局中法度制定---------!!
返り血を浴びて戻って来た斉藤と永倉。
だが、不逞浪士を追っていた二人は、逃げ込んだ先の店主に誰の命令かと、町方を通せと止められてしまったよう。
結局その者たちを取り逃がしてしまったようで、悪態つきまくりの永倉。
血の清めが終わった斉藤。
真っ白な着物姿が一層ストイックで美しい♪
不逞浪士たちは所詮剣技はたいしたものは持っていないものの、やはり多勢に囲まれると、浪士組側の心もとない人数では難しいものがあると解析した斉藤。
「絶対に一人になるな」
皆にそういうしか出来ない歯がゆい土方。
でも、今の浪士組には出来る事が限られているのは事実。
会津藩への働きかけは・・・芹沢頼みになっている状況で、それもまた土方の表情を曇らせているよう。
山南は利用していると思えばいいと言うのだが、土方としてはそこまでは割り切れないようで。
眉間の皺が深く刻まれる。
「青臭ぇって言われりゃそれまでだが、いつか絶対ぇあの人を出し抜いて、近藤さんを押し上げて見せる-----!!」
今は自分たちに出来ること。
個人技を高める。
黙々と刀を振るい、稽古をする沖田。
彼の中にも近藤をという想いが強いのだろうなぁ。
だが・・・。
ついに会津公に浪士組が認めてもらえたよう。
いい報告を聞かされた皆は沸き立ち、これから忙しくなると盛り上がるのだが・・・。
どうやら組を纏めるのがあくまで「芹沢なら」という条件付きでの許可だったよう。
そりゃ土方的には面白くはないよなぁ。
あぁ、またも眉間に皺が(><)
早速島原で祝杯をという芹沢。
まず声をかけられたのは永倉。
焦った彼は平助や原田も行くよなと、斉藤、沖田まで巻き込んで道連れ(わはは)
酒の誘いなのに、珍しく後ろ向きだねぇ、永倉ってば、どんだけ芹沢嫌い(><)
で、犬はどうするか?
話を振られた龍之介も辞退しようとするのだが・・・こちらも強引に参加決定。
近藤は・・・下戸で飲めないと聞くと、小バカにしたような物言いをする芹沢の取り巻き立ち。
笑顔で皆で楽しんで来いという近藤。
わ~土方さんの機嫌最悪マックスじゃん(><)
おそらく初めてであろう島原の煌びやかさと、女性の酌を受け、戸惑いを隠せない龍之介。
彼も下戸のよう。
で、仕方なく前に座っている斉藤や沖田を見ていると・・・。
睨み付ける勢いで芹沢を見ている沖田を見てしまった龍之介。
芹沢もそれに気づき、ここまで来て男の顔ばかり眺めるのかとからかうも、沖田はこんな場所に興味はないとズバリ。
では何故ここにいるのか?
「決まってるじゃない。
一緒に来れば、あんたを斬る隙が見つかるんじゃないかないかと思ってさ」
だが、それを軽く笑い飛ばし、小童呼ばわりの芹沢。
流石にこれには怒りの沖田。
芹沢的には、土方のあの切れるようなまなざしで射すくめられた視線に比べれば、沖田など、全く話にならないということらしい。
プライドを傷つけられ、思わずじゃぁここで今斬ってもいいけどと睨む沖田。
だが、それを名前を呼ぶことで静かにいなしたのは斉藤。
流石に芹沢も斉藤の纏う空気に気づいたよう。
彼はすでに何人も殺している剣士。
「お前とでは凄みが違う」
そう笑われ、歯を食いしばる沖田。
剣呑な空気で、うまい酒を飲めずにげんなり気味の原田と平助の顔に笑ったわ(わはは)
さて、ひとり外の空気に当たる龍之介。
その時すれ違った舞妓・・・小鈴の姿に、思わず目を奪われてしまった龍之介。
だが、しばらくすると、部屋の中から芹沢が膳を盛大にひっくり返す音が!!
