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カテゴリ:アメリカ
突然ですが、この映画をご存じでしょうか??
この映画は、映画監督のモーガン・スパーロックが ”1ヶ月間1日3食、ファーストフードだけ食べ続けたら 人間の身体は一体どうなるのか?” と言う疑問をとくべく 彼、自らが実験台になるという ドキュメンタリー映画です。 (結果は映画を見てね♪)
で、私が最近はまっているのが 彼の番組、”30 DAYS”です
どんな番組かというと・・・ 彼自身、もしくは視聴者から選ばれた人が 毎回、アメリカの社会的な問題を元に 30日間の実験生活を送るという模様を ドキュメンタリータッチで追うという内容です。
どんなテーマ(問題)かと言うと・・・ 例えば
「(服役経験のない人が)刑務所で 30日間過ごす」
「(ゲイでない人が)ゲイのルームメイトと ゲイコミュニティーに30日間住む」
「(イスラム教徒でない人が) アメリカに住むイスラム教の家族と30日間過ごす」
などなど。ど?面白そうでしょう?? まだまだ沢山あるんだけど、 私が特に興味深かったのは、下の2つ。
まず、「イスラム教徒と~」というテーマは まさに今、注目のテーマだと思う。 というのは、アメリカは9・11のテロ以降 イスラム教に対して敏感になったから。 ただ、残念ながら間違った情報や先入観で イスラム教を誤解しているけど・・・。 沢山のアメリカ人は イスラム教徒=危ない人 と思っているんです。 でも、そうじゃない。 テロを起こすのは過激派の人達で あれはイスラム教とは違う。 本当のイスラム教徒だって あのテロで、巻き添えを食らい とっても迷惑しているんです。 私は留学中、サウジアラビア人の友達が沢山出来て よく一緒に遊びました。 彼らは、他の人達と何も変わらない 陽気でとっても優しい人達でした。 宗教に良いも悪いもないと思うけど (ただ、人に危害を加える宗教は別) 彼らから話を聞く限りでは とても良い宗教だと思いました。
話を番組に戻すと・・・ 確か、イスラム教徒と一緒に生活したのは スパーロック、本人だったと思うのですが 彼は、30日間の間、イスラム教徒とまったく同じ格好をし 同じ食べ物を食べ、同じように祈りました。 白人の彼が、髭を伸ばしイスラム教徒と同じ格好をしていると どこからどう見てもイスラム教徒! そんな彼が、町を歩くと イスラム教に対して偏見のある人達が 罵声を浴びせたりする・・・。
白人の彼は 初めて差別されたんだと思う。 凄くショックみたいだった。
このことから分かるのは・・・ 沢山の人は、その人の人間性ではなく 外見でその人を判断していると言うこと・・・。 とっても残念・・・。
それから、町行く人に ”飛行機に乗っているとき あなたの隣の人がイスラム教徒だったら どう思いますか?” と質問すると ”テロを起こすんじゃないかと思うね。” という返事が返ってくる・・・。 メディアは、テロを起こす人達と イスラム教徒は同じではないと もっと報道して欲しいなぁ・・・。
スパーロックはイスラム教徒と一緒に生活することで 自分と何も変わらないと言うことを 身をもって痛感する。 イスラム教徒が、間違った情報や偏見によって どんだけ辛い思いをしているかとか。
そして、最終的には 彼らの中で強い絆が生まれ 仲の良い友達になるんです。
これは見ていて感動的でした。 (長くなるので、続きは後で・・・)
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