今日は午後からコラボしが21で行われた災害支援市民ネットワークしがの第2回研究会に参加してきました。
最初に講師の社会福祉法人 全国社会福祉協議会全国ボランティア・市民活動振興センターの園崎秀治さんの「災害時における広域連携・多職種連携の必要性」についての基調講演がありました。その後、しがNPOセンターの阿部市の「被災地での連携事業報告」がありました。
引っかかった言葉は、「法律は福祉の対象者によりバラバラだ」ということ。つまり、対象者によりそれぞれの法律があり、それが災害時には特に足かせとなり、災害時に活躍できるいろんなチームがあるにも関わらず、連携をはばむ原因となっているとのことでした。
また、地域防災計画等を作ってあまり細かく書きすぎると、それも同様に足かせになる。災害時は想定外のことが起こることを想定し、どうすれば、支援ができるかを考えることが大事。
ワークショップでは、新しい防災のためのネットワークを作ることも大切だけども、それよりも今あるそれぞれのネットワークに防災の要素を足して、ゆるくネットワークをつなげること。そして、いかに企業を巻き込むか。ここが大事だね、ということでした。
いずれにしても、普段できないことは災害時にはできない。普段からのか関係づくりが大切ですね、というお話でした。