自分だけの、自分にしか詠めない歌-----------
さて、今回は定家と紀貫之は海でバカンス♪
紀貫之って、歌人を褒めているようで、実はけなしているという事実。
そういうのも調べると面白そうだよなぁ。
さて、前回ちょっと悲しい、でも前向きなお話だった小野小町と、宗貞。
今回はそれに業平まで絡んでのお話で。
吉子は小野小町と名前を変え、宮中でもうまくやっているよう。
だが、今そんな小町に業平が恋文を送って果敢にアタックしているようで、困っていると宗貞に相談の手紙を送っていたのだ。
流石に相手が業平なら、そりゃ兄としては心配だよなぁ(^^;)
そこで友人と一緒ならという返事を返せばいいとアドバイス。
今日は友人たちと歌の会。
文屋康秀は自分は血筋が悪く、貧乏貴族だからと、家柄よし、顔よし、頭よし、歌を読ませれば情緒あるものを歌う業平をうらやんでいた。
でも、所詮上下関係がものを言う宮中。
貧乏貴族は下手に出るしかないわけで。
愚痴を聞かれていたと友人からの忠告に、あわてて業平を褒めちぎる康秀。
でも、人目が多い場所で土下座までしての謝罪に、これでは業平も許さざるをえない状況。
だが、そんな康秀の計算をすべて読んでいた業平。
やっぱり彼は一筋縄ではいかないよう。
そして、この機会を逆に利用した業平。
君とは仲良くなれそうだと、早速友人として一緒に狩りへ行こうと言い出す業平。
それは・・・
小町の別邸。
流石に友人同伴ならと書いた手前、小町も業平を追い返すことも出来ずに受け入れることに。
もちろん兄様には悪態付きで、きっと手紙を返すんだろうな(^^)
でも、
その相手が帝の寵愛を受けた小町だと知って青ざめる康秀。
これは酔わずにいられないと、酒を呑み、駄洒落で場を和ませる(?)始末。
ま、小町も逆に康秀がいることで救われたようですが。
そこで、小町は彼らに問う。
「あなたは何故、歌の道を志そうと思ったのかしら」
本当は学者になりたかったという秀康。
でも、貧乏な家ではそれもままならず、歌ならそれも関係ないと思ったという。
その話を聞き、小町もまた立場は違えど、どこにでも縛りはあるもの。
だから本当の自分を保ちたいという感想を漏らす。
「私たちは一番自由になれる場所を、歌に求めているのでしょうね」
それは金持ちでも、家柄がよくても、貧乏人にも関係ない。
業平や小町も自分と同じなのだ。
ようやく康秀もそのことに気づいたよう。
「もっと自由になればいい」
業平はそういうけれど、だが、それは業平が上の人間だから簡単に言えること。
君は、お坊ちゃんだといわれて気を悪くした業平は、そのまま帰ると言い出してしまう。
その時、咄嗟に康秀が読んだ句。
「ふくからに、秋の草木の しをるれば
むべ山風を あらしといふらむ」
聞いて聞いて。
山に風で嵐って言うんじゃね?って、めちゃめちゃ軽いノリ~!!(わはは)
この句ってそんな軽いノリだったんだ。
でも、こんな境遇で、誰にもまねできない歌を歌う。
それが康秀にしか出来ない歌ではないのか。
それがたとえ駄洒落の句であっても。
だから、業平には業平にしか読めない恋の歌を歌えと。
共に心の自由を求めて-----------!!
さて、今回から何やらギャグコーナー!?
やっすん、なりぴー、こまっちー
どうやら寒さにやられて風邪を引いてしまった康秀。
でも、下手に墨を使っては、春まで持たないということで、我慢したようで・・・。
貧乏貴族も楽じゃない。
その話を小町に聞かせると・・・。
今小町たちの間ではみかんに顔を描く遊びが逸っているようで。
康秀の顔。
そして業平の顔も!!
わはは!!
似てる♪
結局業平はそれを捨ててしまったよう。
後日、風邪が悪化した康秀の元に墨と米が届けられたよう。
墨は小町から。
いい人が出来たのかと喜ぶ家族ですが・・・相手が相手なだけに喜べないわけで(わはは)
で、米は業平から。
例のみかんに顔を描いたものまで中に入っていたよう。
手紙代わりかっ(><)
ま、二人とも友想いってことで♪
さて、貫之が置いていたスイカを勝手に割って食べてしまった定家。
大友黒主も一緒になって食べているのだが・・・。
彼が後世では悪者扱いされているのは、定家が百人一首の和歌に選ばなかった事や、貫之の悪評が元なのだろうと分析した定家。
選ばなくてごめんなさいと謝る彼に、「もういいよ」と言ってくれた黒主。
思わず涙をこらえる定家に、スイカ美味しいねと告げる黒主でした(^^)
なぁんかほっこりイイナハシになってる!!
でも本当色んな背景があるんだよなぁ。
和歌って。
こんな軽いノリで詠まれた和歌もあるんだね。
でも、だからこそ面白いんだろうし。
毎回の解説と繋がりもわかりやすい。
時代背景や、その関連することもね。
お勉強になる~(^▽^)
次回はいよいよ小町~♪
この流れでどんな背景が分かるのか、めちゃ楽しみ(^^)
やっぱ和歌は奥が深い。
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