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震災後2週間以上たつと、避難所での生活の模様を映すテレビからの情報も多少変わってきた。命が助かった、でも、水や食料、ガソリンがない、という状態から少しずつだが、大きな避難所にはそういう物資も届くようになった。 今朝、たまたま見たテレビで、給食を作る厨房で被災者の人たちがご飯を作っている映像が流れた。聞けば、その地域に住む主婦の人たちだという。大鍋にいっぱいに入った食材を、船を漕ぐろのようなもので2人がかりで混ぜて作っていた。 「うん?」いくら食事を作り慣れた主婦とはいえ、給食の大鍋で作る料理と普段家庭で作っている料理は勝手が違うはずだ。聞けば、その地域は、年に1回、災害のときのために、そういう訓練をしていたそうだ。 男性は、自衛隊の人が運んできた物資を手際よく受け取り運搬していた。こちらも災害のために訓練していたそうだ。災害が起こって「さあ、どうしよう」では、実際には間に合わない。だから、日ごろから訓練をしていたという。 もともと地震や津波の多い土地柄で、防災意識が高いところとはいえ、普段の訓練、準備が見事に大事なときに役立っているようだ。 地域の力の素晴らしさを目のあたりにした。今、地域と疎遠になり、地域の町内会は任意だから、別に入らなくてもいい、という人が増える。「無縁社会」という言葉もはやった。 でも、それじゃあ、いざというとき、自分や大切な家族は守れない、ということを改めて感じさせるニュースでした。 =============== 大阪、京都、滋賀、兵庫、奈良を中心に全国よりご依頼をいただいております。テープ起こしなら、テープ起こしオフィスびわこまで
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最終更新日
2011年03月30日 15時56分47秒
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