沖田の決意-------------!!
江戸へ帰れといわれ、屋敷を飛び出してしまった沖田。
探しに向かうけれど、行方が分からない。
皆には食事に戻れと言いながら、自ら探しに向かった近藤。
それに気づいて思わず声をかけてしまう龍之介。
「総司の事は俺が一番分かってる。
やはり俺が行ってやらんとな」
でも、ひとりで行かせるのはしのびなく、一緒に行くと言い出す龍之介。
すまんなと頭を下げる近藤に、逆に恐縮してしまう。
流石に沖田に甘いのではと指摘すると、土方にもよく言われると苦笑の近藤。
3人は仲がいいのか悪いのか、よく分からないという龍之介に、
「歳は不器用なだけなんだ」とフォローする近藤。
それに沖田も苦労しているのだと。
武家の生まれだったが、両親を亡くし、9歳で試衛館の道場に預けられた沖田。
内弟子という名目で引き取られた沖田に対し、その実使用人のような扱いを受けることになっていた沖田を気づかう近藤。
だが、他の門下生たちは沖田に修行という名目で折檻し、食事をひっくり返したりと嫌がらせをしていたのだ。
剣術だけでなく身体も教えを説いていたつもりだった近藤の甘さ。
我慢強い沖田は、それでも近藤に心配かけないよう門下生たちの嫌がらせには何も言い訳などしなかった。
むしろ自分のせいだと近藤には関わるなと言っていたのだ。
だが、折檻の現場を目撃した近藤は、皆にもうこんなことはするなと説いたのだが・・・。
それが逆にその門下たちを刺激し、告げ口したのだろうと、もっと酷い折檻を受けてしまったよう。
自分を庇うなと、放っておいて欲しいと言い出す沖田。
そして、
「僕は姉上に捨てられたんですね」
お光がそんなことをしたかったわけではない。
食べさせることが出来ないから、道場へ預けたのは、苦渋の選択だったと言い聞かせる近藤。
だが・・・。
「僕は助けて欲しいなんて言った覚えはありません。
放っておいてください、鬱陶しいから」
まるで手負いの獣。
全身の毛を逆立たせ、威嚇するような雰囲気で、近藤の好意すら拒絶するような幼い少年沖田。
可哀想なんだけど、
痛々しくて可愛いすぎる(>▽<)(←マテ)
そしてある日、また稽古と称して兄弟子たちに痛めつけられる沖田。
助けようとした近藤を、道場主の周斎がとめたのだ。
ここで助けを出せば、他人に哀れみを請う気持ちが生まれるというのだ。
だが、それが逆に沖田の剣術の力を高めたよう。
負けん気の強さが対抗心を生み、強くなろうと、太刀筋を読む目を養った沖田。
そして、弟子たちの試合を企画した周斎。
そこで沖田は額を切って、
血を流しながらも兄弟子から1本を取ってみせたのだ!!
尚も木刀を振り下ろそうとした沖田に、勝ったからやめろとその刀を止めた近藤。
そして、沖田の身体を抱きしめ、よくやったと褒めてやったのだ。
「こんな小さな体でよくやった、よく頑張った」
道着が血で汚れるのも構わず沖田をねぎらう近藤。
沖田は思わず自分の想いを漏らしてしまう。
「近藤さんは、僕の事、可哀想だって言わないんですね」
すべての物事には意味がある。
そう教えた近藤は、一度も沖田を可哀想だとは言わなかった。
それが沖田には一番嬉しかったこと。
そして、自分がここに来た意味を知ったという沖田。
「僕、近藤さんのために、
もっともっと、強くなるためにここに来たんだ---------」
その時、初めて笑顔を見せた沖田。
あれから沖田の中で近藤がすべてになったのだろう。
そんな沖田を理解していた近藤だからこそ、橋の上で物思いにふける沖田を発見することが出来たのだった・・・。
師弟愛を超えた関係だよなぁ。
自分が強くなるのはすべて近藤のためというのが見て取れるわけで。
けなげだよなぁ、沖田は(^^)
さて、今日も龍之介に肩揉みをさせる芹沢。
そこへ最近の浪士組のありかたについて進言する者が現れる。
それは殿内という男。
彼は局中法度の制定や、最近の体勢をすべて土方と山南がやっているのが気に入らないよう。
芹沢はこれでいいのか?
