本物の魔法使い----------!!
廃虚の町で本物の魔法使い・夏村と戦うことになった真広。
だが、流石に魔具頼みの真広では戦いは無理だと葉風は引くことを訴えるが、今の真広には届かない。
ひとまず身を潜めて様子を伺うも、腹も減ったし、魔具もどんどん消耗していくばかり。
だがそこへ現れたのは-------吉野。
チョコバーをすかさず差し出してくる辺り、さすが真広の事理解してるわ(^^;)
付き合う義理はないとバカ呼ばわりしながら、しっかりチョコバーを受け取る真広がナイスだ♪
「友達を大事にしない人は嫌いですって彼女に怒られそうでね」って事で、吉野は戻って来たよう(^^)
真広は魔法使いにてこずるようでは愛花を殺した奴をぶっ殺すことは出来ないと、どうしても退くことをしないのだ。
葉風はイライラ。
その時、真広が見せてくれた防御と高速移動以外の魔法。
葉風の魔法はどうやら治癒能力もあるようで。
魔具を使えば怪我も治せるんだ。
すごいや♪
「3分だ、その間に魔法の使い方を覚えておけ」と言い捨て、再び夏村との戦いに飛び出してしまった真広。
通信人形を渡されてしまった吉野は葉風に事情を説明するも・・・。
鎖部の魔法に攻撃魔法は存在しないという葉風。
「我らの魔法はこの世の理を守り、直し、癒し、治めるための力」
直接的に物や理を破壊する力はないというのだ。
では槍の威力は?
槍の先端を防御フィールドで覆い、高速魔法で打ち出しているのだとか。
それが結果的に破壊に結びついているという話らしい。
鎧を来てぶん殴るというイメージだというけど・・・。
お互い防御魔法を使う者では決着はつかないのではないのか?
ぶつかっただけではダメージはない。
だが、防御魔法には耐えられる負荷の上限があるのだとか。
それを上回れば、防御は破れると。
その状態で夏村が防御フィールドを用いた攻撃を仕掛けて来れば・・・真広はひとたまりもないだろう。
そんな話を聞かされれば、助けに向かうしかない。
走り出す吉野に、葉風は尚も鎖部の魔法について話を聞かせてくれる。
鎖部の魔法は、大いなる力であるはじまりの樹の力を借り受けることにあるという。
その力を得るには、鎖部の者の音声と文明の産物が必要だというのだ。
だが、供物として捧げられたそれは塵となるという。
吉野が魔法を使えたのは、あらかじめ葉風の音声が魔具に仕掛けられていたから。
で、より高度な文明の物ほど高い力を得られるという話。
なるほど、だから葉風は魔法が使えないように、文明のない孤島に流されたってわけね。
でも、そんな場所からこんな通信が出来るほどの魔法を使える葉風はやっぱすごいって話なんだ。
だが吉野はその理に疑問を持つ。
「変な感じだ、文明が必要な魔法なんて」
それに金属と化した生物たち。
その意味は?
一方、戦いの中で、防御魔法を発動させれば、ダメージを与えられることに気づいた真広。
これで攻撃の幅は広がった。
だが、使用回数に限度がある魔具を使用する真広に対し、夏村は今どこにでも文明の供物は溢れている。
車とかでもいいんだもんね。
これは完全に真広が不利な状況。
「魔具が尽きるのが先か、貴様の命運が尽きるのが先か、どっちかな」
容赦ない攻撃を仕掛ける夏村。
これくらいで死んでる場合じゃない。
だらしないですねと言いながら、風邪を引いたときに看病してくれた愛花の事を思い出した真広は、交番で銃を拾い、再び夏村と対峙することに。
その頃、流石に今回の黒鉄病の被害の規模は大きすぎると、政府から町を封鎖命令が出たよう。
外部へ繋がる橋やトンネルをすべて打ち落とせという命令が出たようで、自衛隊のヘリが空を飛び、次々と橋を落としていったのだ。
真広を追いながら、葉風にひとつ確認する吉野。
鎖部の魔法で死者を生き返らせることは出来るのか?
死んだ者を蘇らせることは、世の理に反すること。
流石の魔法でも出来ない。
確かに奇跡なんて不合理。
真広は最初から蘇らせるのではなく、犯人を殺す事を願った。
そういう意味では彼は奇跡など起こらないと理解していたのだ。
その頃、トンネル内に夏村を呼び込んでいた真広。
銃を撃って、ガソリンに引火させ、夏村を燃やそうと考えたまではよかったけれど・・・。
彼は防御の魔法でそれすらかわしてしまったのだ。
決死の攻撃だったのに。
ここまでだと追い詰められてしまう真広。
吐き出した血。
だがそれが反応し、頬のキズを癒したのだ。
何故?
するとその時、火の中から吉野が現れたのだ!!
どうやら治癒魔法で真広の居場所を突き止めたよう。
そんな事も出来るんだ。
そして、走りながらトンネルを抜けたら一緒に森へ飛び込めと命じる吉野。
瞬間移動で後を追ってくる夏村。
だがトンネルを抜けたそこで、ヘリからの攻撃が!!
ヘリの攻撃時間を読んでみせた吉野。
なるほど、それを利用したのか!!
吉野やるなぁ♪
葉風もすっかり吉野に興味を持ったようで。
左門へ、ふたりに逃げられた報告をする夏村。
だが彼は葉風が立ちはだかるなら、再び合まみえるだろうと、かまわんと言う。
鎖部の一族が住む場所はまるで山の一部が大きな力で削られたような形をしているんだね。
これが左門と葉風の戦いで出来た跡なのか、はじまりの樹か、絶縁の樹の関係する場所なのか・・・。
どうやら愛花を殺した犯人は・・・
「鎖部一族の誰かだ」
「こんな偶然あるのか?
それともこれは何かの必然」
こも繋がりは何か?
「気にするな、これも何かの因果さ」と真広は言うけれど・・・。
吉野は何の因果なのか気になって仕方ないのだった----------。
二人は街を出て次はどこへ向かうのか。
どうやら政府はこの街をトンネル崩落事故で処理して封鎖してしまうよう。
死者はゼロと-----------。
でも、これ外部からの電話とか連絡はどうなるのか。
思わず現実的なことを考えてしまうけれど・・・黒鉄病の話が知れたら、確かに日本はパニックになるだろう。
さぁて、ひとまず動きが出てきた吉野と真広の行動。
今回で魔法の制約とか特性とかそういうのも勉強できたし、これを後はどう使っていくかだな。
そういうのを頭で考えるのが吉野。
行動で察するのが真広なんだろうな。
ふたりで一緒だから相乗効果になりそう。
アクションも安定のクオリティだし、これは安心してこれからも見られそうだ~♪
次回はふたりの出会い篇?
最初の印象は吉野の方がツンだったんだね。
次回も楽しみだ~!!
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