IZARIYA 座屋 Restaurante japonés
先日、新しく出来たちゃんとした日本食レストランに行ってきました!。IZARIYA MADRIDc/ Zurbano 63 913-083-812バルセロナは多くの日本食レストランがあって羨ましいのだけど、マドリッドって出店されても板さんはオープン時のみで、仕入れルートの確保と教育係り(?)をされて数ヶ月~1年くらいで帰国されたりとか老舗系が閉店したりとかで外食セレクトが難しい。東京太呂で修行してたスペイン人の料理人達や、そこから派生したスペイン人料理人さんなどがそれぞれ独立して作った日本料理店が悪くなかったりするのも悩ましい所。前菜(という呼び方で良いのかわからないけど。)蓮根とブロッコリーの和え物。コレは個人的に一番気に入ったかも。ただ、スペイン人にはちゃんと説明が必要。『蓮根』が日本料理に使われるものであることや効用など。価値があるものだと説明したほうが喜ばれる。口コミサイトで紙の説明書を見せられただけ、的なものもあったので(勝手に)気になってます。スペイン人で他の料理と比べて高額な日本食を食べに来る人は概ね『知識層』だと思うので知識の元になる情報を提供するとかなり喜ばれます。高めの中華なんかでもオーナーとかがわざわざ特殊な材料の説明や珍しいものがあれば見せに来てくれたりとかしてる。そういう店はこの不景気の中でも流行ってるし常連が離れないんですよね、、。(というか常連になっていく。)外食リストから外れないから『そろそろあの店に行こうか。』ってなる。日本風ポテトサラダ美味しいです。ただ、シェフにも言ったので書きますがスペインだとポテトサラダは『ロシア風サラダ』と呼ばれるので日本食料理店で出されると凄く不思議に思われるでしょう。(ここからは言ってないけど)日本の良い器で出されてもちょっと困惑させてしまうように思います。普通の安バルの安い定食(8ユーロくらい)の前菜リストにあってしかも量が格段に多いから前菜のリストからは外したほうが良いと思う。近頃はサンドイッチの具としても使われてるし、お惣菜としてパックで安価に売られてたりもする。他の折角の料理の価値を下げてしまう恐れが大、かも。勿論、味は美味しいし日本人受けはいいかもしれないけどマドリッドの在西邦人は所詮2000人でそのうちセントロに食べに行けてある程度の金額を使える大人、となると少ないと思う。やっぱりスペイン人の富裕層にリピートして貰わないと難しいのでは?と思います。(←余計なお世話ですみません、、。)ヒジキの煮物これも美味しい。ただ、箸で食べるのにはいいけどフォークでとなると器が小さいので難しいかもしれないなー、と妄想。日本食レストランに行きなれた『通』なスペイン人は日本人よりも箸使いがよっぽど上手でびっくりすることが多々あるのだけどヒジキは難しいんじゃないかなぁ。もっとつかみやすくて、2口くらいで頂ける何かのほうが良いかも、、。(←またまた余計なお世話、、。)『箸を使いこなせるオレ』 的なプライドが崩れちゃうかも? だし。ちらし寿司抜群に美味しく頂きました。設備系の工事が遅れていて(今は終わってるかも)電力量が足りないなどの問題があるそうで寿司飯もシェフのご自宅で作ってらっしゃるそう。ありがたいことです。お魚がとにかく美味しくて、違いがハッキリわかります。ただ、これもシェフに言ったのですが、やっぱりスペインでは『にぎり寿司』じゃないと寿司じゃない、ってところがあるのが問題。私自身も色々な場所に日本料理を持っていく機会があるのだけど、悲しいことにちらし寿司はパンチがない、、、。『コレは寿司じゃない』って言われる。あと、ちらしだとヒジキと同じで箸では食べづらいかも。サラダボールのような形の深いお皿だと特に。お味噌汁美味しいですー。(そればっかり。語彙力なしですみません、、。