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カテゴリ:文学やら音楽やら美術やら・・・
いつも、ご訪問・応援ありがとうございます。 本日は、かの ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart) 洗礼名ヨハンネス・クリュソストムス・ウォルフガングス・テオフィルス・モザルト の「結婚記念日」です。ヽ(^o^)丿 ◆作曲法 モーツァルトの曲作りはピアノを使わなかった。 自分で楽譜に書くのが追いつかないほど、 頭の中に霊感(メロディ)が流れていたという。 また、1度に2種類の(別の曲)メロディが 同時に流れることもあった。 曲の構想はすべて頭の中だけで作り、 構想が固まるまでは他のことは一切見えず、 恐ろしいほどの集中力で練り上げ、 構想が固まると一気に楽譜に書いていった。 ◆作曲数と楽譜書き モーツァルトは30年の作曲生活のうち、 楽譜が残っている曲が626曲ある。 (楽譜が見つからない分を加えると 800~1,000曲位作曲したといわれる) その626曲分の楽譜は全部で23,000枚もあり、 1枚書くのにどんなに急いでも、慣れている者で2時間、 きれいに書いたら4時間はかかるそうだ。 (1枚の大きさはB4程度) 単純計算として、2万3千枚を書くのに1日8時間書いたとしても、 8,625日=28年かかる。 しかし、多忙なモーツァルトは楽譜書きに毎日8時間も費やせ なかっただろうから1枚を驚異的な速さで書いたと考えられる。 また、楽譜に書くときは妻コンスタンツェに世間話をさせ、 一緒に会話をしながら書いていたという。 そのスピードは、まるで速記のようだったらしい。 さらに、楽譜には訂正の後がほとんどないものばかりで、 熟考、推敲して曲を作ったタイプではない。 ベートーヴェンは正反対で、彼の楽譜は、 訂正だらけで血のにじむような戦いの後、という楽譜が多いという。 音は空気が振動して伝わる。音には高周波と低周波があり、 それぞれは体のどこに響くかが決まっている。 高周波=(例)お祭りの笛やかねなどの音 →脳から腰へ刺激される 低周波=(例)お祭りのたいこなど低い音 →腰から下へ刺激される 高周波の音は特に脳を刺激し、副交感神経を刺激する。 そして、モーツァルトの作品は、聴覚の専門家A・トマティス博士 によると高周波の音楽が多いという。 【トマティス博士は、1950年代に20世紀最高の ソプラノ歌手マリア・カラスが原因不明の病気で、 ある音域が出なくなったのを治療、完治させた。】 現在でも、アメリカ等で、学習、発達障害者に高周波の音楽 (モーツァルト等)を聴かせる治療が行われている。 ◆高周波の正体=1/f (エフ分のイチ)ゆらぎ α(アルファ)波が脳波に出ていると、 大脳の働きを抑える(=頭を使わない、休ませる)ことになり、 いわゆる癒される、という状態になる。 音楽以外でも、海、森等の大自然の中でもα波が出てくる。 α波の正体は【1/f ゆらぎ】というもので、 人間は次の1.2は快感を得ない。 1.単調な時計の音をずっと聴く→規則正しいだけ→× 2.工事現場等の音をずっと聴く→不規則なだけ→× しかし、各駅停車の電車のゆれは【1/f ゆらぎ】がはっきり出る。 電車は、まっすぐな規則正しいゆれと、カーブでの不規則なゆれが交互にくる。 予測可能と不可能が半々くらいだと【1/f ゆらぎ】が出てくる。 そして、モーツァルトの音楽(メロディ+リズム+ハーモーニー)は、 その条件を満たしている(=予想可能と不可能な音楽進行)作品が多いため、 α波が脳に出やすい→癒される、とのこと。 ま、いろいろとモーツァルトに纏わる話は たくさん有りますが、 幼いころから、知らず知らず 接している音楽も沢山あります。 勉強の合い間や、寝る前などに 時折お世話になっております。 「交響曲25番」「交響曲40番」 が、特にお気に入りです。 ☆★☆ 初めて訪れて頂いた方、最近読み始めた方・・・へ ★☆★ 「はじめにお読み下さい~Read Me」のページを作成しました。 是非、ご一読下さい。⇒【はじめにお読み下さい・・・Read Me】 【はじめにお読み下さい・・・Read Me (2)】 【はじめにお読み下さい・・・Read Me (3)】 ※携帯電話画面からは閲覧できないようです。(TへT) またのお越しをお待ちしております。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年08月04日 23時05分36秒
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