごう)」です。
戦時中、八日市には陸軍の飛行場があり、飛行機(戦闘機)を隠すために、
近くの布引山麓に掩体壕がつくられました。
現地で掩体壕を見学しながら、館職員から掩体壕が作られた経緯や当時の
様子などを学びました。
八日市掩体壕

次に訪れたのが、米原市岩脇地区にある「蒸気機関車避難壕」です。
人やモノを輸送する列車(蒸気機関車)は、空襲の標的とされたことから、
米原駅の近くにある岩脇山に列車(蒸気機関車)を隠すための壕が作られました。
壕が完成する前に終戦を迎え、実際に壕が使用されることはありませんでしたが、
地元岩脇まちづくり委員会の方々によって保存活動を進められ、現在はリクエストに
応じて一般の方にも公開されています。
実際に掘られた130mの避難壕の中を歩くと、中は17℃と大変涼しく参加者も
驚いていました。
米原蒸気機関車避難壕

県内には、こうした戦争の跡を残した場所などが他にもあります。
戦後70年を迎える8月、みなさんの身近な地域に残る戦争の跡を訪ねてみることで、
改めて平和について考えるきっかけにしてみてはいかがでしょうか。

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最終更新日  2015.08.07 11:07:00
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