新選組は新たな道へ-------------!!
さぁ、いよいよ黎明録も最終回。
やっぱ始まるとあっという間だなぁ(^^)
新見も粛清され、芹沢の病も進む。
そんな中、隊士も増え、手狭になってきた近藤たちは、芹沢と部屋を替わってもらいたいと言い出す。
もちろんこれは土方と山南の命。
それを分かった上で芹沢は、自分が断れば近藤が叱られるのだろうと笑ってそれを了承。
だが、近藤が退室した後、龍之介に酒を所望した芹沢は病の痛みでうめき声を上げてしまう。
大丈夫かと近づく龍之介を払い、酒をあおる芹沢。
流石に心配になる龍之介。
近藤たちに話して養生すればどうか。
だが、芹沢は黙れとこれ以上その話をするなと、胸倉を掴みあげる。
「オレには分からないよ。
あんたが、なんでそこまで無理し続けるのか。
死にたいのかよ!!」
「今の貴様なんぞには分かるまい。
生き死になどは問題ではないのだ」
そう言って、龍之介を放り投げ、またも酒を喰らう芹沢。
龍之介は呆然とそんな芹沢を見ているしか出来ないのだった-----------。
「明日決行する」
近藤にそれでいいなと宣言する土方。
責任は自分が取ると、皆にも了承を得る近藤。
幹部隊士たちにも緊張が走る。
「俺たちが先に進むためには、どうしても避けては通れねぇ道だ」
土方の頼むという言葉に、皆の覚悟も決まる。
歓待すると、芹沢を島原の酒の席へ誘う土方たち。
今夜は無礼講だと、盛り上がる宴会。
あら、今回は原田は欠席~?
また腹芸が見れると思ったのに~(><)
だが、そろそろ屯所へ戻るという芹沢の言葉に、オレもと言い出した土方。
そして沖田、山南もそれに続くことに。
何も知らない龍之介は急ぎ食事を終えようとするも、芹沢にお前はいいといわれてしまう。
芹沢は最後に永倉に、後は頼むと言い残す。
・・・これ、めちゃ深いなぁ。
視聴者的には、この後・・・を考えると、色々考えさせられる台詞だった。
神妙な顔で4人を見送る近藤。
屯所へ戻った芹沢を出迎えたのは-----お梅。
どうやら芹沢は金を渡して、ここではもうくるなと言っていたようだが・・・それを受け取れないと返しにきたお梅。
「うちは、あんたと一緒にいたいんどす」
彼女のまっすぐな目に覚悟を見た芹沢。
だが、芹沢も今夜土方たちが自分を殺しに来るということを分かっていたのだ。
だから今のうちに出て行けというのだが、お梅はだったら尚の事一緒に死なせてくださいと言い出したのだ。
なんと強い女性。
やはり前回の芹沢の過去の話を聞き、お梅は心を動かされたのだろう。
視聴者的にも芹沢の覚悟と、信念、そして愛する人を奪われた悲しみを知らされた回だったもんなぁ。
「馬鹿な女だ」
そういいながら、彼女の想いを受け入れた芹沢。
灯りの消えた部屋を見た土方たちは、寝入るのを待つと待機。
その頃、今晩の芹沢暗殺計画を知らされていなかった平助と永倉は屯所へ帰ると言い出す。
龍之介もそれにならうつもりだったのだが・・・それをとめたのは、斉藤。
ここにいろという言葉で、すべてを悟った永倉。
命が下されたのをふたりに知らせなかったのは、土方。
同じ流派の永倉に気を使ったんだろうなぁ。
永倉だけはずっと芹沢とはなんだかんだ言いながら交流してるのを知ってたからだろう。
では平助は?
だが、当然納得いかない永倉たち。
先に走り出したのは----龍之介。
すぐさま後を追う平助。
だが、酒の席に残っていた斉藤は、永倉だけは行かせないと後を追う。
永倉を信用できないのではない。
「今後も同士として戦い続けるため。
何より、あんたを生かすためだ」
だが、斉藤の言葉に、うるせぇと刀を抜いた永倉。
何故二人が刀を交えることに?
そちらに気を取られた一瞬、平助を振り切って走り出した龍之介。
斉藤は龍之介を死なせたくなければ止めろと平助に忠告。
共に戦う覚悟なら出来ているという永倉。
それでも行かせないという斉藤。
想いの強さは-------斉藤のみねうちが永倉のわき腹に決まる。
「オレはあんたを生かすために戦うと言ったはずだ」
「くっそぉぉぉぉ!!」
思わずこぶしを地面に叩きつける永倉だった--------。
一方、屯所では、ついに土方たちが芹沢の部屋に突入を開始。
だがその部屋では-------芹沢が仁王立ちし、すでに自らの刃でお梅を葬った後だったのだ!!
