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2007.12.12
カテゴリ：お出かけ
が何の日か知っていますか？ 真珠湾攻撃と言ったら分かるかな？ １９４１年１２月７日の早朝、日本軍が奇襲攻撃をし 穏やかだったパールハーバーを一瞬にして 血と涙の海にしてしまいました。 そして、太平洋戦争のきっかけを作ってしまいました。 なぜ、こんな話をしているかと言うと 先週の金曜日が７日だったから。 そして、昨日ARIZONA MEMORIAL（アリゾナ記念館）に行って来たからです。 アリゾナとは奇襲攻撃によって沈められた 戦艦アリゾナのことです。 このアリゾナは、今もパールハーバーに沈んでいて 慰霊塔にて見ることが出来ます。 月曜日の朝、彼氏と一緒に パールシティにあるアリゾナ記念館へ行きました。 記念館に着いたのは９時半ごろでしたが すでに沢山の人が。 入場は無料。 慰霊塔へ向かうボート？の整理券をもらいます。 私たちはラッキーなことに、 ９時４５分の券を手に入れることが出来ました。 （３時間待ちなんてこともあるので 早めに行くことをオススメします！） 慰霊塔に向かう時間まで、記念館の中で 写真やアリゾナの模型を見ました。 慰霊塔へ行く前に、 必ずドキュメンタリー映画を見ることになっています。 アメリカ本土からの観光客がほとんどで 日本人は２，３人ほど。 ・・・肩身が狭い。 映画は２０分ほどなのですが 穏やかだったハワイを 日本によってめちゃくちゃにされた様子が 上手くまとめられていました。 色んな気持ちが頭をめぐり 私は涙をこらえるのがやっとでした。 それから、映画を見終わった後 目頭を押さえているアメリカ人を沢山見かけ 日本人として、本当に申し訳ない気持ちになりました。 微妙な雰囲気が流れる中、 慰霊塔に向かうボートへ。 記念館から５分ほどの所に 真っ白な慰霊塔があります。 この慰霊塔は、アリゾナをまたぐ様に建てられていて、 アリゾナを真下に見ることが出来ます。  戦艦ミズーリから見た慰霊塔。 （ミズーリについては明日書きますね  ）   名前が刻まれています。   沈められたアリゾナと人々が投げた花。    水面にくっきりと見えるアリゾナ。 ６６年経ったアリゾナには きっしりと貝がくっついていて その周りを可愛い小さな魚が泳いでいました。  アリゾナからは ６６年経った今でも油が流れています。 アリゾナと共に沈んだ１１７７名の涙なのかも・・・ と思わずにはいられませんでした。 複雑な気持ちのまま帰りのボートに乗り 穏やかなパールハーバーを眺めていると 後ろから”許せないね”と言う ７０代ぐらいの白人男性の声が聞こえた。 ・・・ そのまま耳を傾けていると、 その男性の奥さんらしき人がこう言った。 ”日本人だって、申し訳ないことをしたって そう思ってるはずよ。 だから、憎んだりしちゃダメよ。 you have to let it go...” ３度目のハワイにして やっとで行ったアリゾナ記念館。 やっぱり、日本人として アリゾナの上に立つのは勇気がいったけど 行ってよかったと思う。 こうしてアメリカ人の彼氏と付き合える現在に 感謝したくなったし 戦争について改めて考えることが出来た。 それから・・・話はちょっと違うけど・・・ キレイな海と青い空。 リゾート地のハワイだけど こんなに悲しい歴史があるんです。 しかも、皮肉なことに 日本によって作られた・・・。 みんな買い物やビーチに行ったりで忙しいだろうけど 是非アリゾナ記念館にも足を運んで欲しいと思いました。  慰霊塔から見た空。 よかったらクリックお願いします！  お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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