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カテゴリ:映画
アメリカではよく見かける体型のこのおっさん(失礼) そう、ドキュメンタリー映画監督のマイケル・ムーアです。 彼の名前は聞いてピンときた人も多いハズ! あのボーリング・フォー・コロンバインの監督です。 知らない人のために簡単に説明すると・・・ 1999年アメリカのコロンバイン高校で乱射事件が起きました。 犯人はその高校に通う2人の生徒でした。 彼らは図書館、カフェテリアなどで乱射し、生徒や教師を無差別に殺し その後、自殺しました。 事件後メディアや人々は、 過激なテレビ番組、映画、ゲーム、音楽のせいだと言いました。 でも、マイケル・ムーアは思います。 本当にそうなのか?過激な物は他の国にだってあるぞ。 でも、あんな事件は起きていない・・・ これは”銃社会”に問題があるのでは? この映画はアメリカの銃社会に迫る、ドキュメンタリー映画です。 ・・・話が大きくずれていますが、 なぜマイケル・ムーアの話をしているかと言うと、 昨日の夜、華氏911を見たからです。 これは、あの同時多発テロ後の米国政府の行動を批判する映画です。 内容はもの凄くショックでした。 なぜなら、マイケル・ムーアが言っていることが本当だとすると (きっと本当だと思う)9月11日のあのテロは防げたから。 だって、米国政府は情報を握っていたんだから・・・ 映画は更に、アフガニスタンへの攻撃について、 そしてイラク戦争への批判へ・・・ イラク戦争に関しては、私の意見はマイケル・ムーアとまったく同じです。 以前にココにも書きましたが・・・ イラクを攻撃する理由がないから。 お金という”欲”のためにやったとしか思えません。 だって、ブッシュの言っていることは矛盾しているし、 フセインのことだって米国がしゃしゃり出ることではないと思うし。 それを”口実”に戦争を始めたとしか思えません。 それを考えると、イラク人や米兵(参加した他の国の兵士) は何のために死んだんだろう?と胸が痛くなります。 亡くなった米兵は数千人、イラク人はもっと。 亡くなった人たちには悲しむ家族もいて、 誰もが疑問に思っているはず。 ”何のために死んだの?”って。 ブッシュはそれに答えられるの? ブッシュは戦争に行く人の気持ち 送り出す人の気持ちを考えたことがあるのかな? 議員の子供でイラクに行ったのは たったの一人だそうです。 自分の子供は行かせない。 誰だって、戦争に自分の子供や夫や妻、 彼氏や彼女、兄弟を行かせたくないはず。 でも、仕事だから。上の命令だから行く。 国のため、家族のため、生活のために行く。 ノンキに休暇とって、ゴルフとかしてるブッシュを見ると ”あんたが行けば!?”って思っちゃいますね・・・。 顔を見るのもイヤです、私。 (余談ですが、ハリケーンカトリーナの時も あの人は休暇中でなかなか帰ってきませんでした 大体、戦争中の国の大統領がノンキに日焼けしてるのもどうかと思う) この映画は米国政府への批判が大体の内容ですが アメリカの抱える人種問題、格差社会(貧困)なんかも見えてきます。 日本にいるとなかなか分からない、アメリカの汚い部分が・・・ 本当にオススメです!! 見てみて下さいね!! あと、日本では最近公開されている、 マイケル・ムーアの最新作シッコも個人的には気になります。 先進国の中でもっとも最悪だと言われている アメリカの医療制度についての映画みたいです 最後になりましたが・・・ 早くイラクに平和が訪れますように。 これ以上、犠牲者が増えませんように。 そして、米国兵が無事に家族の元へ帰れますように・・・。 love and peace お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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