日々人、無事救出---------!!
最後の最後。
ぎりぎりの状況で日々人を救ってくれたブライアン。
ようやく酸素が体中を巡り、手を握り締め、足を動かし、身体を検分する日々人。
動く。
意識も正常だ。
つい先ほどまでは谷に落ちて死ぬ気だったのに・・・。
ブライアンが呼び止めてくれたのか。
人形に感謝する日々人。
その様子をBRIAN3号からモニタリングしていたヒューストンの皆は、助かったと、思わず拍手を送る。
熱くなったなぁ。
やっぱりこういうのはぐっとくる。
「よくぞ間にあってくれた、ブライアン!!」
皆がいつも後方に立っていたブライアンを思い出し、後ろを振り返って拍手する。
幻影と分かっていても、皆が今もまだブライアンを仲間だと、ここに居てくれることを感じているんだ。
惜しみない拍手が送られる中、クラウドは、吾妻がここにいてくれたから日々人は助かったと感謝する。
やはりあの時、吾妻はクラウドに六太が示した場所にBRIAN3号を向かわせるように助言していたよう。
救助を待つ時は、動かないことが鉄則。
だが、日々人たちが移動しなければならない状況にあるとすれば、それはそうせざるを得ない事態になっているという事。
時間がないという事なのだろう。
「JAXAの案は、最悪のケースを想定して考えられた、最善の策です」
吾妻の言葉に、クラウドはビートルをそちらへ向かわせるのは賭けになると渋面。
そこで吾妻はBRIAN3号を向かわせてはどうかと提案したよう。
結果的にその判断が正しかったという事になったようで。
それは自分の判断ではないと告げる吾妻。
「日々人の兄の判断です。
南波六太、もうすぐ我々の仲間になる男です------」
六太にも、ようやく星加から日々人の無事を告げられ、長い息を吐く。
頭をかいた六太は、顔を赤らめ、こみ上げるものを我慢しながら星加たちに感謝する。
「ありがとう・・・ございます」
泣きそうな六太を見て、こっちまでもらい泣きしちゃったって。
感動はまだ続く。
バディたちがついに日々人の元へたどり着いたのだ!!
興奮気味にバディが日々人とBRIAN3号を見つけたと報告。
「チクショー!!見つけたぞ~!!
コノヤロウ~!!」
はしゃぐバディの気持ちが痛いほど伝わる。
ほっとよかったと息を吐くフレディ。
日々人は立ち上がり、2人に、そしてヒューストンに向けピースサインを示すのだった---------。
みんな相変わらずの日々人の姿に笑うしか出来ない。
ブライアンも無事救出。
帰ろう。
皆で。
ビートルの中で早速くーかー大きないびきをかいて寝てしまった日々人。
流石だよ、この変わらない態度。
でも、これが日々人なんだよな(^^)
そして基地に戻って行くビートルを、見守るように立っているブライアンの宇宙飛行士の人形。
それは--------少年時代、ブライアンとエディがバズとニールという宇宙飛行士の人形を欲しがったクリスマスの出来事。
宇宙でも壊れないという、うたい文句のそれを、どうしても欲しいと思ったブライアン。
サンタにお願いするというエディ。
でも、本当にこれが宇宙空間でも壊れないのか?
「試してみるか、ブライアン。
俺らが月に行った時、一緒に月面に並べよ~ぜ、これ」
それが兄弟で交わした約束。
ニールとかかれてあったそれがはげてしまい、ブライアンと書き直したというあの人形。
フレディは最初から例の光がUFOじゃないと分かっていたのだ。
バディってば、ちゃっかり置き土産か何かと分かっていたとか言い出すし(^^)
でも、ブライアン人形でよかったと言うバディ。
「多分・・・UFO見るより興奮してたな、俺」
そうだね。
ヘルメット部分の反射が日々人を助けてくれたんだ。
ブライアンにはたくさんの事を教えてもらったと話すバディとフレディ。
色んな裏技や、マスコミ受けするコメントだとか、日常ではあまり役には立たなさそうな、でも宇宙飛行士ならではの必要な事。
で、2人とも最大のポイントは、
「自分を大きく見せるコツ!!」
今でも現役宇宙飛行士たちの間にブライアンはちゃんと生きている。
みんなの憧れで、大好きだった先輩。
そして、誰もが認める。
「最高の宇宙飛行士だよ」
基地へ戻った一行は、すぐにヒューストンへの連絡と、対応に追われる。
ダミアンは手に大きな凍傷を負ってしまったよう。
パンパンに腫れてはいるけれど、3ヶ月で治るよう。
でも、カレンってばもっと痛むわよって、彼女Sな人だったのね(><)
それを羨ましいと思うバディはどうよっ!!
日々人は昏々と眠り続けているよう。
そして2日後--------。
ようやくJAXAとの通信が許可されたよう。
これも、まだ日本の有人飛行が可能になっていないからって優先権の問題のようで。
そこはいずれ福田さんが日本で初の有人飛行の出来るロケットを開発してくれることを祈るのみ!!
六太を呼んで、ようやく兄弟の対面がなされたよう。
職員たちが気を使い、部屋を出て行くのがまたいいねぇ。
2人きりになった六太は、何をどう話すか・・・前のめりすぎるっ(><)
そっちの暮らしはどうよと、危険な目にあってないかとさらっと尋ねる六太。
ま、六太は酸素が無くなっていた事は知らなかったわけで。
後から知らされてよかったとほっとしたのが1番。
「そうだな、別にたいしたことねぇな。
いたって平和だ」
やっぱり兄はちゃんと分かってるな。
なんでもないって、日々人なら笑い話で済ませるだろうって事も♪
そして深めの谷に落ちたと人事のように告げた日々人。
でも、そこからの眺めは最高だったと。
ムッちゃんも早く見た方がいいと告げる日々人に、もうすぐ行くと答える六太。
そして目を覚ました後、フレディから聞いた話では、
日々人は3人の宇宙飛行士に助けられたというのだ。
ブライアン-----彼の人形が呼び止めた。
吾妻-------BRIAN3号を日々人の元へ送ってくれた。
「で・・・その行き先を示してくれたのが、ムッちゃんだ。
ありがとな・・・ムッちゃん。
それから、俺らは生きて一緒に月面に立とうぜ」
日々人の感謝の言葉に、顔を赤らめる六太。
「バカヤロウ・・・当たり前だ-----------」
六太ってば感動屋さん♪
泣きそうなのを誤魔化すしぐさとか、本当一緒に感動しちゃうわ。
よかった。
本当に救出されるまでは長かったけど、しっかり、じっくり見せてくれるから気にならないし、むしろ続きが気になって仕方なかったってのが大きかったもんなぁ。
いやぁ、本当今回もこみ上げるものが多かった。
次回からはついに六太の宇宙飛行士としての訓練の準備も始まるようで。
ようやく落ち着いて見られるようになるね~(^^)
いやぁ、今週も感動をありがとう。
3人の宇宙飛行士に拍手!!
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