オフィスびわこのテープ起こし・文字起こし生活

このたび、私が所属するＮＰＯ集改センターが京都市都市計画局から受託した２００７年度の分譲マンション実態調査結果のまとめが公表されました。

http://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000039110.html

ちょうど、先日別のブログで述べたマンションのお付き合いという項目がある。

この結果によるとマンション居住者との近所づきあいがあると答えた人は７５．４％

周辺地域との近所付き合いがある、４３．６％、

マンション内の行事に参加したことがある、８８．９％、

地域の行事に参加したことがある、７１．２％。

これだけ見ると、なんだ、マンションに住む人は、結構地域とつながりもあり、マンション内の行事にも参加している人が多いじゃないの、という感想を持つ。

しかし、別の項目で、

１）マンション内で行われている行事がある、５３．４％

２）マンションがひとつの自治会、町内会になっている、３３．５％

３）マンション全体で地域の自治会・町内会に加入している、３９．８％

４）地域の自治会・町内会に全戸加入している、６５．３％

２）と３）を足した数は７３．３％、１００－７３．３＝２６．７

つまり、１つのマンションに住む全員ではないにしろ、７３．３％のマンションは何らかの形で自治会や町内会に入っているのだ。そして、１つのマンション全員で自治会・町内会に加入しているのが６５．３％、

ということは、２６．７％のマンションは自治会にも町内会にも入ってないということになるのだろうか。

うちの町内会を基準にすると、４人に１人は町内に加入していないというのは、驚くべき多い数字だ。もちろん、マンションによって住戸数が違うから、単純には計算できないだろうけど。

また、マンション行事に参加している人が８８．３％だが、そもそも、マンション内で行事があるのが、５３．４％。ということ。マンション全体からすると、マンションの行事に参加したことがある人は、２人に１人ということか。

そして、このアンケートの居住者向け回答率が２１．５％、マンション管理組合としての回収率が２４％だから、いったいこの数字はどう読めばいいのだろうか。

というのが、マンションのお付き合いの項目に関する私の感想だ。

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