ふたりの出会いは----------!?
お話的には続きだったけど、今回は性格も物の考え方も逆なふたりがどうして出会ったか、
出会い篇って感じでしたね(^^)
なんとか夏村の追跡をかわし、ある田舎町へ向かったふたり。
そこではまだ無邪気に遊ぶ子供たちの姿が。
彼らには世界がどうなってるかなんて関係ないんだ。
どうやらここには
葉風の隠した魔具を探しに来たよう。
山村近くにあった神社の本殿に隠していたって・・・葉風ってばどんだけ罰当たり(><)
だがこの街にも蝶が。
にわかに緊張感が走るふたり。
話を聞いていた葉風もまた、リスクより自分の手が伸びる方を左門が怖れたことを察する。
調度通りかかった老夫婦に黒鉄病の事を教えなければと走り出す吉野。
魔具を持っている自分と一緒なら助かるのだから。
だが・・・当然そんな事を突然言われても信じられる人などいないだろう。
政府が隠ぺいしているのに、子供の、ましてや余所者のいう事など誰が信じるものか。
そういうところ完全に現実主義なのが真広。
でも、吉野は何もせずにはいられないのだ。
子供たちは蝶だと無邪気に笑っているけれど・・・その時、
ついに果実が山頂に姿を現したのだ!!
吉野は必死に真具の指輪を子供たちに放り投げるも・・・届かなかったそれ。
黒鉄病に犯され、抱き合うように固まった子供たち。
雨が降り始め、吉野はそんなふたりに、もう必要ない傘をさしてやるのだった・・・。
やりきれない吉野の想いだよなぁ。
でも、かといってこの子供たちが助かっても、生き残る道は狭かっただろうに・・・。
そして、雨宿りをするため、誰もいない民家に勝手に入ることに。
さすが順応性高い真広。
さっさとお邪魔しますって言いながら風呂に入りだしてる(><)
でも、面白いのが、
風呂はダメだといいながら、吉野はちゃっかり台所を借りて料理を始めてるし!!
長丁場になるから栄養はちゃんと摂らなきゃって事らしい。
こういうところはすっごく現実的なんだよね(^^;)
でも、
BGMがすっかりアニメ日本むかし話調になってるのに笑ったわ。
冷蔵庫から材料を調達して調理を始める吉野。
そこで葉風はふたりの出会いについて問うことに。
小学校の時からの付き合いだというふたり。
でも、最初は友達ではなかったというのだ。
真広の父親は名氏だったので、送り迎えなんかをされていたよう。
そして何か学校に言われでもしたら困るという事で、真広は遠巻きな扱いをされ、彼自身も他人を寄せ付けず、人を小バカにしたような態度を取っていたよう。
そんな彼と当然関わりを持ちたくないと、吉野もずっと遠巻きにしていた一人。
だが小学校三年の時に、ある事件が起こったのだ。
それは・・・バイクに乗った引ったくり犯が、警察に追われて、ハンドル操作を誤り真広を巻き込んで事故を起こしたというのだ!!
その日、お見舞いに行くという先生と一緒に、たまたまその日日直だった吉野が着いていくことになってしまう。
だがそこで真広は先生にジュースが飲みたいと席を外させ、焦る吉野。
「頼みがある」
そう言い出した真広。
そこで吉野はキッパリ、自分は渋々お見舞いに来たから、これ以上関わりたくないといったのだ!!
ある意味勇者!!
吉野言うなぁ。
だが、大人では聞いてもらえないから、吉野に頼みたいという真広の話とは・・・。
どうやらこの事故、真広曰く、
最初から自分を狙っていたというのだ!!
真広を殺す気で、わざと事故を起こしたように見せかけた------。
殺意を感じた事が気になり、何故殺されるのか、その理由と犯人の事を調べて欲しいという真広。
そして半分強引に話を進め、吉野を巻き込んだのだ。
さすが記憶力も、いざという時の行動力も凄いものを持ってる吉野は、あっという間に事件の真相にたどり着いてしまったのだ!!