「貴様!!俺を誰だと思っている!!舞妓の分際でなんだその口の聞き方は!!」
「うちは思ったことをそのまま言うただけどす」
自分は間違ったことは言ってはいないと、まっすぐ芹沢を見上げる少女。
その物怖じしない姿勢に目を奪われる龍之介。
だが、芹沢は小娘とて容赦しないと、猪口を小鈴に投げつけ、今にも殴りかかる勢い。
流石にこれには黙っていられなくなった龍之介は彼女を庇うのだが・・・またも芹沢に蹴り飛ばされてしまう。
思わず顔をしかめてしまう原田や平助たちは、永倉が芹沢に酒を勧め、すぐに小鈴たちに後は任せろと部屋を出させる。
龍之介は大丈夫かと声をかける。
小鈴はきちんと感謝を告げ、龍之介の血を拭おうとするのだが、こんなものはなんともないと言われてしまう。
それより龍之介は、女の身で武士に逆らうなどどうかしていると、そっちの方が気になるよう。
「舞妓は黙って酌をしてればいいんじゃないのか」
「うちらはおもちゃとちゃいます!!」
心があると強く反論する小鈴。
何でも力で押さえつけようとする
「お武家はんなんて大嫌いや!!」
小鈴の言葉が自分の想いと重なる。
物思いにふける龍之介の頭をかき回し、さっきはなかなかだったとからかう原田。
一方、大騒ぎになってしまい、結局近藤と土方も呼ばれれる始末に。
それでも飄々とした物言いで、取り巻きと次の店へと行ってしまう芹沢。
これでは不逞浪士と変わらないと、拳を畳にぶつける土方だった・・・。
流石にこれでは組の規律が乱れると、土方と山南は切腹覚悟の規律を作ろうという話を進める。
たまたまその話をしていた所を通りかかってしまった龍之介。
山南は笑顔で龍之介に最近は芹沢に酷い扱いをされてはいないかと労わりながら、龍之介さえよければ正式な隊士として迎えたいと言い出したのだ!!
絶対裏があるよ、この笑顔っ(><)
でも、剣はからきしだという龍之介は辞退。
だがそれに土方が追い討ちをかけるように、使えない奴は浪士組にはいらないから、とっとと出て行けと言ってしまう。
流石にこの物言いには龍之介は歯噛みして好きでこんな所にいるわけじゃないと怒りを隠せない。
「そもそも侍になるつもりなんてないしな」
ま、これは山南の芹沢の情報を引き出すための勧誘だったわけで、逆に巻き込みたくない土方は憎まれ役に回ったよう。
「土方くんは、優しすぎるんですよ」
そうなんだよね、分かりにくいけど(^^)
さて、組を纏めたいということで、土方たちが芹沢に提案したのは・・・。
局長に芹沢と新見、近藤。
副長に土方と山南。
そして『局中法度』
これを守らなければ切腹だと、厳しい決定。
たとえそれが局長だろうが、副長だろうが例外ないと言う土方。
隊を纏めるため、そして何よりこれから入隊する者たちに対する戒めの部分が多いわけで。
平助は仲間をこんな隊規で縛るのは何か違うと感じ、近藤が決めたことなら従うという沖田。
斉藤や原田はちゃんと土方たちの意図を汲んでるようだけど・・・。
やっぱり気持ちのいい規則ではないわけで。
あの時入隊するといわなくてよかったとほっとする龍之介。
さて、今回唯一のほっとできた夕食のシーン♪
弱肉強食だと、永倉と平助は今日もおかずの奪い合い。
で、食通な斉藤。
そんな彼の膳に、平助にけしかけられて手を出そうとした龍之介は箸で諌められてしまう。
「決して手を出すな」
ぎゃ~!!
一ちゃんの目が真剣すぎてステキ~♪
食事中でも難しい顔をしている土方には、近藤が魚を分け与えてくれる。
当然止める土方ですが・・・笑って試衛館時代は土方から分けてもらっていたと笑う近藤。
「ったくあんたって人は」
どんなときでも自分より他人。
これで自分たちも会津藩付きになったから、夕食も豪華になるだろうという平助ですが・・・。
事はそう簡単ではないよう。
それは、自分たちが認められて、給金が払われるようになってからの話のよう。
つまりはまだ勝手にやってろって事のようで。
そんな空気の中、沖田はさっさと食事を済ませて剣術の稽古に行くと言い出す。
「新八さんと一くんはズルイよね。
僕も早いとこ不逞浪士をたくさん斬ってみたいよ」
沖田の言葉に固まる皆。
すると土方は一言。
「お前は江戸へ帰れ」
最近やたら斬る、殺すと言い出したのは、芹沢の影響なのだろうけど、彼はまだ子供なのだ。
自分を保てなくなるという土方。
近藤の近くにいる自分が邪魔なだけなのだろうと反論する沖田。
あぁ、嫉妬だよなぁ。
それに浪士組は京の治安を守るための部隊。
なのに、今の沖田は人を斬ることしか考えていない。
そんな者を置いておくわけには行かないと、キッパリと告げる土方。
近藤はどうするのか。
帰らないと叫んで部屋を出て行く沖田。
こんな外見してるから、皆と同じ年頃に見えてしまうけど、沖田ってまだ少年の域なんだよね。
で、次回はその試衛館時代のお話も見れるようで。
リトル沖田が可愛すぎるっ(>▽<)
いやぁ、次回も目の保養になりそうだ♪
でも・・・ついに沖田が最初の人斬りに関わる事件も発生。
どんどんお話が進んでいきますねぇ。
土方に対し、嫉妬心全開の沖田が可愛い♪
近藤との親密な関係を見せられてやきもち焼いてるんだよなぁ、ふふふ(^^)
でも本当作画が安定してきれいだ♪
そこは安心して見れるよなぁ。
小鈴も登場して、こちらは今後の龍之介との絡みも楽しみな所です。
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特別篇 第1話 第2話
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