.　　　　　47歳今まで中途半端に生きてきたけど,この歳になって「今から医者になる」と決意しました

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我が家の朝は、

コロ助の



　　おはよう！朝なりよ～　



　　まだ眠いなりか～　

　　　　　　　　困ったなり～　



の喚き声で始まります。

アラームを止めないと、やがて



　　遅刻するなり～　



と、更に声高に叫びます。

アラームを止めると



　　今日も、頑張るなり！　



で落ち着きます。

　　ただし、この後の二度寝に関しては

　　コロ助は、一切関知しない。(-_-;)




　　　　
　　　　我が家の「コロ助」　
　　　　格安で購入した割には数年間頑張っています。
　　　　声も、“ パチモン ” ではなく
　　　　ちゃんと、“ ホンマもん ” の声です。
　　　　文字盤には、「キテレツ大百科」のロゴ




「コロ助」と言えば

　　○○なり～　ですが、

古文の学習において

この　【 なり 】 は

避けて通ることができません。

出題率がかなり高い助動詞であり、

なおかつ

「伝聞・推定」「断定」の判別が

厄介な問題が多く

更には「音便化」も生じます。

毎朝のコロ助の声は・・・

　　朝だぜぃ！

は、「断定」と思われます。

　　まだ眠いか？だぜぃ！困ったぜぃ！！

は、「推定」と「断定」か？？？

（眠いなりか？・・・は、かなり違和感有り）

　　遅刻するぜぃ！

は、「断定」若しくは、

限りなく「断定」に近い「推定」か？

と、ここまでは良いのですが、

最後の

　　今日も、頑張るなり！

に至っては、現在学習済みの範囲内では

きっちりと説明が出来ません。

このセリフは、「コロ助」が

「私」に向かって言っているのだから

　　今日も、頑張るぜぃ！

・・・と解釈してしまうと

「コロ助」が頑張るみたいで変だし

感覚としては

　　今日も、頑張る “ べし ” ！

が近いように思えるのですが・・・




それとも、コロ助の使う「なり」は

文法を無視しているのか・・・？

考えてみれば、

「コロ助」のセリフでなければ

　　頑張るなり

や、これに近い表現は

かなり違和感を覚えます。




タイトルの活用

　　なら　なり　なり　なる　なれ　なれ
　　　　　　に　

は、「形容動詞型」で

この場合は「断定の “ なり ” 」で

「伝聞・推定の “ なり ” 」とは異なる・・・のですがな。

形容動詞の「静かなり（なり活用）」とは

これまた区別が必要で・・・




なり　　　恐るべし！　




それでも、頑張って

克服するなり～！

　（お！　

　　自分で自分に言う分には「断定」でいけますな。

　　やっぱり、コロ助は、私に向かって言うのは

　　「べし」に似た感じの使い方なのかなぁ？

　　ますます、わからんなり～！）





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