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カテゴリ:春夏秋冬
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本日は、お日柄もよく 最高の、古文の学習日和です。 (^^)b 逢ひ見ての のちの心に くらぶれば 昔はものを 思はざりけり ~ 百人一首「43」 権中納言敦忠(藤原敦忠) かなり有名な歌ですが、 高校で習う古文には、この手の 「恋歌」が頻出します。 高校生の頃は、文法やら品詞やら “ 木を見て森を見ず ” 的な解釈のみで 作者の心の奥底の真意までは とても見てとれませんでしたが、 半世紀も生きてきて「酸いも甘いも」体験すると この手の歌の作者の真意も ちらほらと垣間見えて来ます。 「古文」として学習してきているので 何となく「高尚」「風雅」なイメージを 植えつけられてきていますが、 色恋の歌は、(普通の)現役高校生では 絶対に理解できぬであろう思いが 歌の中に埋め込まれています。 解釈次第では、当時としては かなり『破廉恥』な歌も散見します。 額田王(ぬかたのおおきみ)の ~ あかねさす 紫野行き標野行き 野守は見ずや 君が袖振る ~ なんぞは、 かなり心をくすぐられる歌です。(+_+) この歌は、当時「天智天皇」の妻であった「額田王」が “ 前の夫 ” であり、「天智天皇」の弟でもある 「大海人皇子(おほしあまのみこ 後の天武天皇)」 に向けて詠んだものです。 これに対して、「大海人皇子」も ~ 紫草の にほへる妹を憎くあらば 人妻ゆゑにわれ恋ひめやも ~ と返歌を詠んでいます。 しかも、この歌の応酬は、「天智天皇」同席の 宴の席で詠まれた・・・というから驚きです。 因みに、本日は冒頭の 藤原敦忠の命日だそうです。 943年(天慶6年 旧暦3月7日)没 ・・・何かの文献に記載されてるんでしょうか? そして、 かの アルベルト・アインシュタイン博士の 命日でもあります。(-_-) また、音楽家の レオポルド・ストコフスキーの 誕生日でもありますので、 BGMに、彼のバッハを聴きながら 煮詰まった脳みそをほぐしております。 桜が散ったかと思うと、 日中は汗ばむぐらいの気温で 気が付くと「初夏」の香りです。 春すぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山 おっと・・・ 嫁様から、 洗濯物を取り込む指令を受けてたんだっけ。 (+◇+) 忘れるとこだった・・・ ☆★☆ 初めて訪れて頂いた方、最近読み始めた方・・・へ ★☆★ 「はじめにお読み下さい~Read Me」のページを作成しました。 是非、ご一読下さい。⇒【はじめにお読み下さい・・・Read Me】 【はじめにお読み下さい・・・Read Me (2)】 【はじめにお読み下さい・・・Read Me (3)】 ※携帯電話画面からは閲覧できないようです。(TへT) またのお越しをお待ちしております。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年04月18日 15時13分17秒
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