生きる覚悟------------!!
芹沢のやっている資金集めというのは、一歩間違えば不逞浪士と同じ、半ば脅しめいた取立て。
土方たちはその強引なやり方に眉を潜め、注意を促すも、逆にどうやって資金調達をするのかと言われて答えに詰まってしまう。
汚れ役は自分が買っているといわれてしまい、何も言い返せなくなってしまう。
「お前たちは悪を演じる事も出来ぬのだな」
武士は畏怖されるものでなくてはならないと言い出す芹沢。
そして、何人からも怖れられる覚悟を持てというのだ!!
船を待っている間、一服を始める芹沢。
戻ってこない土方をダシにして、空気が悪いと外へ出る沖田と、近藤。
で、永倉だけ残されることになっちゃった(^^;)
やっぱ貧乏くじは永倉だよね~♪
様子を見て来いと使いに行かされたのは龍之介。
どうやら手違いで船は遅れているよう。
橋の上にいた土方は、龍之介につぶやきめいた話を聞かせる。
「なんでだろうなぁ。
やることも、物言いも、とことん気にいらねぇのに、あの人の言葉は、何故かグサッと胸に突き刺さる」
自分たちの甘さを知らされると落ち込む土方。
土方は土方なりにやり方はどうであれ、芹沢を認めている部分もあるって事なんだろう。
だが、龍之介が気になるのは、沖田と土方の関係。
あれから話をしたのかと問うと、土方は、沖田の事は近藤に任せておけばいいと言われてしまう。
「でも!!」
龍之介が言いたいのは、土方との関係なんだろう。
その気遣いを察してか、戻ろうと言い出す土方。
「行くか。いつまでも、立ち止まってるわけにはいかねぇからな」
さて、数日後の京。
墨を買いにお遣いに出た龍之介。
だが、店主は何故かもう墨がないと言い出したのだ!!
そこへやってきたのは・・・町娘。
うちの知り合いやという彼女の一言で、店主は態度を変えて、墨を分けてくれたよう。
どうやら東言葉を話す侍を京の者は嫌っているんだとか。
なるほどと腑に落ちた龍之介。
感謝を伝えるも、彼女とどこで出会ったのか思い出せないのだ。
すると、彼女は笑って額にかかった前髪を持ち上げ、お座敷では助けてもらってありがとうと言ったのだ!!
そう、
彼女はあの時の舞妓----小鈴だったのだ!!
前髪下ろしてると、確かに誰か分からないわ(^^;)
どうやら額はこぶだけ出来たそうで、もうすぐお座敷にも戻れるんだとか。
再会に驚きをかくせない龍之介。
でも、芹沢が弱いものに対してああいう振る舞いをするのが納得できない小鈴。
龍之介は、芹沢は自分や浪士組の者にもああいう態度だと、すかさずフォロー。
思わず笑いが起こるふたり。
だが、その時龍之介は不用意に、ああいうところで働いているんだったら、もっと割り切ればどうかと言い出してしまったのだ!
途端に小鈴の表情が険しくなる。
ああいうところとは?
「客に酌をして、適当に話をあわせれば金をもらえるところだろ」
龍之介に悪気はなかったのかもしれない。
でも、やはり軽視しているのは否めない言い方。
すると、小鈴が思い切り龍之介の頬をひっぱたいたのだ!!