「遅かったな」
「あんたはやりすぎたんだ、芹沢さん。
新選組のために、死んでもらう」
「フン、貴様がこの俺を殺すだと?
面白い冗談だ」
「冗談でもなんでもねぇ!!
新選組のためなら、どんな罪でも被って、地獄の鬼にでも、なってやるさ!!」
「そうか、本当の鬼になると、そうぬかすか!!」
だがそこへ龍之介が駆けつける。
「やめてくれ!!
なんでだよ、なんで!!その人は病気なんだ」
「だからどうした!!
オレたちはもう、後には引けねぇんだよ!!」
「馬鹿犬が、面倒をかけさせる」
そういった芹沢の手には---------変若水が!!
とめる間もなくそれを口にした芹沢。
面倒なことになると警戒を強める沖田と土方。
羅刹化した芹沢が、とてつもない力を発揮し、立ちはだかる!!
何故こんなことになる。
分からないという龍之介に、芹沢は言う。
「生きろ、犬。
懸命に生きれば、貴様にも分かる日が来る」
芹沢あぁぁぁぁ!!
あんたかっこよすぎだ!!(><)
思わず涙をこらえ走り出す龍之介。
これがお前の本気か。
土方に向かって挑発し、まだまだ本物の鬼にはなれんなと笑う芹沢。
「なれるかどうかじゃねぇ!!
なるんだよ!!
オレは覚悟を決めた」
そして、沖田、山南の介添えもあり、ついに土方の刀が芹沢の心臓に突き刺さる!!
芹沢は土方に苦しい息の元囁く。
「それでいい。
よくやった-----」
芹沢は最初からこれを狙ったのか。
土方にこれからの新選組を託すため、本当の鬼になれと、覚悟を決めさせようと----。
逃げ出した龍之介を探しに行く隊士たち。
やはり龍之介はもう殺すしかないのか・・・。
しかも彼を見つけたのが・・・沖田。
こりゃ最悪じゃん(><)
意地で龍之介が抜いた刀も一振りでなぎ払われてしまう。
土を投げて目くらましをかけるも、沖田は容赦なく針で龍之介の足を止めてしまう。
こういうところ、獲物を追い詰める残忍さがよく出てるよなぁ。
沖田の怖いところ。
「オレは生きる、生きなきゃいけないんだ!!」
変わったのは龍之介も同じ。
だったら、自分の運を信じろという沖田は・・・雨で増水していた川に、龍之介を突き落としてしまうのだった-----。
それが最後の情けか。
報告を受け、捜索もしないという土方。
それをまだ鬼になりきれてないと笑う山南。
だが、これからは鬼の副長になると宣言する土方。
龍之介の心配をする平助に、原田はきっと生きてると励ます。
未だ自分に黙っていたことが許せない永倉は、斉藤に一発殴らせろなぁんて迫ってるけど。
「断る」
って一刀両断!!
わはは!!
一ちゃんがナイスすぎるっ♪
新しい一歩を進んだ新選組。
そして、龍之介は----どうやら助かったよう。
小鈴は店を辞め、国へ帰ることになったようで。
その頃・・・千鶴が京へ向け屋敷を出たよう。
わお!
最後に千鶴が出てきた~♪
で、旅の途中、髪を切った龍之介とすれ違うシーンも。
京では町の巡回を続ける新選組の姿が。
「生きろ」
芹沢の言葉を胸に、彼らの想いを理解するため、龍之介はこれからも、生き続ける------。
最後はこうきたか~って感じでまとめてきたなぁ。
生きる意味。
想いを背負わせるため、命をもってそれを知らしめた芹沢。
最後に彼が暴君なだけでない生き様を見せてくれた今作は、やっぱり熱い漢のお話だったなぁと。
ただ、ヒロインが龍之介だったので(笑)萌えシーンが少ないのは否めなかったけれど、新選組としての話・・・という点で言えば、これが正解なのかもしれない。
最初から終わりが分かっているお話で、内容も決して楽しいものではない。
むしろ生臭い血の匂いが漂うようなお話だった。
けれどやはり彼らの志に心惹かれる。
作り手の熱い熱意を感じる作品なんだよなぁ。
作画や背景の美しさ、演出のこだわり、何より史実に基づいた内容に、胸を踊らされる。
やっぱりこの作品が好きだなぁ。
改めてこの黎明録から本編、そして碧血録への流れでもう一度全話見直すのもありだなぁと思えた。
来年は映画も待ってるし、まだまだ薄桜鬼の世界は続くってことで、楽しみにしていよう。
22日発売のタイトーくじ「薄桜鬼」引いてきました~♪
←しっかりラストハッピー賞の土方さんの掛け軸頂いてきました~ふふふ♪
で、フィギュアも2個出たので、ここはやっぱこの二人だろうということで。
でも、こうなるとあと沖田くんも集めたくなっちゃう♪
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第11話
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