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カテゴリ:自称「ぐるめ」
人前で話をしたり、プレゼンしたりする際に
「間」の取り方や、話の導入の仕方などを学ぶべく 時々「落語」のCDを聞くことがあります。 使うのは、ほぼ統一された衣装と、扇子と手拭、 あとは言葉だけで、しかも座ったままのエンターテインメントとして 何百年の時代をくぐりぬけてきた伝統芸能だけあって 参考になることはたくさんあります。 「まんじゅう怖い」は子供のころに父親が そのまんまのフレーズで、おかんから「金蝶饅頭」(地元の名菓)を せしめているのを見て、意味がわかりませんでした。 というより、「アホちゃうか?大丈夫か?」 と、不安やら、軽蔑やら、複雑な感情が込み上げたものです。 後年、「まんじゅう怖い」の落語をテレビで見て、初めて 「あ、親父はアホタレさんではなかったんや。」 と納得したものです。 数年間、親父は私から密かに「アホ」扱いされてたわけです。 この時に、 ◎ジョークやピンポイントを狙った洒落は 相手が同等以上のそのジャンルでの知識が無いと 大ハズレになる。・・・どころか「アホちゃうか?」となる。 という事を学びました。 それ以降、 私が一番怖いものは・・・「羊羹(ようかん)」 となりました。 「ようかん怖い」と宣言するには、相手の素性やら 興味の対象やら、ジョークのセンスやら、を 長期間リサーチ、分析したうえで、「GO!」となって初めて 「羊羹が怖い」というセリフを吐くための話題やらシチュエーションやらを 巧みに準備、演出しながら、良いタイミングができて初めて 「俺は、羊羹が一番怖いな」と。 ま、理解できる相手であったとしても、 事前準備にかけたエネルギーを上回るほどのリアクションはありませんが。。。 それどころか、綿密にリサーチ、準備して渾身の一句として発しても 全く通じす、 「いやいや、落語で羊羹怖いっての有るやん。」 「あ、そうなん?落語とかあんまり聞いたことないし・・・」 で玉砕し、結果「かむ太郎、あほちゃうか?」となることしばしば。 それでも、頭の片隅には常備して、いつ何時チャンスが訪れても 即座に「俺は羊羹がいっちゃん怖いなぁ。」 と言えるよう備えております。・・・何故そこまでして??? 以前の記事にも書きましたが、 とある書物によると、私のラッキーアイテムは よ~かん、羊羹、ようかん なのです。 2012年10月06日「ラッキーアイテム」 ←ここ参照 先日、いただいた羊羹です。 中の柔らかさを保つために、まわりを固めてあります。 めっちゃ固い! けど、めっちゃ旨い!!! 有名な老舗のようです。 あと、この手のお菓子も「怖い」 何と! 1個「250円」 サービスで、希望すれば「抹茶の粉」をかけてくれる。 左側は抹茶の粉をかけてもらったおはぎですが 時間とともに色が変わってしまいました。 かけた直後は、それはそれは綺麗な緑色です。 こ~んな看板見ちゃったら、 とりあえず、食ってみないと・・・と 反対車線から苦労してここに入り、のれんを上げるまでは 値段なんかどこにも書いてないので注文する直前にはじめて 「1個250円」を知るわけです。 私には関西人の血が半分流れてますので 値段を知った後に食えば、当然 「めっちゃ旨いやん~♪」 1年熟成させた特別な梅酒とともに頂きました。 あ、「お酒も一部、怖い怖い」 ま、一番怖いのは、、、、、、 なんたって「嫁様」でしょうな。 おあとがよろしいようで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年04月19日 00時01分07秒
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