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テーマ:地球生命体(577)
カテゴリ:一般生活
容器を覗き込むと、微妙に大きくなった義男(よしお)が、壁面に張り付いて動いている。 なーんだ、元気そうじゃないか。 と思ったら、よく見ると動いているのはこの1匹だけで、あとは動かない。久しぶりに人間に見つめられて、みんな緊張しているんだね。ふふふ。 ちょっと揺すってみようかな。トントン。 あれ? もいちど、トントントン。 あれれ? みんな死んでるよ(号泣)。 地表の上に転がっているのが、最初に死んだ助清(すけきよ)。 中腹の縦穴の途中には、助清と仲の良かった助六(すけろく)が。 最深部の壕の奥で折り重なるように一塊となって息絶えているのが、これまたお互い仲の良かった幸男(さちお)と幸子(さちこ)である。まるで深い海の底で絶命しているような、まるで「ピアノレッスン」のラストシーンのような死に様である。 ごぼごぼごぼ。 去年の9月18日から約1年間飼育してきた感想を言うと、普段は知らずに踏み潰したり、足に這い上がってきたら叩き落としたり、家の中に行列を作って入り込んできたら殺虫剤をかけたりと、もともとあまり印象の良くない蟻であるが、不思議なもので、自分で飼って名前をつけたりしてみると、たとえ蟻でもそれなりに情が湧くものだなぁ、ということである。 ところで、アントクアリウムのサイトであらためて蟻の寿命を確認したところ、「通常6ヶ月から1年くらい」とのことであった。なんだ、そうすると、うちの蟻たちも決して短命だったワケではなく、むしろ自然死である。そもそも捕獲した時には少なくとも生まれて何ヶ月かは経っているはずなので、そんな中でさらに1年近くも生き伸びた義男(よしお)の生命力は、たいしたもんである。 これからは、ひとり残った義男と一緒に、強く生きていきマス!(なんか違う物語になってる?) 「蟻の生活」 -完- お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
生きようとした蟻は蟻のままだったのですね(出典:みかんのこころぼし)
(2007年08月31日 17時28分55秒)
とうとう最終回を迎えてしまいましたね
これでハルジさんも快く眠れますね でもやっぱり義男が死ぬまで蟻の生活の日記を アップして欲しいと思うのは私だけじゃないはず (ってどこまでも引っ張るねん 笑) そしてといもいさん↑のコメント うまいッ!と 久しぶりに思いました (2007年08月31日 21時09分25秒)
といもいさん
>生きようとした蟻は蟻のままだったのですね(出典:みかんのこころぼし) うわーそのネタがあったか。 在りのままに生きようとした蟻は 在りのままに生きようとした蟻は 在りのままに生きようとした蟻は 在りのままに生きようとした蟻は 在りのままに生きようとした蟻は 在りのままに生きようとした蟻は 蟻のままだった (2007年09月01日 02時21分41秒)
義男はその後どうなったのかな、幸子とかの死体はそのまま放置されたのかな、そもそもアントクリウムはいまでの心斎橋家にあるのかな、それとも心斎橋妻に生きた義男ごと棄てられたのかな、
それにしても5匹ものアリを1年も飼ってたのに、アリのクソが見えないな、アリはクソをしないのかな、でもやっぱりアントクリウムの青がちょっと黄ばんでるのはオシッコくらいはしてたんだろうなアリでも (2007年09月01日 15時07分16秒)
放浪の達人さん
>幸男と幸子の死に様にただ涙です。 >交尾しながら死んでるようにしか見えないのですが。そこがまたうらやまし涙です。 勝手に男女の名前つけてますが、実はオトコ同志の可能性も十分ありますけどよろしいでしょうか。 (2007年09月01日 23時23分58秒)
アリファンさん
>義男はその後どうなったのかな、 さっき見たら横穴に入ってじっとしてました。もしかすると奴もそろそろ… >幸子とかの死体はそのまま放置されたのかな、そもそもアントクリウムはいまでの心斎橋家にあるのかな、それとも心斎橋妻に生きた義男ごと棄てられたのかな 死体は放置してます。まだ家にあります。妻はわざわざ棄てるとか積極的に関わることすらなく、一連の行為を黙殺しています。 >それにしても5匹ものアリを1年も飼ってたのに、アリのクソが見えないな、アリはクソをしないのかな、でもやっぱりアントクリウムの青がちょっと黄ばんでるのはオシッコくらいはしてたんだろうなアリでも そうですね、糞はないですね。初期の頃には何かありましたがそれも今はないですね。オシッコもどうなってるんでしょうね。ジェルの色は多少薄くなってきた感じはありますが、基本的に最初とあまり変わってませんよ。光の具合で黄色っぽく写ってるだけかもしれません。もし気が向いたら義男の後日談を書くかもしれません。もうこのへんで勘弁してくださいアリファンさん。 (2007年09月01日 23時31分33秒) |
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