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カテゴリ:映画
真面目な話が続きますが 深く考えさせられたので、書いておこうと思います。
昨日、ずっと見たかった映画をやっとで見ました。
それは、
”HOTEL RWANDA” ホテル・ルワンダ
アメリカでは2004年に公開され、 いくつかの部門でノミネートされていて(アカデミー) 当時付き合っていた彼氏も ”見た方が良いよ。” と言っていたので凄く見たかったんです。
これは1994年、アフリカのルワンダでおきた ”ルワンダ大虐殺”を背景に 家族を守るために必死で戦うホテルマンを描いた 実話に基づく映画です。
この映画のオフィシャルサイトを見た方が 分かりやすいと思うので、 ここではストーリーを詳しく書きませんが こんなことが、”10年ちょっと前に 本当にあったなんて。。。”と 凄くショックだった。
この虐殺は(たった100日間で100万人もの人が殺された) ルワンダの2つの民族の 昔からの対立が原因で始まったんだけど 日本人である私には 虐殺までに至った理由がどうしても良く分からなくて 正直理解に苦しんだ。
何て言うか。。。
何が原因で対立しているのかは 調べてみたから分かるんです。
でも、”だからって、こんなに殺さなくても。。。”って。
同じルワンダで生まれ、暮らし、 同じ言葉を話し、 同じ神を信じている2つの民族。
なぜ、そんなに憎むの?? (アメリカも似たようなものかもしれませんが。。。)
私には分からない何かがあるのかもしれない。 私の考えが甘いのかもしれない。 軽率なのかもしれない。
でも、どんな理由があるにしろ 人を殺して良いはずがないって私は思います。
それから、映画の中で印象的なシーンがあった。
イギリス人(確か。。。)カメラマンが 虐殺の様子を撮ることに成功し、 世界中でTV放送をすると言った。
それを聞いた主人公は彼に 「ありがとう」と礼を言う。
なぜなら、この映像を見た世界中の人々は 今起きている現実を知り、 動き出すと思ったから。
国際支援の手が届くと思ったから。
でも、カメラマンはこういう 「この映像を見る人々は、”怖いね”と言うだけで ディナーに戻るよ」って。
この言葉、妙にズシーンと来ました。。。
映画の公式サイトです http://www.hotelrwanda.jp/index.html
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