すごい洞察力!!
推理も鮮やか。
こりゃ凄いわ。
どうやらこの真犯人は、
先日真広の父が辞めさせたというお抱え運転手だった男。
吉野は以前真広の送迎に来ていたこの男の顔に見覚えがあったよう。
通学路や寄り道のルートを知っていた事。
しかも、引ったくり犯とこの運転手は知り合いだったようで。
恨みから来る復讐。
実行犯はそれを手伝わされたのだろう。
ま、
吉野的には早く真犯人を見つけて、さっさと真広との縁を切りたかったってのが本音のようですが(^^;)
厄介ごとは早めにって事で。
でも、計算違いだったのは、教師たちが吉野と真広が仲がいいと勘違い・・・というか、無理やり真広を吉野に押し付けたようで。
一緒にさせておけばおとなしくしているのを見て、これはとばかりに厄介ごとを吉野に任せたのか。
『真広係り』ってそれはどうよ、先生たち~(><)
ま、それでもなんだかんだで今まで続くような仲になったわけで。
災難だけど腐れ縁。
でも、真広の事は、皆怖れているのではなく、憧れていたのだという吉野。
なんでも出来て、好き放題行動して、いつも不敵に、自由に生きて-------。
だからこそ友達になりたかったと思っていた子も多かったんだろうというのだ。
幸か不幸か・・・友達になってしまった吉野。
「真広に関わったせいで、僕も遠くに来たもんですよ」
しみじみとそう呟く吉野。
そして、ようやく長風呂から出てきた真広は、セロリ入りの味噌汁に
「不合理だな」と文句。
これは吉野がセロリが苦手だからなんだってさ。
静かな夜。
虫の声すら聞こえない静寂。
それはやはり黒鉄病のせいか・・・。
では蝶は何故大丈夫なのか?
それに葉風の答えはない。
昼寝中~?
そして、吉野は思い切って愛花の話をしようとしたその時、真広はすでに眠ってしまっていたのだった・・・。
タイミング逃しまくりだ~(><)
なぁんかこれ、後のしこりにならないか心配だわ。
翌朝、吉野が目を覚ます前に外へ出る真広。
今度はちゃんとお金を使って飲料水を求める真広を珍しがる葉風。
彼女は真広にもふたりの付き合いの話を聞くことに。
「くだらねぇ事故があって、くだらねぇ結果になって、まぁ色々あっての腐れ縁だな」
めっちゃ簡単に説明するなぁ。
でも、どうやらこの話、まだくだらねぇ落ちがあったんだとか。
その後、作文の発表で、
あの時の事故は真広が子犬を助けようとしたからだという作文を吉野が読んだのだ!!
「真広くんは本当はとっても優しい人です」
その言葉に感動する先生や生徒達。
それからクラスメイトたちが真広を見る目が変に生暖かくなったよう。
こりゃ完全に吉野の意趣返しって所だね(^^)
吉野はあんな顔して性格悪いんだ。
でも、もし二人が出会わなければどうなっていたか?
「ひょっとしたら、こんな遠くへは来れなかったかもな」
わはは!!
二人とも同じこと言ってる~♪
葉風も思わず笑ってしまったよう。
そして真広は、昨日黒鉄病で固まった子供たちの元に、先ほど購入したペットボトルを置いて去って行くのだった・・・。
傘にしても、飲み物も、すでに子供たちには不要なもの。
それでも何かしなくてはいられないんだ、二人とも。
二人だから、ここまで来れた。
なんだかんだ言ってもやっぱいいコンビなんだよ、このふたり。
後はこのふたりが最後まで信じあえる仲でいられるのが鎖部一族に対抗できる条件だろうね。
だからこそ、余計に愛花の事を黙っていたことが後の不安材料にならないか・・・。
ひとまずこれでふたりの馴れ初め(?)も判明。
次の町へってことになりそうですね。
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