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ひとりごと

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2006年08月26日
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タイトル:

壊れるとき・・・・(仮)

 

葛城綾子(28) 主婦

葛城ゆたか(41)政治家

 

佐野小百合(28)綾子の同級性

 

野中恵子(20) ゆたかの愛人

 

田中健二(29) 綾子の元恋人

 

高橋直哉(20) マッサージ師

 

牧野とおる(35) 

 

 

 

ラブホテルの窓を開け、ケータイの写メのシャッターを女は押す。女は雲を見ながら、ため息しかつかない。

 

葛城綾子(28)は、今日もラブホテルで牧野とおる(35)と激しくもつれあっていた。そして、情事が終わると、窓を開けきまって空の写真を携帯で撮るのだった。牧野がベッドの中から、「窓閉めろ」と言うが綾子はアンニュイな笑顔を向け、「ほら、これうちの子」とケータイの中の小さな子供の写真を見せ、牧野の胸に顔をうずめていく。

 

葛城ゆたか(41)は、秘書件愛人の野中恵子(20)と社内のトイレで情事を楽しんでいた。恵子が、葛城に「どこかでゆっくりエッチした~い」と甘える。恵子のポケットの中のケータイに着信ランプが点滅する。

高橋直哉(20)からだ。

 

 

自宅に戻った綾子は、レトルトや冷凍食品を皿に盛りながら夕食の準備をしている。電話が鳴り、葛城の母から「今日も優子ちゃんいい子だったわよ。あなたが、忙しいなら、ずっとうちで預かりましょうか。どこの馬の骨かわからない女が育てるよりも、優子ちゃんだって幸せよ」と言って電話が切れる。綾子はその電話を聞き流し、また夕食の準備に戻る。

葛城が帰ってが、テーブルに並んだ料理を見ただけで、

「食べてきた、明日から出張だ」と寝室に引きこもる。綾子はテーブルの料理をごみ箱に捨てていく。

 

綾子の姿を望遠レンズで見ている男の姿があった。田中健二(29)だった。田中の目が獲物を狙うハイエナのようにぎらつきながら綾子を見ている。

「ゆるせねぇ!あんな女が幸せになるなんてよ」

田中が憎しみを込めて、シャッターを押す。そんな田中に、佐野小百合(28)が後ろから「健二...もういいじゃない」と抱きついていく。田中が振り返むき「務所じゃ、女抜きだったからなぁ」と小百合にむしゃぶりついていく。小百合が善がる。「ねぇ、健二...私だって、アイツ(綾子)は許せないのよ。あのときだって

罪をあんただけに押し付けて、アイツ、わたしと同じ店で、わたしの旦那をネコかぶってモノにしたんだからさぁ」と。健二が小百合の上になり、腰を動かしながら、「なら、殺そうぜ...あのアマを...」と笑いを浮かべる。

 

江戸情緒あふれる町並みを歩く、葛城と恵子。恵子が「ねぇ、センセ...がまんできないの。だから...」と誘う。葛城が「おまえはかわいいよ。今度はなにが欲しい」と目じりを下げる。

 

小百合がホテルバスルームで牧野の股間に顔を寄せている。牧野が「やっぱり、女は金だして買うのが一番だよ。小百合が一番安心できる」と言いながら、綾子の話をベッドの中で小百合に聞かせる。小百合がなにも知らないふりをしながらその話しに相槌を打っていく。そして、牧野に「あのさぁ、こんなこと言いたくないけど、そういう女って、あとが怖いのよ。危険な情事ってDVDなんかとおんなしだしさぁ...」牧野がギクリとなる。

 

マッサージ店のベッドの上で、高橋のマッサージを受けている綾子。高橋が丁寧に綾子をマッサージしている。高橋のケータイに恵子からの「エッチしよう」の

メッセージが入る。

 

高橋の狭いアパートで、恵子と高橋が抱き合っている。

高橋が恵子の胸を揉みながら「ごめんなぁ...マッサージの店の資金援助で苦労させて」と言いながら恵子を押し倒していく。

 

小百合が葛城に電話する。葛城は小百合とホテルに入り、綾子の悪口を言いながら小百合とひとつになっていく。小百合がベッドの中で葛城の耳に「あのさ、綾子って、男なしでいられないらしいよ。この間のわたしの客が綾子とやったってさ。優子ちゃんだって、本当にあんたの遺伝子だったの?」と...。

 

 

ひとり部屋の片付けをしている綾子の部屋を田中が、「宅急便です」とノックする。綾子がドアを開けると田中は綾子に刃物で脅し部屋に入ると、綾子を陵辱していく。最初は抵抗するが、激しく乱れ「やっぱり、田中くんしかいないの」と喘ぐ。

田中が去り、乱れたままの部屋に葛城が帰ってきくる。

放心した綾子の姿に葛城が怒り、綾子を平手うちにする。そこに、実家から娘が事故にあったという知らせの電話が入る。葛城が電話ぐちで「そんなどこの馬の骨かわからん子などどうでもいい」と声をあげ、電話を切り部屋をでていく。

 

小百合と田中がその様子を望遠カメラでおもしろそうに見ている。

 

高橋の部屋で身支度をしている恵子のケータイに、葛城が電話を入れる。恵子が「はい。すぐですね。わかりました」と電話を切り、高橋にもう一度キスして別れ、葛城の待つホテルへと向かう恵子。

 

憔悴している葛城を慰める恵子。葛城が恵子を抱きしめる。そんな葛城に恵子は、「綾子なんかいなくなってしまえばいいのにね」と囁く。葛城が恵子に、綾子を

殺してくれるなら、保険金の一部を恵子にやるよと話す。その言葉をケータイのボイスメモにとる恵子。

 

 

 

 






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Last updated  2006年08月26日 13時36分31秒
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