その日、沖田と町中ですれ違った芹沢は、殿内の話を沖田に聞かせる。
彼が近藤は武士の出ではないのに局長の座にいるのはおかしいといっていたと告げ口したのだ。
「殺すなら自分にやらせろといっていたな」
これじゃ、まるで挑発。
すると沖田は声をあげて笑い出したのだ。
「芹沢さんって意外と親切な人だったんですね」
沖田にもそれは挑発だと分かっているだろう。
それでも、相手が近藤なら黙ってはいられない。
そして、殿内に土方が手柄を横取りしようとして、自分に江戸へ帰れと言っていると、どうしたらいいかと相談を持ちかけたのだ!!
誘い沖田ぁぁぁぁぁぁ(>▽<)
うわぁ、こりゃ強烈な流し目攻撃キタよこれ。
沖田くんのたらしこみ攻撃、すさまじいなぁ。
こりゃ笑ったわ。
そして、話は外でと言うことで二人で出かける事に。
夕食時になっても帰ってこない沖田を心配する平助たち。
龍之介は先ほどの芹沢たちの話を聞いていたので、不安を隠せない。
そして・・・気持ちよく酔っていた殿内に、話を聞いてもらって気持ちが晴れたとうそぶく沖田。
また何かあればいつでも話を聞くと、前を歩いていた殿内だったが・・・。
沖田はついに刀を抜いてしまったのだ!!
龍之介から芹沢の話を聞き、不安を隠せない土方たち。
だがその時、平助の驚いた声が外から聞こえたのだ。
どうやら沖田が戻って来たよう。
慌てて沖田の元へ向かった土方たち。
そこには・・・
返り血で汚れた沖田の姿が!!
話は後でという沖田。
「少し休ませてくれませんか。
人を斬ったばかりで、疲れてますから------」
沖田の言葉に怒りを爆発させた土方は、そのまま芹沢の元へ怒鳴り込みに向かってしまう。
沖田をたきつけたのは芹沢だというのは明白。
仲間に同士討ちをさせたことに怒りを隠せない土方。
だが、芹沢は土方を甘いと一蹴。
いずれ殿内には裏切られただろうと言い出す芹沢。
そこで、粛清を沖田がやっただけだと言い出したのだ。
「江戸に帰るべきは、沖田でなく、お前達ふたりの方ではないのか」
芹沢にそういわれ、返す言葉がない土方は悔しさに唇をかみ締めるしか出来ない。
近藤もまた己の甘さを認める。
だが・・・。
「総司はただの弟子ではない。
たとえ甘いと言われようと、俺はあいつに仲間殺しの汚名など、着させたくはなかった!!
それが、偽らざる本音です」
誰もが苦い想いを抱えたその中、沖田だけは己のとった行動を悔いてはいない。
むしろ人斬りに手ごたえを感じてしまったようで・・・。
「僕はもっと役に立ってみせますよ、近藤さん」
そう言って、刀を取る、己の手を見つめるのだった-----------。
沖田ぁぁぁぁ!!
悲しい運命といえばそうなのかもしれない。
でも、やはり一番歳若い沖田に対し、重荷を押し付けたくないのは近藤も、土方も同じだったろう。
ここから沖田の進む道は決まってしまったのだろう。
人を斬れば近藤の役に立つ、喜んでもらえると思ってしまったのかもしれない。
沖田の事、そして芹沢の思惑。
心配する近藤と土方、そして隊士たち。
いよいよ混沌としてきた感じで、お話も重くなってきた。
でも、これが史実だもんね。
だからこその面白さも出てきた。
結果が分かっているのに対しても、これだけ期待を持てる作品ってのもすごいよなぁ。
沖田くんの憂いが狂気に変わっていく表情にゾクゾクしたよ。
次回はどうなることやら。
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