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リーボックのスニーカー イージートーン レディース 美脚シューズだと思ったのだが、売れているらしい。 要は、はきごこちのよい靴ではなく、逆に履き心地を悪くして、バランスを取りながら歩かせる靴で、そのために普通の靴よりもお尻やいろいろな筋肉を使い、美脚効果があるという。それだけで筋トレになる、といいたいのだろう、「歩くジム」というキャッチコピーまでついている。 以前、テレビで「現代人の体のゆがみは履きやすい靴が原因だ。そして、そのゆがみがいろいろな病気の要因となる」とある医者が言っていた。昔は草履で道も悪く、足の指に力を入れないと歩けないような状態だった。だから、昔の人は、自然と足の指の力がつき、体のゆがみも少なかったという。 そういう意味では「履きにくい靴が、かえって健康に良い」ということにつながる。 それを聞いて、ある話を思い出した。ある人が、地域と交流のある自宅のような介護施設をつくろうと考えた。その考えに賛同したお寺の住職が建物を無償で提供するという話になり、介護施設として認定してもらうために、必要最低限の設備を備えた。 いろいろと苦労したが、何とか許可がおりた。しかし、その建物は、従来、素晴らしいとされるバリアフリーの建物とはほど遠く、階段は急で必死で手摺りをもって上り下りしないと、高齢者にとっては危険?と思ってしまうような建物だったようだ。 しかし、そこの介護職員は、「そうなんですよ、だから、みなさん、手摺りをしっかりつかんで、注意深くしっかり足を上げて上り下りするから、足腰が丈夫ですよ(笑)」と言っていた。 現在の介護現場では、高齢者の残存能力を少しでも維持するために、なるべく手をかさず自分のことは自分でする、という介護に切り替えているそうだ。その方が介護する側からしてみれば、逆に時間を取られる。しかし、そうやって、少しでも自分のことが自分でできる、ということが終末を迎えつつある人には大切なことだという。 一見、体にやさしくないような設備、建物、道具、サービスが実は体にいいということか。 =============== 大阪、京都、滋賀、兵庫、奈良を中心に全国よりご依頼をいただいております。テープ起こしなら、テープ起こしオフィスびわこまで
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最終更新日
2011年04月02日 12時03分51秒
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