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ひとりごと

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2005年11月25日
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カテゴリ:ママのひとりごと
【流水に花びら】
人生は水の流れのようなもの
もし思い悩むことがあったら
水に浮く花びらのように
身を任せてみるがいい

【菊唐草】
一番の願い。
それは、おまえが元気でいることだ。
だから長寿と健康を永遠に約束にする
この菊唐草の文様を贈ろう

【根引き松】
お正月の宴の席で行われた根引き松。
抜かれた松が新しい地で根を張ることが
できるかと縁起を担いだひとつの遊び。
この家から嫁ぎ、どんな場所でも
おまえはしっかり根を張り生きていくことを
この文様祈りをかけよう。

【春の風】
どんなに寒い冬がきても、
冬のあとには暖かな春風が吹く
そして嬉しげに花びらが
風に舞うことができるのだということを
覚えていて欲しい
そうすれば生きること
人生の素晴らしさを
おまえは知ることができるのだから

【露芝に水玉】
朝露を集めた水で墨を溶き
七夕の日に願いを書けば叶うのだという
悲しみの涙が頬を伝う日が重なるときには
太陽の反射する朝露を集めてみるといい
頬に伝う涙が朝露に変わることを願いつつ

【竹】
竹林を歩くたびに、「かぐや姫って本当にいるの?」
そんなことを何度も、何度も聞いていたね。
そのうち母になったときには、
ときにはそんなことをふと思い出して欲しい。
そして、夢を信じる子供を育てて欲しい。

【ひし文唐草】
何年も前から供えられてきた雛祭りの菱餅。
これは、厄除けと健康祈願のためのもの。
いつの時代であっても、親が子を思う気持ちはただひとつ
健康であって欲しいと…
長生きして欲しいと…
だからこそ唐草とともに描く。

【撫子】
撫子という言葉は、なでるようにして可愛がり、大切に扱う子供や愛児、そして愛する女性を表す言葉。
私にとっていつまでもおまえは
この撫子の花のような娘であることを忘れないでいて欲しい。

【薄】
秋の七草のひとつの薄
風にたなびく姿は儚げで悲しい
が、ときにはこの薄のように
儚げで寂しい素振りを見せることが
男(夫)の心を縛るのだということを
伝えておこう
父としてではなく、ひとりの男として。

【蛇の目傘】
雨の日や雪の日は
この蛇の目傘の蛇の目のように
そっとおまえのことを
見守っていよう
どんなときでも
どんな場所でも
だから安心していて欲しい






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Last updated  2005年11月30日 14時42分36秒
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