真広に本当の事を話すのか------?
愛花の彼氏は誰だったのか。
その真実を聞く時が、話す時が近づく---------!!
あれから羽村と新たな魔法使いの「舞姫」の戦いはそこかしこで起こっているよう。
そして新たな果実の出現。
そこにも2人は現れたよう。
頭を抱える山本たち。
そこへ新たな問題発生という事で、哲馬の運転する車が襲撃を受ける。
やってきたのは-------葉風!!
結界破って、のんきに笑顔で手を振る葉風の姿は・・・こりゃ確かに頭の痛い問題だわ(><)
そこで拾ったついでに山本はズバリ葉風にこちらの手の内を曝して見せる。
はじまりの樹超兵器説に加えて、吉野に絶園の魔法使い伝説。
だが、それなら羽村を強くさせようという協力などしないという葉風。
今は潤一郎が羽村を特訓しているようで(^^;)
左門が準備に1年かかった果実を、たった数日で飛ばして見せたのも葉風が姫だから出来た事。
あはは!!
哲馬悔しそう~♪
さて、詳しい話を聞きたいと、山本とふたりだけでお茶をしながら話をする葉風。
文明兵器との考えを提示し、あまりに進んだ科学は魔法と区別がつかないと言い出す山本。
魔法が未知の科学の産物でないとどうして言えるのか?
では絶園の樹はどう説明するか?
ふたつの樹は最初からひとつのものとして作られ、同時に地球に現れた・・・。
こうなると超兵器説は無理筋。
ま、それでも発想の方向性はまちがっていないだろうと言う山本。
だが、
もしはじまりの樹が倒すべき侵略者なら、葉風を倒すのは吉野かもしれない-----。
まだ吉野だという確証はないと前置きし、それでも葉風は遠くを見つめる。
「それはそれで悪くない」
愛ゆえに最後に何をやらかすか分からない危うさがある、今の葉風。
その時、葉風は富士山麓から樽と木彫りの人形を回収して欲しいと山本に依頼。
さて、葉風は何をするつもりなのか?
一方真広は・・・携帯電話も置いたまま出て行ってしまったよう。
真実を知りたいけど、怖いのか・・・。
何も答えないは墓に祈って何になるのか?
「俺はどう変わることを望んだ?」
覚悟を決められないまま愛花の墓に向かうのだが・・・まさにそこに吉野が!!
約束はしていた。
でも、ここで会う予定ではなかった。
迂闊だったと失態を悔やむ真広。
そう、
ハムレットでもまさに兄とその恋人が妹の墓地で再会するではないか!!
その言葉に真広が「知って」いることを悟った吉野。
ついでにお前の彼女も教えろと、手間ではないだろうと笑ってみせた真広。
そしてふたりは、吉野が買ってきた、もう冷めてしまった回転焼きを食べながら丘の上のベンチに座り、話をすることに。
「というわけで、俺が愛花ちゃんの彼氏なんだよ」
そんなので済ますなと、最初から説明しろと言い出す真広に、ではいつから付き合って、手を繋ぐようになってキスをしたのか説明しろというのかと、真広を追い詰める吉野。
こういう所吉野は意地が悪いよなぁ(^^)
俺の愛花にそんな事したのかと憤慨する真広。
ま、この場合「吉野の」と言う方が正解だろうな。
正真正銘、愛花の彼氏は吉野だったわけだから。
「僕を殴らないのか?」
ま、兄である真広に隠れて付き合ってたわけだし、それが一番吉野には後ろめたいことだった。
でも、実際は吉野の方が弱みを握られていた感じでつきあってた雰囲気だったわけで(^^)
それを知って、真広は殴る理由はないと一蹴。
「それは理屈にあわねぇ。
俺は愛花にとって、何者でもなかったんだからな」
友人でもない。
兄であることすらまともに認めたこともなかったから・・・。
恋人でもない。
好きだと言ったわけでもない。
「俺は、何も愛花に伝えてないんだ」
好きという自覚すらなかったのだから・・・。
「あの愛花にも好きな男がいて、そいつと楽しく過ごせていたなら、喜んでやるのが筋だろ。
それがお前なら、なおさらだ」
男らしい奴だなぁ、真広。
強い奴。
富士での一件も、そして今も、吉野の原動力は愛花への想い。
愛花の死を悲劇にしないため。
真広が復讐でどうしようと構わない。
「でも僕はせめて、愛花ちゃんの死によって、世界が救われたと思える最後にしてみせる」
テンペストを用いてそう告げる吉野。
そうなると復讐を念頭においている真広とはいずれ敵対してしまうかもしれない。
それでも互いに譲ることはない。
愛花への想いだけは、互いに本物なのだから------!!