町行く人も思わず振り返るような音。
「うちらのこと、何も知らんくせに、勝手なこと、言わんといてください!!」
咄嗟に小鈴の手を取り、引き止めた龍之介だったが、彼女の目に涙を見た瞬間、その手を離してしまうのだった・・・。
呆然としていた龍之介の元を通りかかったのは・・・原田。
振り返った龍之介の頬に、真っ赤な手形を見て、話を聞いたところ・・・。
「バカ野郎!!」
と龍之介の頭を殴りつけた原田。
ま、女の扱いに慣れた彼だからこその鉄槌だよな(^^;)
そんな手形をもらってもしかたねぇと言う原田は、子供のようにそっぽを向いて拗ねている龍之介の首根っこを捕まえて、小鈴に侘びを入れに連れて行くことに。
島原で彼女のいる店を聞き、訪ねて行くと・・・今は舞いの稽古中なのだとか。
その稽古の様子を見て、龍之介は己の間違いに気づく。
小鈴は一生懸命、何度も怒られながらも稽古をしていたのだ。
だが、侘びを入れに来たと言っても、やっぱり素直になれない龍之介。
小鈴も本当に謝罪するつもりもない者に謝罪されても嬉しくないと、怒りの態度。
そこで、何も分かっていないバカに分かるように説明してやってくれという原田。
小鈴は・・・小鈴だけでなく、ここで生きている者たちは皆、毎日血の滲むような稽古をして、身に着けた舞いや芸を見せているのだ。
「そんな芸を売って生きとるんです!!」
小鈴の言葉に、何も知らずにうわべだけで言った言葉を、心の底から詫びる龍之介。
彼の態度に、謝罪の誠意を感じた小鈴は、もうええと、自分こそ頬を叩いてすまなかったと、龍之介の頬を撫でるのだった。
思わず顔を赤らめてしまう龍之介。
そんな彼に、またお座敷に呼んでくれと言う小鈴。
自分の舞いを見て欲しいと言うのだが・・・龍之介だけではここに来るのは無理だろう。
でも、そんな龍之介の背中をはたく原田だった。
いい兄さんだよなぁ♪
原田ってばいい男!!
さて、会津藩主との接見が叶った浪士組。
そこで、殿様の前での剣術を見せるということで、上覧試合を行うことに。
近藤が稽古をつけてやるというのだが、それを遠慮する龍之介。
今までなら迷惑だといっていただろうに、成長したなぁと、原田は龍之介の頭をかき回す。
すっかりお兄ちゃん♪
いいねぇ、やんちゃな弟を手懐ける図は(^^)
そして始まった試合。
最初は土方と平助。
土方ってば容赦ねぇっ(><)
目の上、すでに痣になってるし♪
わはは!!
パンダっ!!
続いては斉藤と永倉。
こちらはなかなかの勝負!!
力の永倉に、技の斉藤って所か。
最後は俊敏な斉藤の動きの勝利!!
最後は山南と沖田!!
沖田の太刀筋が変わったことに気づいた皆。
彼の成長は著しいようで。
さすがの剣術。
でも、この上覧試合が会津の殿には受けがよかったようで、今夜は無礼講♪
真っ先に酔っ払ってるよ、平助ってば(^^;)
皆が本当に喜んでいる姿を見て龍之介も嬉しくなるのだが・・・本当に大変なのはこれからだという山南。
そして・・・ついに
隊服が完成!!
おおお!!
ついに来たよ、この水色の隊服を見るとやっぱ萌えるわ~♪
血が騒ぐ!!
派手すぎやしないかという永倉たちの言葉に。土方は、これは京での自分たちの存在のお披露目にもなるし、不逞浪士との選別も出来る。
何より味方同士の斬りあいもなくなるという利点もあるというのだ。
要人警護には今後もっと隊士たちが必要になる。
だが、それは『浪士組』の名前が売れたらすぐに集まってくるという芹沢。
これには土方も賛同♪
さぁ、いよいよ浪士組の初陣という感じになってきたね。
隊服を着てるとやぱええなぁ♪
これだよね~って思える。
で、次回はついに羅刹登場っすか。
巻き込まれたのは龍之介。
いよいよ血なまぐさい話も出てくるのだろう。
後半は、芹沢と土方の対立ももっと激しさを増すのだろうし。
相変わらず龍之介がお子ちゃまなので、彼の成長も見られると嬉しいなぁ♪
今回は剣術シーンでアクションも堪能。
まさに無双だね~(^^)
組み合わせの妙も確かにこれは面白そう。
ゲームが・・・って、時間ないってぇの(><)
次回も楽しみっ♪
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