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徹夜明けで帰宅した早朝、自宅マンションの少し手前でタクシーを降りようとしたとき、眠さでかろうじて半分だけ開いた視界に見たことのある小さい影が映った。見ると、自宅マンションの前で、自分よりも大きなゴミのポリ袋を必死でゴミステーションの中に担ぎ入れようとしているムスメ1号の姿であった。
歩いて近づき、その重さに抱えあぐねて押し潰されそうになっている大きなポリ袋を後ろからグイと持ち上げてやると、ムスメ1号は驚いた表情で振り返り、直後、「なあんだおとうさんか、えー今かえったの?おとうさん目があいてないよ」と、うひうひ笑った。ワタシも、そうかあ?と目をしょぼしょぼさせたまま弱々しく笑い、一緒にゴミを捨てて、並んで家に帰った。
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