弱い心----------。
時間がなくて感想遅くなりました。
お付き合いいただける方はどうぞ~♪
なのでこちらからTB送信はいたしません。
川に放り出されてしまった信乃たち。
だが、どうやら黒い目玉が水に濡れて膨張したため助かったよう。
あの鬼もまた人の姿に戻っていたのだ。
青蘭はすぐに現八と信乃を探せと命じる。
そして、村雨も------。
荘介の命を繋ぎとめたのは自分のエゴ。
それをずっと心の中で罪悪感として抱えている信乃。
荘介はまだ人の姿にも戻れず、犬の姿で傷を癒そうといているよう。
結局小文吾の家に戻って来た信乃たち。
荘介が信乃がベッドの下で座り込んでいる姿を見て、風邪をひくと声をかけてきたので、思わずその首に無事だったかと抱きついてしまう。
だがその時、外から村雨と、里見の犬神の八房がやってきたのだ!!
怯える信乃。
そこへ食事を知らせてきた小文吾が。
部屋いっぱいの大きさの巨大な八房を見て悲鳴を上げる小文吾。
ま、犬神にカラスの村雨、で犬の荘介まで揃えば・・・もう何も言うまい。
そして・・・目を覚ました現八は、部屋の中のアニマルワールドにまだ夢の中かと言い出す始末。
現八の頬に花の形の痣を見た信乃。
どうやら現八は昨晩の鬼に変化した後の記憶はないよう。
信乃を追い掛け回していたという話を聞き、あやかしが上手く人間に化けたなと言うのだが・・・。
信乃は最初は人間。
「あんたと同じだ、ただの人でしかない」
昨晩の現八の姿を見てもそういう信乃。
外見など関係ない。
「惑わされるな」
その言葉にここにいた皆がなんだかほっとした空気をまとうのだった・・・。
そんな信乃と荘介だから・・・小文吾も誰にも話せない秘密を打ち明けてくれる。
3年前の北部で発生した人質事件。
村の人間を人質にしたその事件を諌めるために現地へ向かうことになった現八。
そして小文吾も一兵士として同行したという。
だが、その人質の中に、彩姫という豪族がいたという。
そのせいで思わぬ苦戦を強いられ、戦いは長期戦へ。
冬を向かえ、飢えと寒さで次々と脱落して行く兵士たち。
村は酷い有様。
そこへ人を食う鬼まで現れたというのだ。
そしてあの時、現八と小文吾は確かに死んだ-------はずだった。
だが、必死に生きたいと願った。
その時、2人の元に光る珠が。
どうやって助かったのか?
それを覚えていないという小文吾。
そして彼が出してきたのは・・・1枚の写真。
そこに写る女性を信乃は現八の記憶の中で見たのを思い出す。
それは----小文吾の姉。
そして、現八の婚約者だった人------。
必死の思いで戻って来た二人。
だが・・・無情にも、姉は事故で亡くなっていたのだ。
絶望した現八。
彼は首を切って命を果てようとしたのだが・・・傷はすぐに再生されてしまい、死ぬことが出来なかったのだ。
拳銃で頭を撃っても同じ。
何度も何度も繰り返される自殺。
死にたかった。
なのに・・・いつのまにか、小文吾も死ねない身体になっていたのだ。
他のみなはあの時全員死んだ。
彩姫だけは里見と八房がやってきて、あっという間にカタをつけ救出したという。
最初からそうすればよかったのにって話。
でも、まぁ、
軍が教会に頭を下げるなど、上のプライドが許さなかったって事なんだろう。
そのために犠牲者だけが増えてしまったと・・・。
小文吾たちの話はここまで。
彼が気になるのは信乃たちの事。
何故青蘭たちが信乃を狙うのか?
それは------村雨のせいだろう。
だが・・・あれは人が触れていいものではない妖刀。
関わるなと青蘭に忠告する明光は・・・すぐに虫により己の意思を侵略されてしまうのだった----。
一方浜路をお嬢様学校へ編入させようと、見学に向かう要。
彼に知識と教養を教えたのは狐たち。
そして教会の者。
尾崎の家は・・・要を殺そうとしたこともあったという。
だがその時は狐たちが怒り、彼を守り死者まで出てしまったというのだ。
その帰り道、突然浜路を襲う虫。
彼女の頬に傷を作られ、怒りを纏った要。
今までは放っておいたけれど、お気に入りの浜路を傷付けるなど、流石に黙ってはいられなかったよう。
ついに要も動き出す。
一方、鬼狩りをはじめた青蘭。
その頃、何故か目玉に餌付けをはじめた現八。
最初は巨大化していた目玉に魚をあげようとして、噛みつく勢いで口を開いた姿に腰を抜かしていたのだが、掌サイズになった途端、なんだか親しみを感じてしまったか・・・。
刺身を与え『目玉のグロイ奴』という事で、通称メグと名前をつけてしまったのだ!!
驚く信乃たち。
このままここに置いていこうと言い出す信乃に、持って帰れと告げる小文吾。
そして、青蘭たちの来訪を感じた信乃。
だが、既に囲まれてしまったよう。
すぐに火矢が放たれ、総攻撃を受ける4人。
だがその最中、青蘭は、現八に誰も告げなかった婚約者の死の真相を告げたのだ。
彼女は・・・父親が誰か分からない子供を身ごもっていたと------!!
そして現八が戻ってくると知り、罪の意識からか、彼女は身を投げたのだと・・・。
現八が戻ってこなければ彼女は死ぬことはなかった。
そう告げられ、現八はついに己を解放!!
再び鬼に変化してしまった現八。
その力は圧倒的で、僧たちは次々と吹き飛ばされ、青蘭も片腕を失ってしまうのだった・・・。
流石にこれまでと引き上げようとする青蘭。
だがそこへ現れたのは-----要!!
そして、彼は狐を操り、青蘭を威嚇。
既に虫たちはすべて処分された後だったようで。
今まで青蘭を嫌いではなかったと言う要。
だが、今回は浜路に傷を負わせてしまった。
それは失態。
信乃は村雨で雨を降らせ、火事を鎮火。
人の姿に戻った小文吾は、現八に真実をいえなかったことを謝罪。
後追いするような奴にはいえなかった。
似たもの同士だったふたり。
今度は殺しても死なないような奴を選べと言う小文吾。
「お~い!!
生きてるか?」
その時、現八の顔を覗き込んで声をかけてきたのは・・・信乃。
「いたな」
よく見れば顔も好み。
殺しても死なない奴。
信乃の顔を掌で包む現八。
「おい、兄貴、それ男ですからぁぁぁぁ!!」
わはは!!
小文吾、いつまでたっても平穏は訪れないようで(^^;)
振り回されっぱなしの苦労人。
現八はこれで死ぬのはやめそうだけど、信乃が気に入ったという事で、今度は厄介な方向へ行きそうじゃん。
BL展開~♪
荘介が守りそうだ(わはは)
すっかり信乃を養う方向で考えてる現八。
ま、それが彼の生きがいになればねって事で。
これでようやく現八たちの過去も判明し、一気にふたりの珠の持ち主も判明。
ま、それを信乃たちがいつ知るところになるかって話だけど。
運命によって導かれる八人の従者。
さぁて、次はどんなあやかし憑きが現れるのか。
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