でも本当に美味しいんです。)お代わりほしー、と思ったくらい。先日行った別の日本食レストラン、しかも日本人の料理人のお店で出汁のない味噌汁を頂いて唖然としたことを思い出してしまいました。涙。そうそう、シェフさんに『お味は如何ですか?』と聞かれて『普通に美味しくて感動です。』と妙な、ある意味とっても失礼な珍回答をしてしまいまって思い返すと恥ずかしいのだけど、私としては最上級な褒め言葉だったと思ってます。(←言い訳みたいですが、、。)『普通』でない日本食が多いんですよね、意外に。玄米アイスこれも美味しく頂きました。抹茶がムリな方(スペイン人)にいいかも。ただ、個人的には最後の甘み系はチーズケーキとか洋物?もセレクト出来るといいんじゃないかな、と思います。それプラス食後にはカフェを頼むことになるから単価も上がるだろうし。(←またまた余計なお世話ですみません、、。)和風の甘みにチャレンジできないスペイン人(結構多い)はカフェしか選択肢がないことになって寂しい。普通のバル定食でも4択くらいあるし。やっぱりちょっとした甘みが食後にあったほうがスペイン人には絶対良いと思うんだけど、、。というか、体が欲してしまう。ムリなら和風に形作られたチョコとかクッキーとかミニケーキでも良い。金平糖をアレンジしたりとかでも良いかも?? (←勝手な妄想。)というわけで、個人的に凄く気に入って、必ずリピートするだろう、っていうレストラン。ただ、ターゲットにすべきスペインには微妙なライン。私が食べたのはちらし寿司定食で16.5ユーロ。(昼の定食がいつまであるのかは聞くの忘れました、、。)予約すれば夜のコースも食べられるそうで、ちょうど食べてる方がいらっしゃって、はしたなくもチラ見しましたが凄ーーく美味しそうでした。お魚が炭で焼かれてて感動ーーー。ただ、今のランチの価格は微妙。定食の価格としては高め設定。(バルだと8~12くらい)でも、日本食レストランの寿司定食(ランチ)って大体19.5~29.5くらい。だから、少しでも『にぎり』を入れて価格をアップさせるほうが方向としては良い気がする、、。(←勝手な願い。)今年のマドリッドは日本食レストランがオープンラッシュで、居酒屋風のところとか、スペイン人料理人の上質な創作系日本料理店とかが次々開店してる。その中で『差』を付けるのに十分な、腕のある料理人さんが居て、良い材料を選んで(選ぶ目を持って)使えるのだから、スペイン人にもっと喜ばれるように、少しだけスペイン人受けするようにアレンジしたらもっと良いのになぁ、、。と思う。(←勝手な妄想。)今どき外食してるのはやっぱりスペイン人の富裕層だもの、とおばちゃんは思うのでした、、。あと今から言っても仕方のないことだけど、お店があまり広くないことは残念。(狭いわけではない)個室がないのでフロレンティーノさんとか使い辛いだろう。(←勝手な妄想再び。)夜のコースが60ユーロ, 80ユーロ,100ユーロ,120ユーロらしいのだけど、その値段を払うのならホテルのゆったりした日本食レストラン(味も良い)と競合するからスペイン人としては悩ましいところじゃないかな?それと口コミにも書かれてるけど、ほぼ同じ料金でコースをやってる老舗系の寿司メインでアラカルトもやってるところとの比較が激しい。もっと懐石スタイルがスペインで広まるといいんだけどな。個人的には、ランチでデグスタシオンが食べられたほうが嬉しいかな、、。(←またまた勝手な希望。)ともかく、近いうちにまた伺わせて頂きたいレストランです。日本酒の種類も多そうなので楽しみです。そうそう、伺った日は急いでいたので(3時に別の駅で友達に会う)、会計を待たずに直接支払ってしまってマナーとしてはダメでした、、。反省してます。 ←励みになるのでタパス好きな方、ワンクリック応援お願いいたします~。