食事どころ+陶器販売=なるほどビジネス?
きょうは、自治会の1日旅行に行ってきました。最初にミホ・ミュージアムに行きました。次にお昼ははや~くから予約しないと、なかなか行けない茶懐石料理の○○というお食事どころに行ってきました。茶懐石料理です。向、汁、御飯が最初にでます。懐石は本来御飯が先に少しだけ出ますが、現在は省略される場合が多いようです。椀になります。食事の時間は2時間。もちろん、写真以外の料理も出ました。2時間もどうするんだと思っていても、いつの間にか時間は過ぎていきました。茶懐石の極意は「招待する側の負担を軽くする」というもの。そのために、大皿に盛られた料理を椀のふたなどに各自が取り分けて食べるということもします。洗う食器を少なくするためです。そういえば、お茶を習っていたころ、生菓子は大皿にもられ各自懐紙のとりわけいただいていたな。たっぷり、2時間かけて味わうと「ギャラリーもございますので、そちらの方もごらんください」と声をかけられ行ってみると……さっきまで食べていた料理の器が販売されています。「え、あの器2万5,000円だったのか」「あのビールグラスは1,800円……」というように。そこには高価な器から手ごろな値段の金平糖まで……そのギャラリーで、売られている金平糖と落雁(らくがん)を甘味としてお薄をいただきました。(これは料理代金に入っています)その部屋にあるお手頃価格の金平糖や料理に使われたヒノキの箸を「おみやげ」といって、買われている方がいました。聞くと、先代は陶器の販売をしていて、食事どころは自分たちの代になって初めて今年で10年ぐらいだそうです。食事に使ったすてきな器をアピールするには、新しいスタイルのお店だなと感心しました。