ソファの上で、胡坐をかいて食事をしていた愛花。
そんなんじゃ彼氏もできないと言ったけれど・・・既に吉野という、すべてを理解した上で付き合っていた彼氏がいたわけだ。
思わず笑ってしまう真広は、ついに自覚する。
「まったく・・・俺は本当に、本当に愛花の事が好きなんだな」
殴るとしたら1発ではすまない。
お互いに互いの前では泣き喚きもせず、弱い一面を見せたことがない事を知っているから・・・。
さて、どうやら2人して和解したとマンションに帰ってきたことで、今度は左門が慌てる番のよう。
わはは!!
相変わらずぐるぐるしてる子だ(^▽^)
一体どうなっているのか?
現状についていけない左門。
悩みはつきないようで。
で、ここに葉風も加わり、一気に大所帯になったマンション。
すっかり愛花が相手だとわかったことで、互いにオープンになってしまったか、今度は葉風が吉野に猛アタック!!
自分の方がいいかもしれないと胸を腕に当てたり、アピールしまくり♪
ま、愛花は細くて胸も小さかったと告げると、怒り出したのは真広・・・一体何の図って話。
これでよかったのか?
さぁ。
愛花しか見ていない吉野。
でも、高望みはしないという。
それに・・・
葉風は自身の生まれと行いの責任を取らねばならないのだ。
愛花を殺した犯人を見つける手段は見つかったという葉風。
すべては吉野のため。
ほかに何がある。
「そこは嘘でも、世界のためと言っとけ。
左門が泣くぞ」
「世界のためと言うより、惚れた男のための方が、迷わず事を選べる」
誰かの為の方が強くなれる。
「貴様も、誰のための戦いか、見誤るなよ」
真広の答えは・・・自分のため。
そんな2人の話を聞いていた羽村は、信念を持って戦う人の強さを目の当たりにし、迷いが生じてしまったよう。
何が正しいのか?
迎えに来た山本は、それに答えをくれる。
3人は強い。
だが、彼らの未来への夢は、所詮叶わない夢なのだ。
失ったものへの未練。
では左門と早河は?
多くの人間が生き残る選択をしようとはしているけれど、そのための犠牲は厭わない。
そんな連中が正しいかなど言えない。
だが、それぞれの正義など、立場が変われば、ただの悪い冗談。
「要は、君自身は何のために戦うか?
それだけ決めておきなさい」
そして翌日。
全員揃った所で葉風は皆に告げる。
最後の果実を飛ばす前に確かめることがある。
それは、愛花を殺した犯人は誰かという事。
そこにこの混乱した状況と、ふたつの大樹の真実があると思えるというのだ。
そこで葉風はなんと、
過去に戻ると言い出したのだ!!
「不破愛花の殺される前の時間にな---------」
その方法があったか!!
ま、これは葉風だから出来るって話だけどさ。
そこで明かされる真実が何なのか?
誰が愛花を殺したのか。
穏やかだったなぁ。
もう少しもめるかとか思った吉野と真広の和解。
これは2人の関係と、愛花の存在が2人の間にあったからこその和解だったんだろうな。
想像してたのとは違ったけれど、逆にすごくこの展開に納得できたもん。
それに振り回される鎖部一族が面白くてナイスすぎだ♪
やっぱぐるぐる左門には爆笑しちゃったし(^^)
で、次回からはついに愛花と葉風が同じ時間軸に!!
どんな展開になるんだろう。
凄く楽しみだわ。
愛花が殺された意味。
そして彼女の存在の意味。
この黒幕は誰が?
最後まで目が離せない!!
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