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カテゴリ:軍人の妻として
私は軍人の妻である。
だから、ある程度は覚悟はしていたけど まさか自分の夫が行くはずないって いつも思ってた。 イラク...... 戦場だ 昨日休日だった旦那と私は、日本から母が来ている為、 子供を母に見てもらい、二人でドライブ。 用事があったため、ダーリンのオフィスに立ち寄った。 車の中で、久しぶりに二人だけの時間っ!なーんて ルンルン気分だったのにでダーリンを外で待っていたのに、 なかなかオフィスからでてこない。 やっと来たと思うと、職場の人と一緒。 ダーリン「彼は日本で働いていたんだよ!」 私「こんにちは」 笑顔で挨拶をかわしていたのに、彼の口から 「奥さんに言わないとねぇ。イラクのこと」(英語) イラクという言葉を聞き逃さなかった私。 私「ダーリン、どういう事?」 ダーリン「うん。今話すから」 そう言って、職場の人と別れると、すぐに車を走らせた。 聞くのが怖かった。 ダーリンの口から、今上司から、イラクに行ってもらうことになりそうだと 言われたって。 ダーリンは海軍でも船の中での仕事ではない。 イラクの地につき、仕事をする事になる。 またも危険な任務だ。前回の任務では、爆弾などが隠されているか、一番最初に探す。そこが安全だとわかれば、他の兵士たちが、その地に踏み込む。 だから、何か仕掛けられていてもし誤って爆発でもした時は、犠牲になるのはダーリンだ。今度は何をするのか、まだ命令が下ってないけど、ダーリンの普段の仕事の状況を見て、ダーリンが今回のイラク行きの候補にあがってしまった。 任務期間半年。2ヵ月後に出発との事。 私は一昨年は、ダーリンが海外に派遣され、クリスマスも正月も離れ離れ。 去年はアメリカと日本の遠距離で、一緒に過ごせず。 今年こそ、初めて、家族そろって過ごせると思い、クリスマスにはダーリンと子供たちと、ダーリンの実家に帰る予定だった。 私は一度もダーリンとクリスマスを過ごしたことがなかったのに。 軍人の妻だもん。仕方ない。 でも今この状況が落ち着かない。 外にでると、沢山の家の外に、たれ幕がかかっている。 兵士たちの写真入りのもある。 We Miss you Dad! 戦場にご主人を送り出している家庭。 みんなが彼らの無事と帰宅を祈っている。 あー、この家もご主人がイラクなんだぁ。と通るたびに胸が苦しかった。 でも次は我が家 もしダーリンが行かなくて良くなっても、素直には喜べない。だって誰かが行かなくてはいけないから。 半年後、我が家の娘は、歩いているでしょう... お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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