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昨日、町内会の回覧板に「葉山川の草刈りは今年度は役員だけで年2回、ゴミ拾いを行うことにしました。次年度は今年度の活動状況を見据えた上で方針を決めてください」という回覧板が回ってきました。 ここの葉山川の管理は行政が業者を雇って年2回草刈りを行っていますが、それプラス代々私の住む町内会など川に隣接した町内会が分担して行政からの委託という形で草刈りを行っています。 しかし、ここのところ、この葉山川の草刈りをやめてほしい、という意見が出ていました。 草刈りをやめたいという人の意見は、 1)草刈りをしない町内会の増加 2)危険→斜面であるために(?)草刈りでけがをした人もいる。 3)高齢化→町内にある公園での草刈りは苦にならなくても、町内に隣接している川の斜面の草刈りは肉体的に負担がかかりかなり疲れる。 また、「下までは危ないから、3mぐらいまで刈ればいい」と言われても、「私はできるから」と結構刈りにくいところまで刈ってくれる人がいる。そういう人がいる限り、自分だけ3m以内のところだけするのも心苦しい。 片や草刈りを続けるべきだという人の意見は、 1)美観が保てない→行政だけの草刈りでは草が生え、ごみを捨てられる。 2)町内で人が顔を合わす機会が少なくなる。 特に、私は2番は重要だと思います。コミュニティはまず顔を合わせることから始まります。その機会が少なくなるのは心配です。小さな日常の積み重ねがいざという災害時に大きな力となります。 この草刈りは町内行事の中でも、参加者が多いのです。これは不参加料を取っているからだけではなく、「共同の労働作業だ」、というところに緩やかな半強制的な縛りがあり、それが功を奏していると思っています。 そういう意味では、今年度草刈りが全員参加でなくなったことは少し残念です。高齢者でも参加できる「緩やかな縛り」=「緩やかな責任」のある共同作業はほかにないものか……。
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最終更新日
2012年04月15日 14時23分47秒
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