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2006年01月17日
カテゴリ：軍人の妻として
私が住んでいる地域はアフリカンアメリカンが とても少ない地域です 学校の先生は一人もいません 生徒もほんの数パーセント 10分の1にもみたないんです 9月から1年生になり 学校に通いだした息子 もともと息子は 誰とでも仲良くなれるタイプ すぐにリーダーシップを発揮し 人なつこさと元気がとりえでした まったく英語が話せなかった息子が 再婚とダーリンの転勤のため、 去年の2月にアメリカに来たわけですが 持ち前の明るさで、 言葉の壁などは気にせず すぐに友達ができました しかし、人種差別にあっているんです 学校の先生に.... 何度か先生にも会いに行きましたが 私のことも完全に馬鹿にしてますね。 はっきり言って 人って目を見れば分かるんです それでも様子を見ていたのですが ある日息子に先生がいいました ｢悪い事をしたら、自分でナイフで手首をきらなくちゃいけない｣ ｢サンタクロースなんていないんだよ｣ このお話は直接差別と関係ないのですが まわりの大人からは ちょっと待った！！という感じです 知り合いの奥様が 私のかわりに 抗議の電話を校長先生にして下さいました 私も直接電話で校長先生とお話しましたが うちの教師がそんなことを言うはずがないと （じゃあなんで息子が手首っていう単語を英語で知ってるんだ？） まあ、その他にもいろいろ問題が あったわけですが 私はお顔を見て直接お話したいと言いました。 あんなに日本で沢山友達がいた息子がどうして？ あんなに先生にかわいがってもらっていた息子がどうして？ 私は頭の中がいっぱいでした 校長 ｢沢山友達がいた？先生に好かれていた？ いったいどこの学校で 息子さんがそんな待遇を受けていたんですか？ 教えてください｣ 私 ｢日本です｣ 校長 ｢お宅の息子さんにどのような教育をしていたのか ぜひともその学校に 聞きたいものですねぇ お父さんがいないのが 問題なんじゃないですか？｣ これが息子の学校の校長先生の言葉でした すっごいすっごい元気な息子だけど 本当はすごくナイーブで いたずらだけど 友達思いで... 妹が大好きで 私が腰が痛いとき 夜中の2時まで私が寝ているのに ずっとマッサージしてくれていた 自分がお腹を痛めて 産んだ我が子 そんな事 数ヶ月しか息子とかかわってない人に 言われたくない！！ ずっとダーリンに心配かけたくなくって 言わなかったけど やっぱり自分だけじゃ どうも納得いくように解決できず 話しました ｢どうしてもっと早く言わなかったの？ 一人で悩まないでよ 僕がここにいるのに...｣ 電話口で涙がポロポロこぼれて 声にならなかった 遠く離れていたって 一人じゃないって事 私が一番わかっていたはずなのに... 夫婦だもん 旦那だもん 息子の父親だもん こんな時は甘えてもいいよね 話した事で気持ちが楽になりました で、明日校長先生に会ってきます 私が校長先生と会う時間にダーリンが学校に電話をして スピーカーフォンで 一緒にお話や意見を聞くようです って、イラクは夜中の2時 大事な息子の可能性という芽を 摘まれないように 納得いくまで 話してきます これは当時5歳だった息子に 日本の保育園の先生が お別れの時 書いてくれたお手紙です Jくんへ（息子の事です） いよいよアメリカに行ってしまうのですね。 今度はいつ会えるかな？ アメリカは遠いから 今までみたいに｢○○せんせーい！！｣って 来てくれないんだなぁ...と思うとねぇ... アメリカはどんなところだろう？ Jくんに合っているいい国だと思うよ。 ひろがりや、のびやかさが きっと合うだろうと思う。 ただデリケートなJくんが どうか負けたりしないでほしいと思う。 元気でね 旅行く君に願う事はただ一つ ｢命を大切にできる強く優しい人になってほしい｣ ただそれだけ Jくんがカッコイイお兄さんになるのを 楽しみにしています ○○先生より そして母である私から息子へ 何があっても ママとパパは 命をかけて あなたを守ります だから何があっても 大丈夫 それを信じて... 負けちゃダメだよ ママと一緒に 強くなろう！ アメリカは あなたの国だから... こんなことがあって、 出産まで2ヶ月だっていうのに 体重が減り ドクターに注意された私 そりゃ 食欲も減るわ。 私にも息子、ダーリンがついてるから がんばろうっと お腹の赤ちゃん 心配させて ごめんなさい ママはもっと ご飯食べます ☆神様、今日も一日ダーリンは無事でした ありがとう お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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